飯豊まりえ、初の刑事役に挑戦「新たな一面をお見せできる」<石つぶて>
2017.09.20 08:00
モデルで女優の飯豊まりえが、俳優の佐藤浩市が主演をつとめるWOWOWドラマ「連続ドラマW 石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」に出演することが決定。人生初となる新人刑事役をフレッシュに演じる。
「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」とは
今作は山一證券倒産の裏で最後まで闘い続けた社員たちの軌跡を、緻密な取材を重ね、著書としてまとめたノンフィクション作家・清武英利氏の作品を連続ドラマ化。今回は2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」。警視庁捜査二課に属する“石つぶて”たちが、組織に抗いながらも掘り起こしたこの事件の真相と、“三悪人”と呼ばれた外務省役人たちが起こした衝撃的な悪事を描く。刑事役に初挑戦
飯豊は自身初挑戦となる刑事役。佐藤や江口洋介演じるベテラン刑事達に囲まれながらも奮闘する、捜査二課のヒロインを好演する。右も左も分からないまま、所轄署から捜査二課に抜擢された駆け出しの巡査長・矢倉かすみ役。前代未聞の外務省金融事件の摘発に一所懸命取り組もうとするがなかなか認めてもらえず。しかし、ひたむきさで武骨な刑事・木崎(佐藤浩市)の懐へと入り込む矢倉。フレッシュな女優・飯豊まりえが実力派俳優達に囲まれながら、若き刑事の成長と共に少女から大人の女優へと変貌を遂げる。初の刑事となる飯豊は「最初に台本を見たとき『私の台本じゃないんだろうな』って思っていました(苦笑)。なので、『石つぶて』に刑事役で出演させていただけると聞いて驚いた反面、ご迷惑をおかけするんじゃないかと凄く不安になりました」と率直な心境を明かし、「刑事さんならではの“縦社会”や“礼儀”といった立ち居振る舞いもまだまだ手探り状態ですが、これまでに演じたことのない新鮮なキャラクターなので、私の新たな一面をお見せできると思います」と気合いを見せた。
さらに、「私が演じる矢倉は芯がしっかりしていて、地道に頑張る女性です」と役柄について説明し、「そんな一所懸命の彼女を頑張って演じたいと思いながらも、シャツの襟を立てて、ボタンをあけて、という“ブルゾンちえみ”さんのような大人の女性スタイルには慣れそうになくて(苦笑)」とお茶目な一面もみせた。
「連続ドラマW 石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」は、11月5日(全8話)より毎週日曜夜10時に放送される。(modelpress編集部)
飯豊まりえコメント全文
最初に台本を見たとき「私の台本じゃないんだろうな」って思っていました(苦笑)。なので、「石つぶて」に刑事役で出演させていただけると聞いて驚いた反面、ご迷惑をおかけするんじゃないかと凄く不安になりました。刑事さんならではの“縦社会”や“礼儀”といった立ち居振る舞いもまだまだ手探り状態ですが、これまでに演じたことのない新鮮なキャラクターなので、私の新たな一面をお見せできると思います。私が演じる矢倉は芯がしっかりしていて、地道に頑張る女性です。そんな一所懸命の彼女を頑張って演じたいと思いながらも、シャツの襟を立てて、ボタンをあけて、という“ブルゾンちえみ”さんのような大人の女性スタイルには慣れそうになくて(苦笑)。高校でも第一ボタンまでしっかり閉めていたので、「ボタンをひとつしめさせてください」ってお願いしちゃいました(笑)。
私が生まれたのが1998年だったんですけど、その翌年にこの事件が起きていたというのがとても衝撃的で……。私と同世代の皆さんはこの事実を知らない人が多いと思います。佐藤さん、江口さんと同様に「この話をひとりでも多くの皆さんに知ってもらいたい!」という気持ちでドラマを撮影していますので、ぜひ最後まで“事件の真相”をお見逃しなく!
ストーリー
警視庁捜査二課の情報係係長に斎見晃明(江口洋介)が着任する。情報係には捜査四課時代、斎見と合同捜査をともにした偏屈な刑事・木崎睦人(佐藤浩市)がいた。そのころ木崎は、情報収集のために足しげく通う元国会議員の事務所で、外務省のノンキャリア職員に贈収賄容疑があることを知る。折しも九州沖縄サミットの開催が決まり、外務省に法外な予算が付く時期だった。省庁の中でも最も聖域とされる外務省への疑惑に興奮を隠せない木崎だが、彼にはかつて内閣府に対する捜査情報が漏れ政治的な圧力でつぶされた経験があり、上司でも捜査情報の共有を拒む徹底ぶり。木崎が外務省という巨大な敵を標的にしていると直感した斎見は、単独捜査の無謀さを説き、強引に木崎に近づこうとする。そんな中、外務省への疑惑は、やがて政官界を揺るがす大事件に発展し、彼らの前に国家の壁が立ちはだかる。
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