有村架純、名実ともに“国民的女優”に　朝ドラ・映画・CM・インスタ…とにかく愛され続ける【2017年末特集】

朝ドラヒロインとして駆け抜ける

有村の2017年を振り返るうえで欠かせないのがNHK連続テレビ小説「ひよっこ」。オーディションでヒロインが決定することが多い朝ドラだが、有村とデビュー当時から親交があるという脚本・岡田惠和氏の希望もあり、オーディションではなくキャスティングで抜擢された。

また、役作りに余念がなく、体重を5キロ増量して撮影に参加。高校3年生から大人になるまでヒロインを1人で演じきった。


有村の熱演も光り、「ひよっこ」は4月3日放送の初回放送後、回を重ねるごとに注目を集め、NHK総合で放送された最終回の視聴率は、関東で21.4％、関西で21.3％を記録（ともにビデオリサーチ調べ）。ネット上でも盛り上がりをみせ、朝の放送回終了時「ひよっこ」に関するワードが、Twitterのトレンド入りすることは珍しくなかった。

新たな顔を見せた3作品

約10ヶ月間、朝ドラヒロインとして駆け抜けた2017年の中で、「3月のライオン」「関ヶ原」「ナラタージュ」と3本（「3月のライオン」は前篇・後編合わせて1本換算）の出演映画が公開された。

「3月のライオン」では、主人公・桐山零（神木隆之介）の義姉・幸田香子役として、自身初の悪女役に挑戦。零に罵倒を浴びせ、泣き叫び、プライドが高く気性が激しい香子を演じ切り、女優としての新たな顔を見せた。

また「関ヶ原」では、時代劇に初めて出演。くノ一としてアクションにも挑み、劇中では男性相手に泥まみれになりながら殺陣を繰り広げた。

そして、松本潤演じる高校教師と禁断の恋に落ちる女子大生役を務めた「ナラタージュ」でも、これまで見たことがない“有村架純”を披露。濃厚キスシーンをはじめ、体を張ったラブシーンが大きな話題を呼んだ。

なお、有村がそれぞれ違う顔を見せた作品たちは、海外でも高い評価を得ており、3作品とも海外の映画祭で公開された。

女性タレントCMランキングで3位

2017年1月から11月のCM出稿状況を基にしたニホンモニターによる「2017タレントCM起用社数ランキング」では、女性タレント部門の3位を獲得。かぐや姫役のCMを筆頭に、お茶の間に親しまれた。

“色っぽ”動画は爆発的人気

Instagramには、撮影の裏側や、SNSならではの“素”の姿が多数投稿されており、美しさに魅了される人が続出。透明感のある美貌に、ファンからは「やっぱり美しい」「可愛いし、スタイルいいし、セクシーだし、最高です」「癒される」「肌きれい」など羨望の眼差しが向けられている。

加えて、雑誌「ar」11月号のカバーを飾った際に公開された動画は、流し目と髪かきあげる姿が爆発的に人気に。同誌Instagram史上最も再生された動画となった。

姉妹で注目を集めることも

今年は、タレント・グラビアアイドルの実姉・有村藍里が本名で改名して芸能活動をスタートし、姉妹で注目を集めることも。2人とも互いのことを聞かれる機会が多く、それぞれ「仲いいです。仲がいいからこそ、（藍里の活動については）別に何も言わない」（架純）、「たまに遊んだりとか、友達みたいな感じで一緒に買い物行ったりとか」（藍里）とそれぞれ姉妹の関係性について語った。

8月には、誕生日を迎えた藍里が、架純から手料理で祝福されたことを報告。「素敵な姉妹」「仲良し美人姉妹…最高！」「藍里ちゃんも架純ちゃんも大好き。2ショット嬉しすぎます」と反響が寄せられていた。

2年連続の「紅白歌合戦」司会

そして、大みそかに放送される「第68回 NHK紅白歌合戦」（19時15分～）では紅組の司会を担当。

2年連続で抜擢され、自身のInstagramでは「今年もとんでもなく緊張しますが、色んな想いを受け止めて、しっかりとあの場に立てるように、楽しい空間となるように、精一杯臨みたいです。大晦日、よろしくお願い致します」と意気込みを綴った。

国民的女優の今後にも期待

ドラマ・映画・CM・SNSと、名実ともに“国民的女優”と成長を遂げ、2017年を輝き続けた有村。今後もその活躍から目が離せない。（modelpress編集部）