綾瀬はるか、波瑠、広瀬アリスのギャップがすごい 顔芸ばりのコミカル演技や腹芸…コメディエンヌぶりが炸裂
2018.08.13 16:59
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夏ドラマもそろそろ折り返し。ここでは、女優陣の振り切ったコメディ演技が光る3作品を紹介したい。
綾瀬はるか「義母と娘のブルース」
まずは「義母と娘のブルース」(TBS系/火曜よる10時)で主演を務める綾瀬はるか。「ホタルノヒカリ」「きょうは会社休みます。」「奥様は、取り扱い注意」など多くの作品でコメディ要素のある役を演じてきたが、これまではわりと、可愛らしい部分や天然っぽい素顔が覗くような“笑える”役が多かった。しかし今回は、元キャリアウーマンで堅苦しい、普通じゃない母親。白シャツにスーツを着用し、キャリアウーマン時代に培ったビジネススキルや知識を駆使し、家庭に降り掛かった問題を解決している。腹芸に土下座芸、にんじんが食べられない義娘に対して宴会コールで促す、キャラ弁を作れば「株価チャート」弁当に…と畑違いの家事や育児に奔走するハチャメチャなキャリアウーマン義母を真顔で演じる様子が視聴者の笑いを呼んだ。
心温まるエピソードはありつつも、コメディータッチだった序盤を経て、良一の余命がわずかであり、娘のために結婚したことなどが明らかになった第1章。14日からは第2章がスタート。父の愛が繋ぐ10年とは、成長した娘の姿は、さらに佐藤健演じる謎の男はどう絡んでくるのか…などストーリーはもちろん、綾瀬のシリアスとコメディ両方の演技も楽しみである。
波瑠「サバイバル・ウェディング」
「サバイバル・ウェディング」(日本テレビ系/土曜よる10時)は、女優の波瑠が演じる主人公が魅力的な痛快コメディ作品だ。朝ドラ「あさが来た」以降、立て続けにドラマ出演を果たしている波瑠。冬クールの同枠で放送された「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」では、弟に対するドSキャラが光っていたが、「サバイバル・ウェディング」では応援したくなるヒロインに。「半年以内に結婚できなければ、会社クビ」という理不尽な目標に向け、あざとさゼロで恋に仕事に一生懸命に取り組む姿は応援したくなる。
気になる年下イケメンに対し、ヨダレを垂らしながらもたれて寝てしまったり、フリスクをばらまいてしまったり、モテファッションで居酒屋デートに挑むも泡盛好きをバラされてしまったり、とラブコメらしいありえない展開でも、波瑠のくるくる変わる表情と明るい演技で視聴者をひきつけている。
広瀬アリス「探偵が早すぎる」
そして予想以上のコメディエンヌぶりを発揮しているのが広瀬アリスだ。「探偵が早すぎる」(読売テレビ・日本テレビ系/木曜よる11時59分)で俳優の滝藤賢一とともにダブル主演を務める広瀬が本当に振り切っている。同作は他界した父親遺産5兆円を相続することになった一華と、一華を殺して遺産を奪おうとする一族から一華の命を守る探偵を中心としたドタバタ劇なのだが、目や口を大きく開き驚愕した表情や口を大きく歪ませ訝しむ姿など、広瀬のもはや顔芸といえる振り切ったコミカルな演技が圧巻。滝藤や水野美紀とのスピード感のある掛け合いも見どころだ。
美貌とギャップの演技で魅了
その美貌とはギャップのあるコメディ演技で楽しませている夏クールの美女たち。後半戦も楽しみだ。(modelpress編集部)
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