石田ひかり、アルマーニ“制服”導入問題に持論 反響呼ぶ
2018.02.09 14:19
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東京・銀座にある中央区立泰明小学校がイタリアの高級ブランド「アルマーニ」がデザインした「標準服」を今春の新1年生から導入すると発表したことを受け、女優の石田ひかりが9日、自身のInstagramで持論を展開。2人の娘をもつ母としての意見を発信し、反響を集めている。
公立小「アルマーニ」の“制服”導入に波紋広がる
公立の泰明小学校が導入を発表したアルマーニ製「標準服」は、上着、ズボン・スカート、シャツ・ブラウス、帽子の一式を揃えると4万円を超え、そのほか靴下など全て揃えると約8万円に上る。現行の4倍近い価格とあって、様々な物議を醸している。8日の衆院予算委員会でもこの件が議題に。麻生太郎財務相は、感想を求められると「まあ8万円は高いものだと思う。一人だけ(制服を)買えない人が出たら難しいかなという感じはする」と意見を述べた。
石田ひかり「押し付けられる子どもたちはたまったものではない」母としての思い
各方面で様々な議論がなされる中、2人の子供をもつ石田は「はちまんえん、という価格ばかりが議論されてますが 論点まったくずれてると思います 某大臣まで、にやにやしながら 一人だけ買えないとなると、それはまた問題かなと思いますがとかなんとかおっしゃっていて本当にたまげました そーゆーことぢゃないよね!!!!!!!!」と意見。泰明小学校の和田利次校長が、今回の標準服導入について「服育」という重要な教育の一貫と説明していることを受け、「『泰明らしく』あることに、相当な誇りとこだわりをお持ちのようでした わたしには『泰明らしさ』が何なのか興味もありませんがこれを押し付けられる子どもたちはたまったものではないな、というのが感想です」とし、「『服育』という言葉を初めて聞きましたがそれなら、ひとつのブランドに絞らずいろんなものを着せる方が『服育』になるのではないでしょうか」とつづった。
続けて、「わたしも娘を2人持つ母ですので悩み尽きない日々ですが思うようにならないのが子どもです いろんな経験をしておっきくなっていくのが子どもです はちまんえん、という価格やアルマーニであることよりもそもそもの根っこから考え直すべきではないでしょうか」と母親としての意見を投げかけた。
最後に「誤解の無いように書き添えますが泰明小学校を否定するつもりは毛頭なく、むしろ、あらすてき~銀座に小学校が~と思っていつも通っていますから!」とし、「どうか子供たちにとって、最良の結論に辿り着くことを願っています」と結んだ。
石田ひかりの意見に反響
Instagramのコメント欄には「ひかりさんにまったくもって同感です!!子どもたちのことを1番に考えてほしいですね」「ほんとそれですね。私も服育よりも大切なことがあると思います」「いいね100回押したい」「ひかりさんの考え素敵です」「たしかにアルマーニの制服は素敵だけど難しい問題ですね。みんなが納得できる形になってほしい」など多数の「いいね」と意見が寄せられている。(modelpress編集部)
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