GENKING「毎日が限界だった」女性になるまで、新しい人生…赤裸々な告白に反響殺到
2018.01.29 18:08
昨年1月に“性同一性障害”の診断を受けていたタレントのGENKINGが、昨年5月28日にタイで性別適合手術を受け、同年7月に戸籍上の性別を女性に変更していたことを29日、明らかにした。また、翌8月には本名の氏名を元輝(げんき)から沙奈(さな)に戸籍上変更したことも発表した。これを受けて、GENKINGの公式Instagramには反響が殺到している。
GENKING、赤裸々な想いを告白
この日GENKINGはSNSにも「私GENKINGは、去年本来産まれるべき女の子に生まれ変わり、名前も元輝(げんき)から沙奈(さな)になりました。戸籍も女性です。しばらく芸能活動をお休みしてた理由はそのためです」と報告。続けて「以前は自分の人生を振り返ってみたときに、とにかく辛かった」と切り出した。GENKINGは「芸能界デビューした当初、カミングアウトする予定は全くなく、自分でも様々なことに整理がつかないままテレビ出演し、約2年間お仕事させていただきました。幼い頃からの偏見や言葉のイジメを思い出す暮らしの中で、自分を守る為に“ユニセックス系”と偽る事が、唯一自分を守る方法だった。そんな辛かった記憶も、幼い頃からの夢であった芸能界に入ることができ、人気が出たら全てが報われ、幸せになれると思っていた。けど、実際に幸せな気分を味わえたのは初めの3ヶ月くらい。 “性別”の悩みは消えることはなく、強くなる一方でした。イジメや偏見が怖くて、自分を“ユニセックス系”と偽ることで、余計に本来の自分と芸能人GENKINGとの差が広がっていきました」と告白。
「プライベートでは『ワタシ』と言っていたし、スカートやワンピースも着ていたけど、テレビに出る時はユニセックス系の服装や『ボク』と言ってみたり…とにかく今振り返って思う事は、全てにおいて無理をしていたなと。というか、私の人生は結末は必ず寂しいんだなってずっと思ってた。当時の私は長生きなんか望んでいなく、いや望んでいないというより、こんなに辛いならむしろ生きてくのが怖いって感じかな。車に乗れば、事故っちゃえばいいとも思ってたし、病気になればいいのにとも思ってた。バカだよね。けど、それくらい私は辛かった。とにかく満たされない日々が生きるほどに苦しくなりました。平気なフリをしてる毎日が限界だった」と当時の悩みを赤裸々に明かした。
そんなとき、今の事務所を辞める決意をしたというGENKING。タイに渡り、性別適合手術を受けた。「私は生まれ変わった。感想は、“自分で自分を生んだ”っていう感覚。不思議なんだけど、目が覚めてから“元輝”の人生は自分の人生とは思えないというか、もう新しい人生が始まっていて、双子というか、前世の記憶をもったまま生きているっていうか…幼い頃からの悩みや、苦しんできた事は何だったんだろうっていうくらいに、悩みは小さくなり生きやすくなりました。昨年から雰囲気が優しくなったねって言われたのは、心が満たされ始めた事が大きいんじゃないかな」と自身について分析。
「今は、“沙奈”としての新しい人生を歩んでいます。仕事、プライベート、恋愛。“女”として全て0からのスタートです。今は私を支えてくれている全てを大切にしたい。両親や家族と何度も話し合い、家族は私の生き方を尊重してくれています。ママありがとう“元輝”の人生は、私の中で幕を閉じました」と感謝し、最後にGENKINGは「これから、“沙奈”(芸名:GENKING)として頑張っていくので、見守って頂けたら嬉しいです」と締めくくっている。
GENKING、赤裸々な告白に反響殺到
コメント欄には「沙奈ちゃん、おめでとう!そしてはじめまして!どんなに生まれ変わっても、応援してます!」「また素敵な人生を歩んでください」「元気に輝く沙奈さん。同じ女性としてお手本です」「新しい人生幸せを思う存分築き上げていってね」などの声や「自分の人生にしっかり向き合う姿に、勇気をもらいました」「沢山悩んでたんだね…話してくれてありがとうざいます」「大変だったと思うけど、強い意志を持ってるさなちゃん、凄くカッコいいです。憧れの女性!」「沙奈さんが辛いことを乗り越えれた強さを見習います」などの声が多数寄せられている。(modelpress編集部)
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