これは本当にTAKAHIROなのか!?初舞台で魅せるEXILEとは違う顔に圧倒された<「MOJO」公開ゲネプロレポ>
2017.06.22 21:18
EXILE TAKAHIROが22日、初主演舞台「MOJO(モジョ)」の公開ゲネプロ・囲み取材に、共演の波岡一喜、木村 了、尾上寛之、味方良介、横田龍儀、演出の青木 豪氏とともに応じた。
「MOJO」あらすじ
ハリウッド映画界からも熱い注目を浴びるジェズ・バターワースの処女作にして、イギリス演劇界最高の栄誉とされるオリヴィエ賞最優秀新作コメディー賞に輝いた伝説の舞台「MOJO」を日本で初めて上演。物語の舞台は、ロックンロール・カルチャー全盛の1950年代後半。ロンドンのアトランティック・クラブでは、17歳のスター歌手・シルバージョニー(横田)が人気を集めていたが、その利権をめぐって地元のギャング、サム・ロスとクラブのオーナーが激しく対立していた。
ある夏の日、クラブの存続に関わる事件が発生。オーナーの右腕的存在のミッキー(波岡)や下働きのポッツ(尾上)やスウィーツ(木村)、スキニー(味方)はひどく動揺するが、オーナーの息子であるベイビー(TAKAHIRO)だけは奇妙なほど冷静だった。
事件の犯人は誰なのか?不信と欺瞞が渦巻く中、運命の夜が訪れる―。
「MOJO」の見どころを解説
TAKAHIRO演じるベイビーは、性格に難ありな“問題児”。下っ端のスキニーをいじめては満足そうに笑っているような歪んだ性格だが、オーナーである父親との確執ゆえにそうなってしまったことを知る仲間たちは見離さずに付き合っている。舞台を引っ張るのは尾上&木村コンビのスピーディーな会話劇だが、そこになんなく割って入るTAKAHIROの存在感はおよそ初舞台とは思えないほど。
危険な振る舞いで仲間たちを困らせ、歌を歌いながらニヒルに笑う姿からは、“何を考えているのかわからないヤバいやつ”感が漂っており、「これは本当にTAKAHIROなのか…!?」と目を疑ってしまった。
スリリングなストーリーだが、クスッと笑ってしまうシーンも多数。経験豊富な共演者たちに支えられ、新たなTAKAHIROの才能が花開いている。
同作は品川プリンスホテル クラブeXにて6月23日~7月14日まで上演。(modelpress編集部)
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