小林聡美&大島優子が9変化「これは大変かもしれないぞと思いました」
2017.08.11 11:00
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WOWOW×Hulu共同製作の連続ドラマ「コートダジュールN゜10(読み:コートダジュールナンバーテン)」(11月スタート、WOWOW版全5話/Hulu版全4話)に、女優の小林聡美と大島優子が出演する。
1話毎に異なるキャラクターに
同作は、友人の葬式で再会した2人、探偵、社交ダンスの先生と生徒、スナックに集うギターの流しと常連客など2人の女優が1話毎に異なるキャラクターを演じる30分×9話のオリジナルストーリー。身近にもいるかもしれない人々の人生の一場面を、小林と大島が自然な佇まいで演じる。誰かのささやかな日常をそっと覗いているかのようで、舞台での芝居を観ているような、“巧妙な演出”と“作為のない芝居”から生まれる新感覚の同ドラマは、2人の女優と毎回異なるゲストが織り成す、日常こそが宝物だと思えるような物語となっている。
ドラマでは初共演
小林と大島は共演した映画「紙の月」(14)で、その年の様々な映画賞を受賞。ドラマでは初共演となる2人が各話に個性豊かなゲストを迎えて、物語を作り出していく。大島との共演について、小林は「大島優子さんと一緒だと聞いて、彼女とだったらそういう感覚を共有できるだろうなあと楽しみにしていたのですが、想像した以上に素直で柔軟な人でした」とコメント。さらに「見えないところできっと努力している真面目な人だと思いますが、カメラの前にさらっと立ち、自由自在に動き反応する。彼女よりは少し長くこの仕事をしている私ですが、大島さんに、とても新鮮な気持ちにさせて貰えたような気がします」と現場での大島の姿について語った。
大島は「シナリオを読んだ時、それぞれの話が全く違う世界観で、しかもなかなかタイトなスケジュールで次々に撮影していくと知り、これは大変かもしれないぞと思いました」と明かすも「小林さんの醸し出すシャープだけど暖かい感じと、このチーム独特のシンプルな空気感があり、戸惑いが、撮影が進むに連れリラックスしていき、やがて楽しさに変わっていきました」と報告。「全く違う話の中に、毎回違う素敵なゲストの方が出られるのも、緊張とともにとても新鮮な経験でした」と振り返った。(modelpress編集部)
小林聡美 コメント
全く違う9本の物語、そして全く違う役柄と聞いた時、なかなか大変そうだなあと思いましたが、実際に撮影が始まると、その懸念を面白さの方が超えていきました。私は、もともとあまり前もって考えず、現場に行って、その空気を感じた瞬間からその役に入っていくタイプなのだと思いますが、今回は作り手の方たちの発想も、その場に自然と生まれてくる空気感を大事にしたいというものだったので、無理なくひとつひとつの話の中に入っていけました。そして、今回は大島優子さんと一緒だと聞いて、彼女とだったらそういう感覚を共有できるだろうなあと楽しみにしていたのですが、想像した以上に素直で柔軟な人でした。見えないところできっと努力している真面目な人だと思いますが、カメラの前にさらっと立ち、自由自在に動き反応する。彼女よりは少し長くこの仕事をしている私ですが、大島さんに、とても新鮮な気持ちにさせて貰えたような気がします。
毎回、違う話の中に、毎回違うゲストの方たちが参加してくださって、とても刺激的で楽しい現場でもありました。
そんな撮影現場の楽しく新しい風が、観てくださる方たちに届くといいなあと思っています。
大島優子 コメント
シナリオを読んだ時、それぞれの話が全く違う世界観で、しかもなかなかタイトなスケジュールで次々に撮影していくと知り、これは大変かもしれないぞと思いましたが、小林さんの醸し出すシャープだけど暖かい感じと、このチーム独特のシンプルな空気感があり、戸惑いが、撮影が進むに連れリラックスしていき、やがて楽しさに変わっていきました。全く違う話の中に、毎回違う素敵なゲストの方が出られるのも、緊張とともにとても新鮮な経験でした。
会話で展開していく、まるで一幕の舞台のような話もあり、丘の上に佇み風を感じている、ただその場所と同化するような話もあり、演じる方にいる自分自身が、やりながら観ている方にいるような、瞬間そんな錯覚もあったかもしれません。
また新しい気分で、自分自身の感覚を研ぎ澄まされる、そう思える作品でした。
観ていただく方にも、毎回新しい気分で楽しんでいただけると嬉しいなと思います。
「コートダジュールN゜10」9話タイトル
「むかしのともだち」「しののめ」
「恩返し」
「センチメンタルジャーニー」
「白鳥ダンスアカデミー」
「ある物件」
「運動場」
「スナック蟻ヶ崎」
「ベンチにて」
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