小栗旬、“初共演”実父からアドバイスは?改めて思ったこと語る
2017.12.03 20:31
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俳優の小栗旬が3日、大阪城ホールにて行われたコンサート「第35回サントリー1万人の第九」に出演した。
第2部の第九演奏前に、第九の歌詞の基になったシラーの詩「歓喜に寄せて」を翻訳・編集した「よろこびのうた」を朗読した小栗。1999年から「サントリー1万人の第九」の舞台演出を担当する、父・小栗哲家氏との“初共演”となった。
小栗の朗読について、「第九」の指揮者を務めた佐渡裕氏は、「小栗旬さんはすごかった。旬さんと会ったのは2、3年前。こういう形で一緒に仕事ができて良かった」と大満足。「昨日のリハーサルからいろいろな注文を付けたが、ひとことですぐに変わっていく。結果、第九の詩が彼の体に入って、言葉になって、人に伝わっていった。素晴らしかった」と絶賛した。
また、「父、哲家さんが演出する舞台に初めて立ってみて、いかがでしたか?」との質問には、「あまり絡んでないので、特別ありません。ですが、やはりこういうコンサートは家族がやってきたことなので、とても偉大な仕事をしているんだなと改めて思いました」としみじみ。「事前に何かアドバイスは受けましたか?」には、「特にありません」と答えた。
また、ロックバンド・くるりが、自身の曲のほか、John Lennon and Yoko Onoの「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」を1万人の合唱団とともに披露。1部にはヴァイオリニスト・服部百音氏も登場した。
なお、コンサートの模様はMBS発JNN系列『1万人の第九2017~の想いが集う日~』(12月23日ひる2時より※TBCのみ1時55分~)で放送。
国分太一(TOKIO)、又吉直樹(ピース)、いとうあさこが出演する。(modelpress編集部)
時代が変わっていく中で35年続いている。世の中、色々と複雑さが増している中で1万人規模で一つのことをつくりあげていく、それを多くの人がテレビで見てくれる。大変意義のあることになって
きた。こういう場があることに感謝している。つくる側としては意味のあるもの、感動できるもの、ますます良いものをつくっていきたい。
難しいコンサートをやっているということだけではなく、ベートーヴェンが伝えたかった「多くの人がひとつになる」ということが、この「1万人の第九」で実現できている。ヨーロッパで暮らしていると、「1万人の第九」が世界で話題になっているのが感じられる。2年後には、ベートーヴェンの記念の年がくる。各地の記念コンサートのモデルになるんじゃないか。
生で体感して本当に感動した。第九はもともと大好きで、聴いているときはこの1年のことやこれまでの人生のことなど思い返しているが、今日は1万人それぞれの想いが届くようなエネルギーを感じた。音楽人としてこのイベントは音楽を越えた名前のないものの塊みたいで、とにかく感動した。佐渡裕さん、小栗旬さん、服部百音さんのファンになった。
【佐藤征史】
35年続くイベントに出演できて光栄。体感して凄いイベントであることが改めて分かった。本番緊張すると思っていたが「1万人のメンバー」で演奏を楽しめた。自分の目標として死ぬまでに1度は参加したいイベントとして、子供達にも伝えていきたい。
【ファンファン】
どこにいても声が聴こえて元気をもらえた。来年は参加します!
