市川海老蔵、会見から一夜「まおと私は共に生きます」 子どもたちの様子も
2017.06.24 09:40
歌舞伎俳優・市川海老蔵が23日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで緊急会見を行い、乳がん闘病中だった妻でフリーアナウンサー・小林麻央さん(享年34)が死去したことを報告。24日朝に更新したブログでは、会見から一夜明けた心境をつづった。
市川海老蔵「今日からパパ ママもやります」
朝6時前の更新で海老蔵は、「かなしさ さみしさが より現実的になっていく朝です」と悲痛な胸の内を吐露。続く「少しでも長くママのそばに」と題した投稿では、長女・麗禾(れいか)ちゃんが毛布をかぶって寝ている写真を添え、「まおのところへ 部屋は寒いのですが、布団をかぶり 少しでも長くママのそばにいたいと」と、麻央さんのそばを離れたがらない様子を伝えた。会見では麻央さんが亡くなった22日夜も、麗禾ちゃんが麻央さんの元を離れずにいたことを明かしていた。
そして「仕事も舞台も今まで以上に勤めます が、今日から少しづつですが、おにぎりつくり 40の手習い?今日からパパ ママもやります」と麻央さんの分まで子どもたちを支える覚悟も。
「まおと私は共に生きます」
深い悲しみの中にいながらも、子どもたちは気丈に振る舞っているようで、子どもたちと相撲をする姿も掲載。「とても辛いです。そんな時 子供達の笑顔が皆を救ってくれる」と2人の笑顔に感謝するとともに「2人はお母さんがいません。これから2人には大きな心の戦いが待っています。2人の笑顔で救われていますが、私は2人に恩を何十倍にもしてかえします。そう決めました」と父親としての決意を新たに。そして「まおの思い 元気になったらこうありたい!という気持ちを私も引き継ぎ。生きます。私では力不足ですが、私はまおの生きたかった 行いたかった事をしていきます。まおと私は共に生きます。私の中にいつもある。そう思ってます。いついつまでも」と麻央さんへの思いをつづった。
海老蔵はきょう(24日)も自主公演ABKAI2017「石川五右衛門 外伝」2公演に出演。
小林麻央さん、22日夜に自宅で死去
海老蔵は22日、都内で会見を行い「昨日夜に、妻、麻央が旅立ちました」と報告。同日、自宅療養中だった麻央さんの容態が急変し、夜に、海老蔵や麻耶、長女の麗禾ちゃん、長男の勸玄くんら家族に見守られる中、息を引き取ったという。麻央さんの最期について海老蔵は、涙を流しながら「これは本当に不思議なんですけど、最後に『愛してる』と言って、本当にそのまま旅だちました」と言い「『愛してる』の『る』は聴こえなかったかもしれないんですけど、『愛してる』と言って旅立ったのが、愛されていたのはわかっていたんですけども、最後の最後まで愛していてくれたことに…なんともいえませんね」と明かした。
昨年6月、海老蔵が記者会見において麻央さんが乳がんを患っていることを公表。9月に入ると麻央さんは自身のブログを開設。入退院を繰り返しながら、自身のブログで闘病生活をつづり、子どもたちの成長、海老蔵の支えなどを今月20日まで発信し続けていた。
(modelpress編集部)
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