反町隆史&竹野内豊 (C)モデルプレス

反町派?竹野内派?最強の月9「ビーチボーイズ」の“女性目線”の裏設定とは…

2017.03.21 22:10

俳優の反町隆史(43)が19日、京セラドーム大阪にて開催された「KANSAI COLLECTION 2017 SPRING&SUMMER(以下:関コレ)」にサプライズ登場したことが話題を呼んでいる。現在4代目「相棒」(テレビ朝日系)でお馴染みの反町の人気は、同イベントで一際歓声を受けたことから今もなお健在。反町は1997年に放送されたフジテレビの月9「ビーチボーイズ」で俳優の竹野内豊と主演し“甲乙つけがたい2大イケメン俳優”として一世を風靡したことで大ブレークしたが、同作には女性演出家による女性目線の裏設定があった。

  

ビーチボーイズとは…

ドラマは、1997年7月期の月9として放送。女に捨てられ、行き場を失った桜井広海(反町)、仕事のミスからエリートコースを外れた鈴木海都(竹野内)の出会うはずもない2人が、休息を求めて海の見える地へと向かい、辿り着いたのはビーチ沿いにあったさびれた民宿・ダイヤモンドヘッドだった…という内容から始まるストーリー。

広末涼子 (C)モデルプレス
稲森いずみ (C)モデルプレス
当時23歳の反町、26歳の竹野内のほか、17歳の広末涼子をヒロインに、稲森いずみ、マイク眞木らが出演。スペシャルドラマも制作され、篠原涼子や木村佳乃ら現在主役級の豪華キャストが脇役として登場していた。

ラブストーリーのイメージが強い月9だが、男同士の友情を中心に描いており、月9の平均視聴率(平均・約23%、最高視聴率は第3話・約26%)でも最上位を記録するほど人気を博し、まさに“最強の月9”と呼べる作品となった。

この作品によって、2人が一世を風靡した象徴として、ワイルドで明るい反町“広海”派か、インテリジェントでクールな竹野内“海都”派か世の女性が分かれる風潮に。

翌年に放送され、反町が主演した「GTO」(同局)でも、ヒロインの松嶋菜々子演じる冬月の好きな芸能人として竹野内のポスターが自宅に張られるなど、反町と対比されつつ軽いパロディが行われるほどだった。

女性演出家が仕掛けたビーチボーイズの裏設定

男の友情を描いた同作だが、演出家は女性で、「101回目のプロポーズ」で武田鉄矢による今も記憶に残る名シーン「僕は死にません!」の演出を担当したほか、「最高の離婚」など数々のヒット作品の演出を手がけた石坂理江子氏が担当した。

ビーチボーイズは、女性が楽しめる演出を随所にちりばめたといい、昨年放送された「フジテレビ開局50周年 名作ドラマ&映画全て見せます!」によると、同作の撮影前の会議で石坂氏は作中の“8割が男のハダカ”であることをテーマに推し進め、その結果、反町演じる広海はシーンの至る所で“とにかく半裸”での出演となった。

特に、広海が水泳勝負に挑むシーンでは、反町の水着姿の肉体美を下から上まで細かく写すカメラワークなども実施しており、女性目線の演出を心掛けたという。これについて同番組で反町は「ほぼ脱がされていました(笑)」と照れながら振り返り、竹野内はこの事実を「知らなかった…」と驚きの様子だった。

大人の魅力を増した2人の再共演に期待

竹野内豊(C)モデルプレス
反町隆史 (C)モデルプレス
反町は関コレ出演がサプライズだったということや、そもそもあまり公の場に出ることはないこともあり、突然の大物俳優登場に会場は騒然とし、その日一番の歓声があがった。

反町は4代目の「相棒」を射止め、今もなお活躍する一方、竹野内もアカデミー賞を総なめにした映画「シン・ゴジラ」(庵野秀明監督)のメインキャストとしての出演が記憶に新しいが、2017年10月に映画化される人気ミステリー小説「彼女がその名を知らない鳥たち」(白石和彌監督)への出演も21日に発表されたばかり。

歳を重ね、魅力も演技力も増した2人が再び名作で共演する日を心待ちにしたい。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ
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