「過保護のカホコ」が面白い4つの理由 後半戦へ勢い加速
2017.08.16 17:39
女優の高畑充希が主演を務める日本テレビ系ドラマ『過保護のカホコ』(毎週水曜よる10:00~)。今作は超過保護に育てられてきた女子大生・カホコが画家を目指す青年・初(竹内涼真)と出会い成長していくホームドラマ。多くの視聴者を惹きつける今作の魅力を考察する。
目次
高畑充希主演「過保護のカホコ」
『家政婦のミタ』や『○○妻』など数々のヒットドラマを手掛けてきた遊川和彦氏が脚本を務める同作。21歳にして生活の全てにおいて親任せで、超過保護に守られて生きてきた“純粋培養”の女子大生・カホコ(高畑)が、親に捨てられ養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぎ大学に入学したという、自分とは正反対の環境で育った青年・麦野初(竹内)と出会って成長していくホームドラマ。
ほか、カホコを溺愛し娘のすべてを把握していないと気が済まない母・泉役を女優の黒木瞳、過保護に育ったカホコの将来を案じながらも厳しくできない父・正高役を俳優の時任三郎が演じる。
1.まっすぐすぎるヒロイン・カホコを応援したくなる
なんといっても高畑演じるカホコの純粋さがこのドラマのすべて。人より物事の飲み込みは遅いが、納得すればとことん取り組む真面目な性格の持ち主だ。第5話の初の台詞にもあったが、ママとパパがカホコをついつい可愛がりたくなるのもわかる。序盤はその世間知らずぶりにやきもきした視聴者も多かったかもしれないが、“過保護”に育てられたことを自覚し、初(竹内)と出会い少しずつ自立心を持ち始めている。
第6話では、ママ(黒木)が家出してしまい、本格的に“脱過保護“への道のりがスタート。母のような気持ちで「頑張れ、カホコ!」と応援したくなることだろう。
2.口調は乱暴だけど実は優しい!初がかっこよすぎる
そして、カホコの初恋の人・初がとにかくかっこいい。出会った頃からカホコに現実を教えてくれる唯一の存在。自分とは正反対の“過保護”な家庭で育ったカホコに苛立ちを感じながらも、そのピュアな人柄に惹かれていき、第5話では両親を前に交際を申し込んだ。
第4話の「俺にはお前が必要なんだよ」、そして第5話の「嫌です。娘さんともう会えなくなるのは嫌です」など、ぶっきらぼうだけど“どストレート”な言葉で女性視聴者の心を鷲掴みにしている。
3.どの世代も共感できる名言
初の台詞だけでなく、第4話のカホコの台詞「私、こんなの初めて。また明日ってこんなに素敵な言葉だって知らなかったから」など、今作には親子、恋人、それぞれの立場から共感できる名言が散りばめられていることも幅広い世代の心を掴んでいる理由のひとつだろう。第5話の“ばあば”ことカホコの祖母・初代(三田佳子)の「愛するより信じるほうが難しい」も大きな注目を集めたが、一人ひとりの台詞にも注目して今後の行方を見守りたい。
4.星野源の主題歌が絶妙
どこか懐かしさと暖かさを感じさせるサウンドと、繰り返されるサビの『ただ幸せが1日でも多くそばにありますように』という歌詞が物語と絶妙にマッチしている。
自己最高視聴率記録 後半戦に向け勢い加速
今後の展開に注目だ。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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