杉咲花×平野紫耀「花より男子」新章にかける思い・プレッシャーを明かす つくしの制服に「鳥肌が立った」<会見全文/花のち晴れ~花男 Next Season~>
2018.02.28 12:00
TBS系4月期の火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(毎週火曜よる10時)が都内にて2月某日、クランクイン。取材会が行われ、主演の杉咲花と平野紫耀(King&Prince)、中川大志、“C5”メンバーを演じる濱田龍臣、今田美桜、鈴木仁、中田圭祐の7人が出席した。ここでは、杉咲と平野の囲み取材の一部始終を紹介する。
「花のち晴れ~花男 Next Season~」
同作は、日本中に“花男”旋風を巻き起こした『花より男子』の新章で、人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクター達が巻き起こす痛快青春ラブストーリー。F4が卒業し落ち目になった英徳学園を舞台に、人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクター達が巻き起こす「自分らしく生きる」ことがテーマの痛快青春ラブストーリー。主人公は、コンビニでバイトをしながら超金持ち名門校の英徳学園に通う“隠れ庶民”の江戸川音(えどがわ・おと/杉咲)。そんな音に深く関わってくるのが、神楽木晴(かぐらぎ・ハルト/平野)だ。晴は、かつて英徳学園のカリスマ的存在だった道明寺司に心酔し、“C5”と呼ばれる5人組を結成。そのリーダーとして、生徒たちから崇められている。
杉咲花&平野紫耀、「花より男子」と同じロケ地でクランクイン
シーンの撮影後、前日に一足早くクランクインしていた杉咲と平野の2人が報道陣の囲み取材に応じた。以下、2人の雰囲気をそのまま感じられる会見全文。― クランクインした心境を教えて下さい。
杉咲:今日はC5の皆さんもクランクインされてやっと始まったんだなという思いになりました。昨日はどこかまだクランクインした感じがしないなという思いがどこか自分の中にあったんですけど、目の前にブラックジャケットの皆さんが現れて、「ああ、ここが英徳学園だな、始まったんだな」と思いました。
平野:僕は昨日クランクインだったんですけど、口パクでセリフを言っただけだったので(笑)、クランクインらしい日を迎えられたのかなと。周りのC5のメンバーもクランクインして、『花より男子』でも使っていた英徳学園で撮影をしてとても身が引き締まりました。昨日も締まってたんですけど今日の方が締まってます(笑)!
杉咲花、つくしと同じ衣装に「鳥肌が立った」
― 音が着ている制服は『花男』と同じもの、C5のスーツはオーダーメイドの特注品ですが、着てみて心境はいかがですか?平野:僕は採寸もきっちりして僕ぴったりなのでピタッとしているのと、シャツに「SH」って入ってるのがお気に入りですね。オーダーなので名前が入ってるんですよ。
杉咲:私は3回位制服を着て、慣れてきた感じ。最初は「つくしさんが着た衣装だ」と思うと鳥肌が立ったんですけど、ちょっと肌に馴染んだ感じというか、自分が音として日常毎日着ているというか身近なものという感じになってきました。
平野紫耀、早速アドリブ演技?それとも天然?
― これからどういう風に演じていきたいか?杉咲:本当に現場に立って制服を着て、相手の方も衣装を着ていて、読みあわせをしていたときよりも感覚が違くて。なんか深く考えずに自分がふと音になれてる感覚がありつつ、でも原作の魅力だったり音らしさも忘れずに。慣れてくるとオリジナルになってしまいそうなのでそこは忘れずに敬意を払いながらやっていけたら良いなと思います。
平野:セリフのないシーンを撮ったんですけど、そこでも机の下で盗み聞きしてて出るときに頭をぶつけてみたり晴らしいことを入れてみたりとか…(笑)。
杉咲:え!ぶつかったんじゃないんですか(笑)?
