佐々木希、“セックス依存症”の妻役で見せたまぎれもない新境地 豹変する姿に引き込まれる<雨が降ると君は優しい>
2017.09.17 18:37
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Huluオリジナルドラマ『雨が降ると君は優しい』(※全8話、毎週土曜配信)の第1話、2話の配信が16日よりスタート。女優の佐々木希が“セックス依存症”に苦しむ妻を演じることで話題となっている同作の魅力を紹介する。
Huluオリジナルドラマ「雨が降ると君は優しい」
テーマは、心から愛し合う新婚夫婦に与えられた、究極の試練「セックス依存症」(性嗜好障害の一つ)。妻が不特定多数の男と体の関係を持ってしまう“心の病”だと知ったとき、夫は妻を、それでも愛しぬくことができるのか。数々の社会現象を巻き起こしてきた野島伸司氏が「いま本当に描きたいドラマ」を描いた。主演の玉山鉄二が一途な愛ゆえに悩める夫・立木信夫を、佐々木がセックス依存症に苦しむ妻・立木彩を演じる。
第1話あらすじ
出版社に勤める立木信夫(玉山鉄二)は、上司の倉田和馬(陣内孝則)から創刊を控えた月刊文芸誌『ストーリーファイル』の副編集長に任じられる。多忙を極め郊外に買った家にはなかなか帰れないが、妻の彩(佐々木希)とは深く愛し合い、仲睦まじい夫婦生活を送っていた。だが、彩には信夫には想像もつかない“秘密”があった。彼女はなんと、性嗜好障害の一つである“セックス依存症”に陥っていたのだ。眩しく晴れた暑い日には抗えない衝動を覚え、不特定多数の男と肉体関係を持ってしまう彩…。信夫を心から愛するがゆえに、そんな自分に激しい嫌悪感を覚え苦しむ彼女は、意を決して著名なカウンセラー・小早川志保(木村多江)のもとを訪れる。彩は信夫には内緒で、なんとか障害を克服しようとするのだが…。
佐々木希の豹変ぶりがすごい
※予告は「極限の試練編」「愛の苦悩編」「群像劇編」「悲劇的純愛編」4種類公開中
玉山との激しいベッドシーンがある予告公開時から「かなり攻めてる」と反響が集まっていた佐々木の演技。本編では彩の対照的な二面性を繊細に表現し、まさに女優として新境地を切り拓いている。
普段の彩は、少女の可憐さをにじませる美人で、夫を心から愛する良き妻。もとは女性誌で読者モデルをしていたが、結婚後は、郊外の一軒家で結婚生活を送りながら、老人ホームの介護助手をしている。
信夫も穏やかな笑顔を絶やさない真面目で誠実なキャラクター。夫婦は食事中、机の下で足を絡ませたり、ベッドで抱き合うシーンも多く、浮気の可能性をお互い微塵も感じさせないほど表向きは夫婦関係は順風満帆。雨の日には信夫のために駅まで迎えに行くなど献身的で控えめな彩は、佐々木のパブリックイメージに近い。
しかし、“衝動”が起こるとそのキャラクターは豹変。普段はつけない真っ赤なリップを乱雑に塗り、真っ赤なワンピースに高いヒールの靴を履き、出会い系などで見境なく不特定多数の男性と肉体関係を持ってしまう。彩は衝動が起きるときの自分を、“赤いムカデに身体中を蝕まれているよう”と表現。豹変すると、信頼してカウンセリングを受けている小早川にもきつく当たり、その目線や姿はまるで別人のようになる。
その心理状態は想像を絶するが、「夫を、とっても、愛してるんです」と一筋の涙を流し小早川に語るシーンは、彩の葛藤を体現しており、佐々木の演技に引き込まれた。
すでに反響続々
12日に行われた完成披露試写会では、「演じる前にすごく悩んだんですけど、本当にこの役を演じてよかったなと胸を張って言える作品になりました」と語っていた佐々木。ファンからは早速「新たなのぞみんを見れました」「優しい彩と表現した彩の対比が素晴らしかったです」「すごく切なくて自然と涙が…」「希ちゃんが綺麗すぎて可愛すぎてエロかった…」「続きが気になる!」など反響が寄せられている。彩だけじゃなく信夫にもどうやら心の病があるようで、2人はこれからどうやって試練を乗り越えていくのか。“女優・佐々木希”の新たな一面をぜひ目に焼き付けて欲しい。(modelpress編集部)
情報:Hulu
【Not Sponsored 記事】