松坂桃李、葵わかなに“裏の顔”を暴露される＜わろてんか＞

葵わかな、イタズラ好きな松坂桃李の裏エピソード暴露

ヒロイン発表の際に「自信も自覚もない」と言っていた葵は、約3ヶ月の間撮影をする中で、ヒロインとしての自覚や実感はわいてきたか尋ねられると、「しっかりしなきゃというのは日々感じています」と胸の内を告白。「周りが素敵な方々なので、日々足りないことを感じるばかりで、この（残り）10ヶ月でどこまで追い付けるかと、最近は思いながらやっています」とコメントした。

また、撮影をする中で、新たに発見した共演者の一面を聞かれると、葵は「松坂さんが意外と意地悪ってことですかね」とし、「表情が映らなくて、後ろから撮るバックショットのときに、ちょいちょいイタズラを仕掛けてくるんです」と松坂の“裏の顔”を暴露。

「（葵は）基本的にすぐ笑ってしまうんですけど、仕掛けられているときは“絶対に笑わない！”って思って我慢していたりすると、松坂さんが自滅したりして、自業自得だって思ったりします」と現場での様子を明かした。

これを受けて、松坂は「負けず嫌いなんだなって思いました。（葵が）『松坂さんが（イタズラを）仕掛けるのを見た瞬間に絶対に笑ってやるかって思った』って。“わろてんか”という作品を撮っているのに…」と冗談を交えて笑いを誘い、「それくらい和気あいあいとした空気感で、現場はすごく楽しいですね」と充実した表情を見せた。

笑い溢れる現場の様子を明かす

さらに、同作にちなみ、笑いで救われた経験があるか尋ねられると、葵は「スケジュールが大変で疲れる日もあるんですけど、そういうときにみんながガックリしているんじゃなくて、小さなところに大きな笑いがあるというか」と現場で過ごす日々で実感している様子。

「ちょっとしたことでも笑える環境なので、“しんどい…”と思う日も、その笑いに助けられて、元気にやって来られています」と感慨深げに語った。

作品への思い語る

この日、披露された第1週目では、幼少期のヒロイン・藤岡てん役を演じる新井を中心に展開するが、感想を尋ねられると、ヒロイン・藤岡てん役を演じる葵は、「私は（第1週目の）最後のシーンしか出ていないので、客観的に観られました。“小てんちゃん”（新井）が笑顔がチャーミングですごく可愛くて、“てん”という女の子そのものだなと感じました」と笑顔。「最後のシーンに自分が出てきたときに、子役のてんちゃんと別人だなと自分でも思わなかったので、よかったなと思います」と胸をなでおろした。

てんの夫・北村藤吉役を演じる松坂は「すごくドタバタとした笑いの中でも優しさに溢れている作品だなと思いました」と話し、「早く視聴者の方に、この優しい笑いが届くといいなと思っています」としみじみと語った。

NHK朝ドラ「わろてんか」

“笑い”をテーマにした本作の舞台は、明治の後半から第二次世界大戦直後の大阪。タイトルの「わろてんか」は大阪弁で“笑ってください、笑ってほしい”という意味で、「吉本興業」の創業者である吉本せいをモデルに、いつも周りに“笑い”をふりまくヒロイン・藤岡てんがひょんなことから小さな寄席経営を始め、ついには日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性と言われるまでに成長していくさまを描いていく。（modelpress編集部）