ッシックを普及させる貴重なイベントなのだと思った。
小栗の朗読について、「第九」の指揮者を務めた佐渡裕氏は、「小栗旬さんはすごかった。旬さんと会ったのは2、3年前。こういう形で一緒に仕事ができて良かった」と大満足。「昨日のリハーサルからいろいろな注文を付けたが、ひとことですぐに変わっていく。結果、第九の詩が彼の体に入って、言葉になって、人に伝わっていった。素晴らしかった」と絶賛した。
父の偉大な仕事を目の当たりに
一方、当の小栗はコンサートの感想を求められ、「素晴らしかったです。とてつもないエネルギーでした。みなさんがここに向かってきた成果が出てました。しびれました!」と感激した様子。自身の朗読については「佐渡さんからドイツ語に関して意味など深いところを指示してもらっていたので、その点を気を付けながらやりました」と振り返った。また、「父、哲家さんが演出する舞台に初めて立ってみて、いかがでしたか?」との質問には、「あまり絡んでないので、特別ありません。ですが、やはりこういうコンサートは家族がやってきたことなので、とても偉大な仕事をしているんだなと改めて思いました」としみじみ。「事前に何かアドバイスは受けましたか?」には、「特にありません」と答えた。
くるりも登場「サントリー1万人の第九」
1983年に始まった世界最大規模の「第九」合唱を行う同コンサート。35回目を迎えた今年も佐渡氏の指揮の元、最年長は93歳、最年少は6歳の合唱団が「第九」を歌った。また、ロックバンド・くるりが、自身の曲のほか、John Lennon and Yoko Onoの「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」を1万人の合唱団とともに披露。1部にはヴァイオリニスト・服部百音氏も登場した。
なお、コンサートの模様はMBS発JNN系列『1万人の第九2017~の想いが集う日~』(12月23日ひる2時より※TBCのみ1時55分~)で放送。
国分太一(TOKIO)、又吉直樹(ピース)、いとうあさこが出演する。(modelpress編集部)
総監督・指揮 佐渡裕コメント
点数はつけようがない。達成感・満足感に包まれている。毎年同じことをしているのではなく、今年は今年の創造物としてすべての歯車がかみ合った。小栗旬さんはすごかった。旬さんと会ったのは2、3年前。こういう形で一緒に仕事ができて良かった。昨日のリハーサルからいろいろな注文を付けたが、ひとことですぐに変わっていく。結果、第九の詩が彼の体に入って、言葉になって、人に伝わっていった。素晴らしかった。時代が変わっていく中で35年続いている。世の中、色々と複雑さが増している中で1万人規模で一つのことをつくりあげていく、それを多くの人がテレビで見てくれる。大変意義のあることになって
きた。こういう場があることに感謝している。つくる側としては意味のあるもの、感動できるもの、ますます良いものをつくっていきたい。
難しいコンサートをやっているということだけではなく、ベートーヴェンが伝えたかった「多くの人がひとつになる」ということが、この「1万人の第九」で実現できている。ヨーロッパで暮らしていると、「1万人の第九」が世界で話題になっているのが感じられる。2年後には、ベートーヴェンの記念の年がくる。各地の記念コンサートのモデルになるんじゃないか。
くるりコメント
【岸田繁】生で体感して本当に感動した。第九はもともと大好きで、聴いているときはこの1年のことやこれまでの人生のことなど思い返しているが、今日は1万人それぞれの想いが届くようなエネルギーを感じた。音楽人としてこのイベントは音楽を越えた名前のないものの塊みたいで、とにかく感動した。佐渡裕さん、小栗旬さん、服部百音さんのファンになった。
【佐藤征史】
35年続くイベントに出演できて光栄。体感して凄いイベントであることが改めて分かった。本番緊張すると思っていたが「1万人のメンバー」で演奏を楽しめた。自分の目標として死ぬまでに1度は参加したいイベントとして、子供達にも伝えていきたい。
【ファンファン】
どこにいても声が聴こえて元気をもらえた。来年は参加します!
ゲスト・服部百音 (ヴァイオリニスト)
演奏させていただいて光栄です。私にはもったいない役目だったと思います。でも誠心誠意、今できる最大限の表現をできたとは思っている。いろんなジャンルの人との共演が新鮮だった。クラッシックを普及させる貴重なイベントなのだと思った。
司会・羽鳥慎一
今年は1番パワーを感じた。小栗旬さんはかっこよかった。服部百音さんのトークの対応力に驚いた。クラッシック普及の新しい人材を見つけたと思った。
【Not Sponsored 記事】