今秋朝ドラ「まんぷく」新キャスト11名発表 桐谷健太・松井玲奈・瀬戸康史ら抜擢
2018.06.04 15:08
女優の安藤サクラがヒロインを務める、NHK大阪放送局制作の平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」の新キャスト11名が4日、同局公式ホームページにて発表された。
「まんぷく」日清食品創業者夫婦がモデル
インスタントラーメンをこの世に生み出した日清食品の創業者で実業家・安藤百福（ももふく）氏とその妻・仁子（まさこ）氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の成功物語。タイトルは、物語のヒロイン・福子（安藤）と、実業家の夫・萬平（長谷川博己）の夫婦の名前を合わせて命名。食と幸せのシンボル「満腹」という意味と、日本の朝に「福＝幸せ」がたくさんあふれますように、という願いも込められている。
新キャスト11名発表
ホームページでは、桐谷健太、松井玲奈、瀬戸康史ら新たな出演者を発表。連続テレビ小説初出演となる桐谷は、商社を経営し、萬平の才能にいち早く目をつける世良勝夫（せら・かつお）役。同じく初出演の松井は福子の女学校時代の親友・鹿野敏子（かの・としこ）を演じる。また瀬戸は戦争で家も母も失い、天涯孤独となった青年・神部茂（かんべ・しげる）役を務める。
そのほか萬平が後に開く製塩会社で働く従業員・岡幸助（おか・こうすけ）を中尾明慶、香田家の4人兄弟の長女で、福子の姪・香田（こうだ）タカを岸井ゆきの、福子が働くホテルの先輩でフロント係・保科恵（ほしな・めぐみ）を橋本マナミ、福子の女学校時代の親友・池上（いけがみ）ハナを呉城久美、お金持ちの歯医者・牧善之介（まき・ぜんのすけ）を浜野謙太、福子が働くホテルのちゅう房で働く料理人・野呂幸吉（のろ・こうきち）を藤山扇治郎、萬平と会社を共同経営している加地谷圭介（かじたに・けいすけ）を片岡愛之助、大阪商工会の会長で実業界の大物・三田村亮蔵（みたむら・りょうぞう）を橋爪功が演じる。
制作統括・真鍋斎氏コメント
新たな出演者について制作統括・真鍋斎氏は「実に個性豊かで、“朝ドラ”なのでおそらく皆さん善人なのではないかとお思いでしょうが、油断していると何かをしでかしてくれそうな方々ばかりで、一筋縄ではいかないことを、これから楽しみにしていただきたいと思います」とコメントしている。なお同作は実在の人物をモデルとするが、激動の時代を共に戦い抜いた夫婦の愛の物語として大胆に再構成し、登場人物や団体名は改称した上、フィクションとしてお届けする。（modelpress編集部）
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