市川海老蔵、長男・勸玄くん出演時のハプニング明かす 対応力に称賛の声
2017.07.05 15:20
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歌舞伎俳優の市川海老蔵が5日、自身のオフィシャルブログを更新。3日に開演した長男・勸玄(かんげん)くんと出演する舞台『七月大歌舞伎』の公演2日目に起きたハプニングを報告し、勸玄くんの対応力が称賛を受けたことを明かした。
勸玄くんが見せた対応に称賛
海老蔵が更新したブログによると、4日に行われた公演の勸玄くん出演時にハプニングが起きてしまったという。「駄右衛門花御所異聞」で白狐を演じる勸玄くんが登場し、セリフを言う直前、客席から「カンカーーン!!!えらい!!!!」と大きな声援が。舞台に慣れていないこともあり、呼びかけられたことでセリフが飛んでしまう可能性もあり得る状況になってしまった。しかし、「そこで倅は その声をガン見して、セリフを遅らせて言いました」と突然の出来事にも動揺せずに、しっかりと自分の役目を終えたことを明かした。
この瞬発的な対応に、共演している歌舞伎俳優の香川照之も感動したようで、海老蔵が「(香川が)『あれはすごいよ!感動した!』と言ってくれて いまめちゃてれてます」と称賛を受けた勸玄くんの様子を伝えた。
勸玄くん、父・市川海老蔵と“宙乗り”初挑戦
今回の舞台は、勸玄くんが史上最年少で宙乗りに初挑戦することで大きな話題を呼んでいる。宙乗りとは、舞台や客席の上を吊られて移動する演出で、幽霊や妖怪、狐など非現実的な役で行なわれる。初演の3日には、朝、突然勸玄くんが「今日出たくない」とごねてしまうアクシデントがありつつも、本番では海老蔵の腕に抱かれ登場し、初の宙乗りは無事成功。同公演は6月22日に亡くなった妻・小林麻央さんも楽しみにしていた舞台だったため、終演後、海老蔵は「よくやった、そばにママいたね、と互いに話しました、、」と勸玄くんと交わした会話を報告した。
小林麻央さん、6月22日夜に自宅で死去
海老蔵と麻央さんは、2010年1月に婚約発表会見を行い、3月3日に婚姻届を提出。2011年7月25日に第1子である麗禾ちゃんを、2013年3月22日に第2子である勸玄くんを出産した。2016年6月9日、海老蔵が行った記者会見において、麻央さん乳がんを患っていることを公表。同年9月、医師からの「癌の陰に隠れないで」という言葉を受けブログを開設し、ステージ4であることを報告した。
家族とともに病と戦い、2017年6月20日までブログも更新していたが、22日の夜、自宅にて家族が見守る中、逝去。享年34。海老蔵は23日の緊急会見にて、最期の言葉は「愛してる」だったことなどを涙を流し伝えていた。今回の勸玄くんの舞台は、麻央さんも乳がん闘病中に自身のブログで何度も話題にしていた。(modelpress編集部)
情報:市川海老蔵
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