新「あさイチ」博多華丸・大吉、初回終了の思い V6井ノ原快彦の力量を実感
2018.04.02 12:41
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情報番組『あさイチ』(NHK総合/毎週月~金曜あさ8時15分)の新キャスターをこの春から担当するお笑いコンビの博多華丸・大吉と、同局の近江友里恵アナウンサーが2日、初回放送後に報道陣の取材に応じた。
博多大吉、初回放送を終えて…井ノ原快彦の力量実感
ブルーを基調に一新されたスタジオで取材に応じた3人。記者から「初回の放送を終えて、改めて気が付いたことを教えてください」との質問が投げられた。大吉は「個人的には世の中のことを知っているようなつもりでいました。自分のあだ名がなんせ『大吉先生』なので、いつの間にか自分も偉くなったような気がしていたのですが」と話し始めた。「例えば、(番組の中で紹介された)転職を経験された方が8割いらっしゃるとか、そういうことはまったく知りませんでしたので、本当に勉強させて頂く場でもあるのだなと思うのと同時に、番組のスタッフから言われていた『主婦の方々、女性目線でものごとを考えてください』ということを一生懸命、考えながらやったつもりなのですが」と続けた。転職がテーマなら、成功した人と失敗した人のどちらに寄り添うのがよいのかや、どこで成功と失敗の線引きをするのかなど、「とんでもなく難しいなと思いました」と振り返った。
「8年間、井ノ原さんがそこをやられていたと思いますので、慌てて、アーカイブとかを見直して、対策をしないと」と反省。「井ノ原さんが大事にされていたところはぜんぜん、及んでいないなと思っています。初日からできるわけはないと思っていますけど、改めて難しいけど、やりがいがあるなと個人的には思いました」と、キャスターを8年にわたって務めてきたV6の井ノ原快彦の力量を実感しながら、初回放送を終えた心境を言葉にした。
その井ノ原からは、井ノ原がキャスターを務めた最終回に番組に出演した際、アドバイスをもらったそうだが、大吉は「井ノ原さんからアドレスと電話番号を頂いています。(華丸と)2人で話し合って、『1回目が終わってから初めてメールをしよう』と言っていましたので、このあと、メールをさせて頂いて、何か言葉が頂けたらと思います」と声を弾ませた。
近江友里恵アナ、意気込み
近江アナは、「キャスターのチームワークでいい番組を作ることを最初の目標にしていきたいなと思います。あと、真面目な話といいますと、今年ちょうど30歳になりますので、女性としても、人生のステップアップといいますか、『朝イチ』は転職の話もそうでしたが、女性の酸いも甘いも見つめていく番組なので、アナウンサーとしてもそうですし、人間としても、30歳で、この番組を通して成長していけたらと思います」と意気込みを語った。博多華丸・大吉と&近江友里恵アナ、息の合ったトークを展開
また初回放送の心境を尋ねられると、大吉は「『どうでしたか?』は、僕は近江さんにビビりました」と告げた。近江アナは慌てていたが、大吉は、「オンエアの中でもありましたけど、ロッカーキーを間違えて(テーブルの上に)持ってこられていましたけど、普通、この年齢くらいでこのキャリアのアナウンサーの方だったら隠すと思う」と素朴な疑問を口に。「(それを)自分から言っていましたから、肝が据わっているなと思いました」と驚き顔で続けた。華丸も「近江さんのこの堂々たる態度!残り20秒というのにFAXを読みだして。どうやってゲストを紹介して終わるのかなと思ってハラハラしていたら、紹介せずに、最後に私にキラーパスを渡してきました(笑)」と大吉の話に乗っかり、笑いを誘った。
近江アナは照れまくっていたが、「あっという間で、多分、楽しかったのだと思います。もう夢中で。終わったら、脚がつっていたのです。すごい力が入っていたみたいで」とポツリ。「明日から、もっとシャキッと頑張らなきゃ」と告げると、大吉が「そうですね。もちろん、今日で終わりではなくて、明日からも続いていくのだなというのはやりながら思っていました」と近江アナのコメントを受けて話を膨らませ、息の合ったトークを披露した。(modelpress編集部)
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