窪田正孝(C)モデルプレス

窪田正孝、次は“理系男子”に 「Nのために」スタッフと再タッグ「今の自分にとってすごく大切なこと」<アンナチュラル>

2017.12.20 18:00

来年1月期のTBS系新金曜ドラマ『アンナチュラル』(毎週金曜よる10時~)に出演する俳優の窪田正孝が、このほど行われた取材会に出席した。女優の石原さとみを主演に迎えた今作は、昨年大ブームを巻き起こしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の野木亜紀子氏が、オリジナル脚本で描く。

  

石原さとみ主演『アンナチュラル』

制作は、湊かなえ作品『リバース』『Nのために』『夜行観覧車』(いずれもTBS)のドラマ化を手がけた新井順子プロデューサー、同じく湊作品のドラマで演出を担当した塚原あゆ子氏など、今ノリに乗っている女性スタッフたちを中心に1話完結の法医学ミステリーを展開する。

これまで様々な役を演じ、幅広い層から支持を得ている石原が今回演じるのは、日本に170名ほどしか登録がない“法医解剖医”の三澄ミコト。ドラマの舞台となるのは、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」。そこに運び込まれるのは、“不自然な死”(アンナチュラル・デス)」の怪しい死体ばかり。ミコトは井浦新演じる法医解剖医・中堂系、窪田演じる記録員・久部六郎らクセの強いメンバーたちと共に、連日UDIラボに運び込まれる死体に向かいメスを握る。

窪田正孝、メガネ×つなぎ姿の“理系男子”に

松重豊、井浦新、石原さとみ、窪田正孝、市川実日子/『アンナチュラル』より(C)TBS
六郎は、医大生でバイトとして雇われた新人。医者一家の三男坊で、三浪した挙句に三流医大に入ったものの、情熱を傾けられないまま今に至っているという役どころ。ネットやガジェットに強く、メガネ×つなぎ姿の“理系男子”。

すでに解禁されているビジュアルには、ファンから大きな反響が寄せられており、窪田は「衣装合わせのときにまさかメガネをかけるとは思わなかったです。僕はメガネキャラでいきたいと思います!」と裏話を披露し、「最初にグレーのつなぎを着て、ダンボールを4枚くらい持ったときに『引越し屋さんだね』って言わました。本当におっしゃる通りで…。『カジュアル過ぎても理系っぽくなくなるし』って、監督、プロデューサーさん、衣装さんが狙ってくれて、今はしっくりきています」と体に馴染んだ様子を見せた。

『Nのために』スタッフと再タッグ

窪田正孝/『アンナチュラル』より(C)TBS
また、自身のブレイクのきっかけとなった作品のひとつ『Nのために』スタッフと再タッグを組むことになったが「塚原さんは、自然な中で生まれる目の動作や表情を撮ってくださる方。そのやり方は『Nのために』のときから変わりません」と信頼を寄せつつ、今回の役どころについては「結構苦労しました。六郎がなかなか掴めません(笑)」と本音をこぼす場面も。

「六郎ってすごくポップな部分とツッコミ的な役割を持ち合わせているんですけど、本読みで『三枚目にいかないで、あくまで自然なツッコミをしてください』と言われ…。自然なツッコミとはなんぞや、と。さじ加減が難しく、出過ぎず出なさ過ぎすな絶妙な塩梅を狙って入るんですけど」ともがきながら、「飾らないことが六郎を演じる中では、一番大切なことかなと思っています。本当にありのまま自然に」と役に寄り添った。

一方で、「塚原監督は近くで見る力と引いて見る力、両方に長けている方なので、たくさん勉強させていただいています。いつも的確な指導をくださるので、その中で揉まれているのは今の自分にとってすごく大切なことだなと思います。言われていることはすごくしっくりくるし、『Nのために』ときもですけど、違うんじゃないかな?と思ったことは一度もないです。年を重ねれば何か言われることも少なくなりますが、僕は意見を言ってくれる人を大切にしたい。監督は常に“対”人間として見てくださっているので感謝しています」と、“学ぶこと”の楽しさを忘れない好奇心を覗かせた。

「消化不良」だからこそ…模索中の今

窪田正孝、石原さとみ/『アンナチュラル』より(C)TBS
ドラマタイトルにちなみ、“アンナチュラルになるとき”については「良くも悪くもこの仕事はそう」と語った窪田。

「僕は、側にいる人に影響されやすいんです。1つ前の作品(『僕たちがやりました』)では高校生役でわちゃわちゃわちゃわちゃしていましたけど、今はUDIラボの中で最年少ということで大人な世界の中にいる。正直、今は六郎が掴めない分、自分の中で消化不良を起こしている部分もあるんです。でも、そういう時間は、とても貴重なものだなと思っています」とその悩みこそが、彼の新たな魅力を引き出すことになりそうだ。

第1話は、2018年1月12日、初回15分拡大で放送。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 窪田正孝、水川あさみと熱愛報道 「僕やり」「東京喰種」…今年も“憑依型”俳優ぶり発揮<略歴>

    モデルプレス

  2. 窪田正孝&水川あさみに熱愛報道 双方の所属事務所コメント

    モデルプレス

  3. 松本潤・吉岡里帆・石原さとみら豪華共演 新春「東京フレンドパーク」放送決定

    モデルプレス

  4. “窪田正孝史上、最も愛された役”ランキングを発表<1位~10位>

    モデルプレス

  5. 三浦翔平、「僕やり」窪田正孝に感謝「彼が座長でよかった」 打ち上げの様子明かす

    モデルプレス

  6. 「僕たちがやりました」トビオ(窪田正孝)&蓮子(永野芽郁)の恋の結末…10年間会わなかった理由に視聴者も涙<最終話>

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 2月のカバーモデルは「トリリオンゲーム」目黒蓮&佐野勇斗

    特集

  2. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  3. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  4. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  5. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  6. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  7. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  9. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  10. ONE OR EIGHTプレキャン実施中!インテルCoreUltraが新生活応援

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    3時のヒロイン・かなで、イケメン俳優2人とディズニー満喫「どういう関係?」「お揃いの帽子可愛い」の声

    モデルプレス

  2. 02

    元E-girls・YURINO、結婚していた 1周年記念日に報告「愛の溢れる家族になっていきたい」

    モデルプレス

  3. 03

    乃木坂46新メンバー 1人目の6期生「矢田萌華」公開 秋田県出身の17歳

    モデルプレス

  4. 04

    小川菜摘、手作り恵方巻きが「プロ級」「バイトしてただけに本格的」と話題 夫・ダウンタウン浜田雅功と結婚当初の秘話も

    モデルプレス

  5. 05

    矢田亜希子、新ヘアにイメチェン「イメージ変わる」「美しすぎ」と絶賛の声

    モデルプレス