20歳目前の玉城ティナ、“渇望”していることを告白
2017.10.07 14:30
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モデルの玉城ティナが7日、都内で写真集「渇望」(講談社刊)の発売記念イベントを行った。
20歳目前!「読む写真集」に込めた想い
玉城にとって3作目の写真集となる同書は、“まだ世の中にない写真集”を目指して、作家の島本理生氏、映画監督の山戸結希氏、イラストレーターのancco氏、スタイリストの遠藤リカ氏など、各界の才能たちとコラボ。さらに圧倒的な筆致で文芸誌編集者をうならせた玉城の書き下ろし短編小説も収録した読む写真集。20歳の誕生日を翌日に控えた玉城は、20歳記念で同写真集を発売することについての思いを聞かれると「やっぱり20歳というのは節目だなと思うので、こういった形で本を出せたのがは嬉しいことだなと思います」と声を弾ませ、内容については「“読む写真集”って付けさせてもらっているんですけど、文章もそうですし、手に取ってめくってもらうと、紙質が違っていたりと細かいこだわりがたくさん詰まっていて、写真集なんですけど、誰かの人生のバイブルみたいになってもらえたらいいなと勝手に思っています」とアピールした。
また、一味違う写真集を出そうと思った胸の内を聞かれると「最初、頭の中だけで考えていることを編集さんたちと打ち合わせをして、意見交換をしながら1番ベストな状態で出来上がったのがこの本です」と言い、「写真はもちろん可愛いんですけど、それだけじゃなくて、私のことをもともと知ってくださっているファンの方も、知らない面がたくさんあると思いますし、文章で10代~20代にかけての心境だったりを散らしています」と紹介した。
タイトルの意味は?
普段から小説執筆活動をしているのか尋ねられると、「普段、思ったことや感じたことを、iPhoneのメモ機能とかにためているんですけど、そういうものから膨らませたりしています。2年くらい前から」と明かし、今後も続けていくか追及されると「ぜひそういうジャンルでも活動できればいいなと思っています」と胸の内を明かした。お気に入りには、イラストレーターのancco氏とコラボしたページを挙げ「メイクだったり、繊細な感じだったり、私の中でこれまでにあるようでない感じなので」と説明。タイトルの自身で考えたそうで、そこに込めた思いを尋ねられると「20歳の記念本でどういうタイトルにしようか考えたときに、オシャレな英語とかまったく思い浮かばなくて(笑)、漢字2文字がいいなって勝手に思ったときに、10代から20代にかけて女の子って変化していくと思うんですね。そういう中でどういう風に生きて行こうかなと思ったときに、日々何かを求めて生きて行きたいなと思って『渇望』というタイトルにしました」と打ち明け、「『20代でどういうことがしたいの?』って聞かれるかなと思ったんですけど、この本を渡したらなんとなく理解してもらえるかなという思いを込めて『渇望』にしました」と語った。
さらに、タイトルにちなみ、“いま渇望していること”を聞かれると「毎日何かしら渇望していますけど、仕事とかでも、今ってモニターで写真がチェックできるんですけど、そういうときも“ここがこうだったら”とちょっとずつ渇望しながら生きています(笑)」と答えた。
誕生日はどう過ごす?
誕生日当日(10月8日)はどう過ごすか尋ねられると、「明日は大阪でイベントです!7、8、9日とイベントなので、ファンの方々と一緒に過ごせることができて、嬉しく思っています」と吐露し、一緒に過ごす男性もいないようで、好きなタイプを聞かれると「私は優柔不断なので、決めてくれる人がいいです。あと黒髪が好きですね(笑)」とニッコリ。内面的には「自分のやりたいことをちゃんとやっている人」と明かした。現在、モデル以外に女優としても活躍している玉城は、女優業をやってみての聞かれると「モデル業と女優業ってちょっと似ているようで似ていないというか、表現するという意味では一緒なんですけど、脳みその違う部分を使っている感じがして、どっちにもいい刺激になっていると思います」と語り、「私は両方ともこれからもやっていきたいなと思います」と目を輝かせた。
なお、この日のファッションのポイントを聞かれると「ラップスカートで大人っぽいんですけど、色味はちょっとくすんでいて、ビジューがついていたりして大人っぽすぎない感じにしました」と紹介した。(modelpress編集部)
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