EXILE岩田剛典、FANTASTICS中尾翔太さん死去にコメント<全文>
2018.07.08 12:58
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胃がんで活動を休止していた、LDH JAPAN所属のFANTASTICSのメンバーである中尾翔太さんが6日、死去したことが8日分かった。22歳だった。これを受け、EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典がコメントを発表した。<以下全文>
岩田剛典、中尾翔太さん死去にコメント
岩田は8日、公式モバイルサイトにて「22歳というあまりにも早く、残酷な現実に自分もショックで言葉を失いました。残念でなりません」とコメント。幼少期のアンダーグラウンドシーンでダンスをしていた頃に中尾さんと出会った岩田は、「同じ名古屋出身で、同じクランプというジャンルが好きだった彼はキッズ時代から群を抜いてセンスと才能がありました」と回顧。「ちょうどひと月ほど前も、連ドラがクランクアップした次の日にお見舞いに伺ったのですが、その時もいま1番の娯楽はテレビでLDHメンバーが活躍する姿を観れることだと言っていて、何より『崖っぷちホテル!』を毎週楽しみにしてくれていると言ってくれました。彼の声は自分にエンタテインメントの世界で生きる意義を改めて気付かさせてくれました」とFANTASTICSのメンバーのなかでも特別な思い入れがあったことを明かした。
そして、「彼の想いや魂を胸に、彼が生きた証をEXILE TRIBEの看板を背負うメンバーとして、また1人の人間として全うしていこうと思います」と中尾さんの思いを胸に決意を語った。
FANTASTICS中尾翔太さん死去
中尾さんは、3月に胃がんを公表。復帰を目指し、治療に専念するため活動を休止することを発表していた。8日、公式サイトでは「弊社所属のFANTASTICSパフォーマー中尾翔太ですが、今年3月に活動の一時休止を公表して以降、病気治療に専念しご家族のご看病のもと、懸命に病と戦ってきましたが、7月6日、誠に残念ながら永眠致しました」と報告し、「弊社としましても回復を信じ医療機関と密に連携して最善を尽くしてまいりましたが、大きな悲しみの中に故人を追悼しております」とコメント。
「葬儀は、ご家族の意向により親族および、LDH所属メンバー、スタッフ関係者で執り行うことになりました」とし、ファンに向けたお別れの会を予定しているという。
FANTASTICSとは
FANTASTICSは、リーダーであるEXILEの世界&佐藤大樹、ダンス&ボーカル、アクトスクールEXILE PROFESSIONAL GYMより選抜された中尾さん、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人の7人で2016年12月に結成。昨年12月に行われた「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION5~夢を持った若者達へ~」で合格したボーカリストの中島颯太、八木勇征が加わり、9人で新たなスタートを切っていた。(modelpress編集部)岩田剛典コメント全文
モバイルをご覧のみなさんニュースで知ったという方々もいらっしゃるかと思いますが、
病と闘い続けていた中尾翔太が、天国に旅立ちました。
22歳というあまりにも早く、残酷な現実に
自分もショックで言葉を失いました。
残念でなりません。
翔太との出会いは翔太が11歳か12歳の頃、アンダーグラウンドシーンでダンスをしていた頃に知り合いました。
同じ名古屋出身で、同じクランプというジャンルが好きだった彼はキッズ時代から群を抜いてセンスと才能がありました。
それから何度かダンスセッションをしたりEX SHOWのステージも一緒に立ったりと、、
彼のアーティストデビューという夢への努力をそばで見てきて、キッズ時代からずっとライバルだった同世代のレオが先にアーティストデビューしたり、彼なりに色んな挫折もあったんだと察しています。
それでもへこたれず、諦めずについに掴んだのがFANTASTICSという夢の場所だったんだと思います。
僕はそんな彼に対しては、FANTASTICSのメンバーの中でも思い入れが違いました。
ちょうどひと月ほど前も、連ドラがクランクアップした次の日にお見舞いに伺ったのですが、
その時もいま1番の娯楽はテレビでLDHメンバーが活躍する姿を観れることだと言っていて、
何より『崖っぷちホテル!』を毎週楽しみにしてくれていると言ってくれました。
彼の声は
自分にエンタテインメントの世界で生きる意義を改めて気付かさせてくれました。
その時も翔太は弱音は一切吐くことなく、
必ず復帰してみんなと一緒にステージで踊ります。
と自分をまっすぐな眼差しで見つめ、力強く話してくれました。
痩せてしまったその身体つきからは考えられないような強靭なハートで最後の最後まで戦い抜いた翔太に、
心の底からのリスペクトの気持ちでいっぱいです。
そんな彼は今、別の場所に旅立ちましたが、
彼の想いや魂を胸に、彼が生きた証をEXILE TRIBEの看板を背負うメンバーとして、また1人の人間として全うしていこうと思います。
翔太のことを応援していただいたファンの皆さま、本当に応援ありがとうございました。
翔太には安らかに眠ってほしいとただ願うばかりです。
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