安藤サクラの起用理由は?プロデューサーが明かす<まんぷく>
2018.01.31 18:44
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31日、女優の安藤サクラが、NHK大阪放送局制作の平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインに決定したことが発表され、同日、東京・渋谷の同局にて会見が行われた。
安藤サクラの起用理由
昨年第1子を出産した安藤は、朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”ということになる。会見後に行われた囲み取材にて、ドラマ制作統括の真鍋斎氏は安藤について「幅が広く、役を憑依させる。単純に綺麗なだけでなく、物語の人物として生きることが出来、ちょっとひと味違うと思っていた」と起用理由を明かした。NHKも子育てをサポート
またオファーから返事まで2ヶ月かかったといい、真鍋氏は「長い方だと思います」とコメント。安藤は出産したばかりでの出演に悩んだとのことだが、その間真鍋氏は「他の人にはオファーはしておりません」と、安藤の出演を願っていたそう。初のママさんヒロインということに、NHKとしても全面サポートしていくそうで、局内にキッズコーナーを設けることなども検討しているそうだ。子育てに関して、安藤から実際に何かリクエストがあったわけではないというが、「事務所含めて本人と話し合いの場を持ちながら、決めていきます」と話した。
安藤サクラ、決め手はNHKの「みんなで育てましょう」の一言
安藤も会見では「『(娘を)みんなで育てましょう。(娘にとて)スペシャルな時間を過ごしましょう』と言ってくださったので、これは一緒に飛び込んでみるかと決めました」と話すなど、撮影スタッフ一丸となってケアしていくようだ。なお撮影は、2018年5月頭~2019年2月いっぱいまで行われる予定。
安藤サクラ、2017年6月に出産
安藤は2012年3月に俳優の柄本佑と約3年の交際を経て結婚。柄本の父は俳優の柄本明、母は女優の角替和枝、弟は俳優の柄本時生であり、芸能一家同士の結婚は大きな話題を呼んだ。そして2017年3月、第1子妊娠を発表。6月には夫の柄本が第1子出産を発表していた。
「まんぷく」日清食品創業者夫婦がモデル
インスタントラーメンをこの世に生み出した日清食品の創業者で実業家・安藤百福(ももふく)氏とその妻・仁子(まさこ)氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の成功物語。実在の人物をモデルとするが、激動の時代を共に戦い抜いた夫婦の愛の物語として大胆に再構成し、登場人物や団体名は改称したうえ、フィクションとして届ける。タイトルは、物語のヒロイン・「福子」と、実業家の夫・「萬平」の夫婦の名前を合わせて命名。食と幸せのシンボル「満腹」という意味と、日本の朝に「福=幸せ」がたくさんあふれますように、という願いも込められている。
放送は10月1日(月)~2019年3月30日(土)の全151回を予定。なお、本作に続く100作目となる平成31年度前期連続テレビ小説「夏空-なつぞら-」は、広瀬すずがヒロインを務めることが決定している。(modelpress編集部)
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