フィギュア女子、“青のジンクス”途切れる 金メダルは“真っ赤な衣装”のザギトワ<平昌五輪>
2018.02.23 14:56
平昌五輪(2018平昌冬季オリンピック)は23日、フィギュアスケート女子シングル・フリースケーティングが行われ、OAR(Olympic Athlete From Russia)のアリーナ・ザギトワ(15)が156.65点を出し、総合239.57点で金メダルを獲得した。フィギュアの女子シングルにおいて、五輪の舞台では、“フリーで青の衣装を着用した選手が金メダルを獲得する”というジンクスがあったが、真っ赤な衣装のザギトワが優勝したことからジンクスは打ち破られることとなった。
五輪におけるフィギュア女子の“青のジンクス”とは?
このジンクスの信憑性は定かではないが、ジンクスにのっとり2006年のトリノ五輪で青の衣装を着用した荒川静香が見事金メダルを獲得し話題に。荒川の影響か、オリンピックシーズンは青の衣装の選手が増えることも。そして、2010年のバンクーバー五輪では韓国のキム・ヨナが青の衣装でまたも金メダル。
2014年のソチ五輪で金メダルに輝いたロシアのアデリーナ・ソトニコワは、2人のように鮮やかな青ではないが、ブルーがかったグレーの衣装だったことからジンクスは続いているように思われていた。
15歳ザギトワがジンクスを打ち破る
しかし、今回優勝したザギトワは、真っ赤な衣装を着用。銀メダルとなったOARのエフゲニア・メドベージェワも落ち着いた赤、銅メダルとなったカナダのケイトリン・オズモンドは黒を着用していた。自己ベストを大幅に更新する渾身の演技で会場をわかせた日本の宮原知子は青の衣装を着用していたが、惜しくも4位だった。
ネット上では、「青のジンクスは完全に終わった」「ソチで途切れてるといえばそうだけど、今回ので完全に断ち切られたね」「みんなもう好きな色の衣装を着たらいいよ!」などの声が上がっている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】