平野:実は、みたいな!実は(わざと)やってみたみたいな。
一同:(笑)。
平野:そういうところも、ただの平野にならずに晴としてありそうなことを入れていけたらと思いますね。
撮影現場は和気あいあい
― 今日皆さん揃って何かお話されたりは?平野:音ちゃんはずっと一人でポツーンとしてた(シーンだった)からあんまり喋れなかったんですけど、こっちは男同士で喋ったりとか、やたら(中田)圭祐が(シーンで登場する)構えの練習をしていたんで、皆で眺めながら「頑張ってるなあ…」とことを話しました。
― 杉咲さんは中川さんと話されてましたが、どんなお話を?
杉咲:「音グラム」っていうドラマの公式のインスタを始めたのでそれに載せる写真をずっと撮ってました。
平野:へ~、そんなのあるんだ。
平野紫耀、嵐・松本潤からの激励明かす
― 「花より男子」で道明寺を演じられた嵐・松本潤さんから何か連絡はありましたか?平野:僕は直接お会いしてないんですけど事務所の方を通じて激励のメッセージを頂きました。僕も漫画を読んで思った通りの言葉を下さったので「間違ってなかったんだな」と確信を持てたし、身にしみました。本当に道明寺からのアドバイスだと思うと、スタッフさんや関係者の方からよりはるか上のプレッシャーを感じますね。
― 杉咲さんは、役作りで髪を切られましたが、いかがですか?
杉咲:ここまでバッサリ切ったのが初めてなので最初は慣れないというか寝癖とかもどうやったら良い感じになるのか未だに分からないんですけど、でも切ったときにより音ちゃんに近づけた思いになって良かったなと思いました。(慣れた?)もうちょっと時間がかかりそうです。
― 最初に一列で皆さんが並んでいるときがすでに風格があったんですけど、率直にどんなお気持ちでしたか?
杉咲:照れくさかったです(笑)。
平野:なんですかね…なんか曲流れてきそうですよね。各々主張と言うか、オーラがすごかったので負けないように頑張ってました。
平野紫耀、撮影にひたすらワクワク
― 平野さん、クランクイン前に「ワクワクする」とおっしゃってましたがそのワクワクは継続しそう?平野:ワクワクしてます、ずっと。今まで違う作品に入るときは緊張とか不安が多かったんですけど今回はワクワクの方が大きくて。
― 何ででしょうね?
平野:(杉咲に)どうしてですか?
杉咲:何で私に聞くんですか(笑)。
平野:わかんないですけど(笑)
(スタッフ):昨日もずっと音ちゃんの撮影を見ながらずっとニコニコしながら歩いてましたよね。
平野:「俺も早くあの中に入ってお芝居したい!」って思ってチラチラ見てたんですけど変質者みたいになって(笑)。今日やっと皆と混じれて、ワクワクしながら緊張感もありながら。でもワクワクはなくさずに行きたいなと思ってます。ワクワクしながら撮影します!
「花より男子」と同じ撮影場所でシーン撮影
クランクインしたのは晴天の朝、花男と同じ撮影場所で、英徳学園の制服に身を包んだ杉咲、そしてC5のブラックジャケットをまとった平野らが勢揃い。そこに英徳学園のライバル校・桃乃園学院の生徒会長で音の婚約者・馳天馬(はせ・てんま/中川)を演じる中川も加わった7人で、高級外車が並ぶ校舎前から正門へ歩いてきた。横1列に並んだ美男美女が歩いてくる瞬間は様になっており、7人は顔を見合わせながら照れ笑い。1人1人丁寧に報道陣に向けて頭を下げた。そして、すぐに最初のシーンの撮影へ。この日公開されたのは英徳学園の校門前へ、桃乃園学院の生徒たちが突撃しビラを配り始めるが、そこにC5が現れ…というシーン。
主に晴が主導になって会話をする場面で、初めて晴として第一声を出した平野は何度もリハーサルを繰り返し、カットがかかった瞬間にイントネーションを心配するなど、注意深く演技をチェック。それでもドラマのカメラが回っていないちょっとした瞬間にはそれまでの険しい表情から一転して、報道陣に向けて笑顔を見せるなどキャスト陣はリラックスした雰囲気。平野は撮影が終わると様々な方向のスタッフに向かって丁寧に頭を下げ感謝する謙虚な姿が印象的だった。(modelpress編集部)
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