向井理×斎藤工“同い年”コンビでW主演「どこにいくのか興味がある」<コメント到着>
2017.03.19 10:27
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月刊小説誌「問題小説」にて2006年から2009年にかけて連載していた池井戸潤氏の「アキラとあきら」をドラマ化することが発表された。俳優の向井理、斎藤工のW主演で「連続ドラマW アキラとあきら」として、7月よりWOWOWで放送される。
「アキラとあきら」とは
反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折など、人生のキーワードを盛り込みながら、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に「アキラとあきら」の“宿命”を描く同作。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬(かいどう・あきら)を向井が、父の会社の倒産や夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛(やまざき・あきら)を斎藤が演じる。
なお、原作は大幅な加筆修正を加え、2017年5月31日に文庫判で発売される予定。
向井理コメント
Q:WOWOW連続ドラマW初のご出演について感想をお願いします。向井:長いことWOWOWを視聴者として見ていましたし、特にドラマWはいつも観ていたので、出演させていただくことは素直に嬉しいです。出演する事が目標の一つでもあったので、撮影が本当に楽しみです。
Q:池井戸潤さん原作ドラマに初めてご出演されるお気持ちについて、お伺いさせてください。
向井:池井戸さんご自身のご経験からいつもとてもリアリティがあり、尚且つエンターテインメント性もある作品なのでとても楽しみでした。また、本作のような同世代の友情、そして一見するとライバル関係、主人公二人のタイプが違うからこそお互いが認め合うお話は今までになかったと思うのでとても新鮮です。
Q:斎藤工さんとの共演について、印象やお気持ちをお伺いさせてください。
向井:共演するのは本作で4作目になりますし、同じ年でプライベートでも話はしています。初めての時は変な人だなって思って見てました(笑)。しっかりと対峙して二人芝居に挑戦するのは本作が初めてで不思議な感じですが、楽しんでやれればと思います。
Q:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
向井:職業物の骨太なストーリーとエンターテインメントの要素、そしてすごく芯の通った作品だと思います。WOWOWに初めて出演させていただきますし、最後まで楽しんで見ていただけるよう、とにかく気合を入れて頑張っております。また、ドラマを通して僕も銀行について初めて知った部分が沢山あります。僕の叔父はまさにこの時代に銀行員でしたので、色んな話を聞いて現場に臨んでいます。また、バブルを境に価値観やファッションなど日本は変わったと思いますが、今回スーツも時代に合わせて太さやディティールにこだわっています。リアリティとエンターテインメントの両方を楽しんでいただけると思います。
斎藤工コメント
Q:WOWOW連続ドラマW初のご出演について感想をお願いします。斎藤:WOWOWではずっと「映画工房」という番組でナビゲーターを務めさせて頂いていますが、一視聴者として、WOWOW制作のドラマには映画のような作品が多いと思っていました。俳優として自分自身も、いつかそこに触れてみたいと感じていたので、今回ご出演させていただけることは非常に光栄です。
Q:池井戸潤さん原作ドラマに初めてご出演されるお気持ちについて、お伺いさせてください。
斎藤:原作本がこれから発売されるというのは非常に珍しい機会ですし、本作では池井戸さんご自身のご経験も含んでバブル時代を経た日本が描かれているかと思います。その映像化作品に出演させていただくことに何か特別な意味を感じていて、去年でも来年でもなく今、出会うべき作品だなと思っています。
Q:向井理さんとの共演について、印象やお気持ちをお伺いさせてください。
斎藤:俳優をされている方々の中で数少ない同学年です(笑)。向井さんは客観性を持っていて良い意味でクールな部分もあり、階堂彬に通じているところがあると思います。また、俳優としての彼の歩みの奥に隠れたうごめくものが同時にあるなと感じています。彼自身がどういう道を歩んできて、そしてどこにいくのか興味がありますし、そうした中で今回、初めて深く関わっていけることはとても楽しみな現場です。
Q:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
斎藤:このドラマは2時間に集約できない映画に関わっている感覚がすごくあります。また、根が太くて強いところから始まっているので、風が吹いたり、雨が降ったり、太陽を浴び過ぎても、根がしっかりしている体制の中で臨めるということは現場としてとても幸せです。その想いがそのまま作品に宿ると思いますし、日本の特別な時期を描く中で、その時代を見て、ぜひ今と未来が見える体験をしてほしいです。僕ら自身が実際に体感させていただいているように、視聴者の方々にもしっかりリンクするテーマだと思っています。
「連続ドラマW アキラとあきら」ストーリー
昭和61年4月、メガバンクの産業中央銀行の新人研修が行なわれていた。その最終行程は成績優秀だった2チームが行なう実践形式の融資戦略研修。それぞれのチームの代表は東京大学出身同士の階堂彬(向井理)と山崎瑛(斎藤工)。彬のチームは融資を申し込む会社側、瑛のチームはそれを吟味する銀行側になり、後代にも語り継がれる名勝負を繰り広げた。日本有数の大企業「東海郵船」の御曹司として生まれ王道を歩んできたエリート、階堂彬。父の会社の倒産、夜逃げなど苦難の道を歩んできた天才、山崎瑛。2人はそれぞれの力で人生を切り開き、同じ産業中央銀行に入行した。実は2人の人生はこれまでにも交差していた。しかし、2人はまだその事実に気付いていない。
良き友人、良きライバルとして互いに刺激し合いながら、バンカーとして苦難を乗り越えていく2人。そして“宿命”としか言いようのない、過酷な試練が2人に降り掛かる…。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】