石原さとみ、涙の「高嶺の花」クランクアップ「こんなに孤独を感じたことはなかった」ハグで感謝伝える

石原さとみ×峯田和伸×野島伸司『高嶺の花』

同作は、『高校教師』『101回目のプロポーズ』などで知られる野島伸司氏が脚本。石原演じる華やかな世界に生きる名門華道家・月島ももと、銀杏BOYZの峯田和伸演じる商店街の自転車店主・風間直人が偶然出会い、まさかの運命の恋に落ちていく様子を描く。ほかにも、芳根京子、千葉雄大、三浦貴大、小日向文世らが出演する。

石原さとみ、涙の『高嶺の花』クランクアップ

石原は、峯田とのワンシーンでクランクアップ。「こんなに孤独を感じたことはなかった」と撮影を振り返った石原は「一人で頑張らなきゃいけないんだ、一人で乗り越えなきゃいけないんだって何度も思わされて…。でも終盤スタッフの皆さんと飲みに行かせていただいて色んな話をして、すごく支えてもらってたんだなって、味方いたんだって気づいて。やっとそこで周りが見えるようになってきて、それまで本当に辛かったんですけど、頼っていいんだ、甘えていいんだ、愚痴こぼしてもいいんだと気づいてからは徐々にですけど心が安定してきました。すごく辛かったですけど、今思うのはこの役をやってよかった。そう心から思える」と涙ながらにコメント。

「いつもあたたかく優しく支えてくださるスタッフの皆さん、キャストの皆さん、本当に多くの皆さんが励ましてくれて、笑わせてくれて…。どうして一人で背負い込んでいたんだろうって今は思います。だけど、本当にこれほどスタッフさんを愛したことはない。こんなに心から一人ひとりを抱きしめたいと思ったことはないです。本当に支えてくださり、ありがとうございました。お世話になりました！」と述べて深々と頭を下げ、言葉通りスタッフにハグをして回った。

峯田和伸「今日はいい夢見られると思います」石原さとみをねぎらう

クランクアップ後、峯田とともに報道陣の取材に応じた石原は「まだ実感がわかない。早く情緒が安定したい（笑）」と晴れやかな笑顔。

明日クランクアップを迎える峯田は「さとみさんはすごい大変だったと思うんですね。誰がやっても途中で壊れちゃいそうな役だったと思うし、それを最後までやりきった」と石原の健闘を称え、「僕はまだ終わってないですけど、多分僕今日はいい夢見られると思います。本当にさとみさんとももさんが一体化しているのを見てきて、最後までやってくれると思っていたので、本当にゆっくり寝られると思います（笑）。おめでとうございます」とねぎらった。（modelpress編集部）