緊急手術の仮面女子・猪狩ともか、車椅子生活に 今後の活動は?
2018.05.07 13:51
緊急手術を受けた地下アイドルユニット・仮面女子の猪狩ともかが7日、自身のSNSを更新。病状の詳細や今後の活動についてつづった。
仮面女子・猪狩ともか、車椅子生活に
4月11日、都内の路上を歩行していた猪狩に、強風にあおられた看板が直撃。12日には緊急手術を受け、公式サイトは「ICU(集中治療室)から移動しHCU(高度治療室。ICUと一般病棟の中間に位置する病棟で、ICUよりもやや重篤度の低い患者を受け入れる治療施設。)で現在安静にしております」と報告していた。手術後初の更新となったブログで、猪狩は「主に負った怪我は、・瞼裂傷・頭部挫創・骨折(脚、肋骨、胸椎、腰椎)そして、・脊髄損傷 その影響で両下肢麻痺」と病状の詳細を説明。「私は歩くことはもちろん、自分の力で脚を動かすことすらできなくなってしまいました。治る可能性は極めて低く、今後、車椅子での生活を余儀なくされました」と車椅子生活となったことを明かした。
現状については「体調・怪我は徐々に良くなり、今は自立した車椅子生活を送れるよう毎日リハビリに励んでいます」といい、退院は約3ヶ月後だという。
そして「自分自身が受け入れることに時間がかかったこと、ファンの皆さんに何とお伝えしたらいいか分からなかったこと、そんなことを考えていると、なかなか文章にまとめることができず、ご報告が遅くなってしまいました。ごめんなさい」とつづった。
猪狩ともか、今後の活動は?
また、ステージ復帰を目指していたという猪狩は「“歌って踊らなくなる時=卒業”としか考えたことがなかった私は、踊れない猪狩ともかを想像することができなくて。そんな状態の私に需要はあるのか。いったい何ができるのか。絶望しました」とし、「事故に遭うまでこの先ずっと普通に歩けると思っていたし、踊れると思っていました。急に脚が自由に動かせない、自分のものじゃなくなったような感覚になると思ってもいませんでした」と心境を吐露。しかし、仮面女子としての活動を辞めるという考えには至らず、「今後どうしたいか考えたときに“車椅子の猪狩ともか”としての活動を自然と想像している自分がいました」と周囲の支えもあって前向きな気持ちになった様子。
家族や主治医、事務所やメンバー、そしてファンへの感謝をつづり、「今までとは方向性は変わるけど、何かを発信していきたいという気持ちは何ひとつ変わりません」と今後も仮面女子としての活動を続けていくことを宣言した。
アイドルとしてステージで踊ることが最終的な希望だといい、「時間はかかるかもしれません。元通りは無理かもしれません。でも必ず笑顔で『久しぶり!』って元気な姿で皆さんに会いたいです」とファンへの思いを語った。
猪狩ともか、奇跡に感謝 ファンにメッセージも
改めて事故を振り返った猪狩は、「目撃者のお話によると現場は酷い状況で、命が助かっただけでも有難い状況だったそうです」と説明し、「私は生きています。このことだけは何にも代えることのできない神様からのプレゼントだと思っています。その分試練も与えられたけど、きっと越えられない試練は与えないはず」と命が助かった奇跡に感謝。最後に「これからどんなことがあっても、向日葵のように上を向いて楽しくて幸せな人生を歩んでいく。そして毎日を丁寧に大切に生きていきたい。私は前を向いています。もう心配しないでね」と呼びかけ、「これからも猪狩ともかを見守ってください。そして一緒に歩んでいければ嬉しいです。この先もずっと、よろしくお願いします」とメッセージを伝えた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】