渦中のビートたけし、収束宣言の森社長に“ひと言”

馬主サービスによる会見にて、たけしが命名した同社サービスの所属馬・キタノコマンドールがデビューから2連勝をし、4月15日に中山競馬場で行われる『第78回皐月賞（GI）』に出走するが、命名時のエピソードを聞かれると、たけしは「馬の写真を見せてもらって“キタノサンブラック”って言ったら『そういう馬鹿なことはやめてください』って怒られて…」と明かして会場を沸かせ、ほかにも2頭（キタノインパクト、キタノブルー）の馬を命名したそうで「この次はオフィスキタノインパクトに。コースを外れちゃって違うところを走っちゃったりして。グンダンインパクトとか勝手な方向に行って、勝ってなことを言う。いろいろ考えますね」と事務所独立騒動の渦中にいる自身を自虐するようなコメントを連発して笑わせた。

また、キタサンブラックがGIを優勝した際に、同馬主の北島三郎が自身の曲『まつり』を歌ったことから、たけしはキタノコマンドールが『第78回皐月賞（GI）』を優勝したら「何かやらないといけないな」と言い、「しょうがないから公約を。『独立だ♪独立だ♪』」と冗談交じりに語った。

さらに、キタノコマンドールの皐月賞予想をしたたけしは“確定 コマンドール1着！！ぶっちぎり！”と期待を寄せ、「勝負事は1着じゃなきゃダメですから。2着じゃダメですから蓮舫！あんなことを言っているから民進党があんなことになっちゃうんだよ。勝負は1着しかないの。2着もペケも同じ。そのためにみんな苦労しているんだから1着になりなさい」と毒を吐いて笑いを誘った。そして最後に「ここで約束します。皐月賞でコマンドールが勝たなかった場合、私は引退します！そしてあくる日からまた“武北野（たけしきたの）”で仕事をしたいと思います」と言い放った。

イベント終了後、報道陣から「森社長が先ほど収束宣言のコメントを出しましたが、森社長にひと言お願いします」と声を掛けられたたけしは「ひと言！」とコメントして会場を後にした。

なお、この日のイベントには、映画監督の北野武として登場。そのほか、フリーアナウンサーの加藤綾子、日本中央競馬会の池江泰寿調教師、ミルコ・デムーロ騎手も出席した。（modelpress編集部）