渡辺麻友、AKB48で期待するメンバーを指名 卒業後にやってみたいことが“庶民的”だった<渡辺麻友卒業コンサート/会見一問一答>
2017.10.31 23:22
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AKB48渡辺麻友の卒業コンサート「渡辺麻友卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~」が31日、渡辺の地元・埼玉県さいたまスーパーアリーナで行われた。終了後、渡辺が取材に応じた。
まゆゆにとっての王道アイドルとは?
渡辺はこの日、コンサート中に若手メンバーを目立たせる場をかなり設けていた。その中で、渡辺と次世代メンバーがダブルセンターを務める曲目があったが、センターを選んだ選考基準について「普段からいろんなメンバーを見ていて、この子はこれから輝いてセンターはれるんじゃないかと私が期待した子を選びました」と回答。特にチーム8の東京代表小栗有以を「最近すごく注目している」とし、「めきめきと成長中。ぐんぐんアイドルオーラもましてきて、王道アイドルです」と好評価した。
王道アイドルといえば渡辺だが、小栗は“ポストまゆゆ”に?という質問には「私なんか目じゃないくらい。わたしが思う、まさにアイドルだと思う」と謙遜。
さらに、小栗に対して「AKBの正統派アイドルとしてがんばってほしいと期待している」とエールを送っていた。
ハロウィンを忘れさせたまゆゆ拘りの空間
なお、31日はハロウィンだったが、渡辺はセットリストにAKB48のハロウィンソング「ハロウィン・ナイト」を組み込まなかったほか、ハロウィンっぽい演出などは一切カット。観客は思わずハロウィンのことを忘れた数時間となった。今回の卒業コンサートの打ち合わせは20回近く深夜に及ぶまで行ったといい、並々ならぬ拘りを見せた渡辺。ハロウィンの演出がなかったことについては会見時に答えがあり「世界観を統一したいと思って、コンサートのセットもクラシカルでお城みたいになってます。全編通してこのセットにあわせた曲だったり、全部が同じ世界感になれるように作り上げました」と話していた。
卒業後にやってみたいことが庶民的
また、卒業後は女優の道に進む渡辺は、女優以外でやってみたいことについて「普通に居酒屋でお酒飲みたい。普通にそういうことをしてみたい」と回答。“ビール好き”という渡辺だが、アイドルだったからこそできなかった庶民的な回答に報道陣をほっこりさせていた。
渡辺麻友、一問一答
―今日のドレスは?渡辺:AKBの(衣裳担当の)しのぶさんが今回デザインしてくださって。卒業の最後に着るドレスで、高価な羽を使用しているらしく。細かいところまで衣裳さんが私の持つイメージを表現してくれました。
11年アイドルとして歩んできたまゆゆの集大成が込められています。ついに自分も卒業するときがきたんだなと、すごく幸せな気持ちで満ち溢れる感じです。ほかの衣裳とは違った感覚。
―コンサートの打ち合わせは?
渡辺:打ち合わせは20回くらい。スタッフさんが集まって、深夜から夜中の3時くらいまで打ち合わせしたり。それで作り上げたコンサートなので、最高のコンサートになったのではないかと思います。
ーコンサートのテーマは?
渡辺:こだわりがあるんですけど、世界観を統一したいと思って、コンサートのセットもクラシカルでお城みたいになってます。全編通してこのセットにあわせた曲にだったり、全部が同じ世界感になれるように作り上げました。単なる私の好みですが、ファンの方にもその世界に浸れて夢のような時間を過ごしていただけるのではないかなと思いました。
ーセットはおとぎ話のようですね。
渡辺:普段の現実とは離れた夢のような世界をイメージしました。割とわたしはそういう世界観が好きだし、今まで世界観を統一したコンサートはなかったので1から10まで統一してコンサートをやろうと思いました。
オリジナルキャラクターの着包みも作って、それも登場したのでテーマパークっぽくなったかな(笑)
ーコンサートでは演技もしてましたね。
渡辺:ドラマ(※サヨナラ、えなりくん)の共演者にも来ていただいて、AKBのパートと自分のソロコーナーも設けさせていただいて、ブロック毎にテーマを作りました。
ーえなりかずきさんも登場しましたね。
渡辺:打ち合わせの段階でえなりさんをどう登場させようと(笑)渡辺麻友のファンが知ってるキャラクターから、えなりさんが出てきたらおもしろいんじゃないかって。
えなりさんは『是非やらせてください!』と言っていただいて、『開演前に客席に登場することも全部やります『と言ってくださり、最初から最後までえなりさんが(着包みに)入ってくださって本当に感謝です。
ー期待の新人の選出はどんな基準で?
渡辺:普段からいろんなメンバーを見ていて、この子はこれから輝いてセンターはれるんじゃないかと私が期待した子を選びました。
最近すごく注目しているのが小栗有以ちゃん。その子がめきめきと成長中で。ぐんぐんアイドルオーラもましてきて王道アイドルです。
ー王道アイドルということはポスト渡辺麻友ということに?
渡辺:(小栗は)私なんか目じゃないくらい。わたしが思うまさにアイドルと思うので。AKBの正統派アイドルとしてがんばってほしいなと期待しています。
ー始まりからいきなり泣いていましたが。
渡辺:びっくりしたんですけど、コンサート始まる直前は不思議な感覚で、実際始まってお客さんが見えた瞬間に涙がでてきて、自分でも処理しきれない感情で目の前の景色に感謝の気持ちと幸せな気持ちが溢れて涙になって止まらなかったです。
ー卒業した同期が登場しましたね。
渡辺:みんなオーディションをうかって一緒にがんばってきた仲間なので、久しぶりに会うと離れていてもどこかでつながっているような。顔を見るだけで泣いちゃうみたな深い関係ですね。
ー指原さんからメッセージがありましたね。
渡辺:よくさっしーとまゆゆは総選挙ではどっちが1位なのか言われるけど、普段はライバル心がないし、みなさんが思ってる以上に仲良しです。
だからこそメッセージで真面目に話してくれて、普段真面目な話をしないので、そうやって思ってみてくれてたんだなと。大切な仲間だなと思いました。
ー今後女優以外で挑戦したいことは?
渡辺:挑戦したいこと。AKBの中に11年いたので、やってきてこなかったことは山のようにあるけど…。普通に居酒屋でお酒飲みたい。普通にそういうことをしてみたい(笑)
ーまず居酒屋で何を飲みますか?
渡辺:あ、ビールです。大好きなので。
ー最後に一言
渡辺:本日はお忙しい中、ありがとうございました。本当に沢山拘って作り上げたコンサートで、人生においても一生忘れることはないと思います。すべてのみなさんに感謝します。
あと2ヶ月活動があるけど、劇場公演の出演が12月26日で最後になるので、その日に卒業コンサート同様に集大成をみてほしいです。
渡辺麻友、年内で卒業
渡辺は第3期メンバーとして、2007年より活動を開始。第1回の総選挙開始から9年連続で神7入りを果たしている唯一のメンバー。今年6月17日に沖縄で行われた「第9回 AKB48選抜総選挙」にて、年内の卒業を発表。10月28日に名古屋・ナゴヤドームにて最後の全国握手会に参加した。AKB48劇場での卒業公演は12月26日。
11月22日にAKB48として参加するラストシングル「11月のアンクレット」を発売する。(modelpress編集部)
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