「嘘の戦争」草なぎ剛が見せた復讐劇のラストに視聴者余韻…「浩一は死んで生まれ変わった」?“誕生日”も話題
2017.03.15 12:19
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俳優の草なぎ剛が主演を務める関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「嘘の戦争」(毎週火曜よる9時)の最終回となる第10話が14日、15分拡大で放送され、視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。全話2桁台で有終の美を飾り、視聴者の余韻は一夜明けた今もなお抜けず、多くの反響が寄せられている。
草なぎ剛の復讐劇
同作は2015年1月に放送された草なぎ主演ドラマ「銭の戦争」から続く復讐シリーズ第2弾。脚本・後藤法子、監督・三宅喜重をはじめ、スタッフが再集結し、完全オリジナルストーリーを描いた。幼い頃に家族を殺された主人公・一ノ瀬浩一(草なぎ)が天才的な詐欺師となって復讐を果たそうとする痛快エンターテインメントとなっており、ほか藤木直人、水原希子、菊池風磨(Sexy Zone)、マギー、安田顕、市村正親らが豪華出演した。
「一ノ瀬浩一は死んだ」…壮絶な復讐劇の結末は
浩一は事件の首謀者であるニシナコーポレーションの会長・興三(市村)に、30年前の罪を謝罪するよう執拗に要求。「今さら謝って何の意味がある」と頑なに謝罪を拒む興三を見兼ね、浩一は楓(山本)を人質にとり、自身が9歳の頃に味わった同じ“地獄”を見せた。「あんたでも泣くんだな」―。爆破されたと思われた楓だったが、ハルカ(水原)の協力により予め撮影していた映像を興三に見せていただけで楓は生きていた。詐欺は働くが殺人はしない浩一。そして30年前の罪の意識で潰されそうになっていた晃(安田)には罪を償わせるため、裏で「俺を殺せ」と“嘘の殺害計画”を実行。刺されて川に流されたはずの浩一は死んでなどいなかった。
タイに向かう空港では、浩一から連絡をもらった隆(藤木)の姿が。浩一は「嘘のないやつなんていない。嘘もつき続ければ、ひとつくらい本物になるかもな。一ノ瀬浩一は死んだ。復讐にとらわれた男は消えて、別の人間になれるかも。だから俺はつき続ける、嘘が、嘘じゃなくなるその日まで」と告げ、パスポートの新たな名前は明かさずに旅立って行った。
視聴者に余韻残る “浩一の誕生日”も話題に
「一ノ瀬浩一の復讐」が幕を閉じ、視聴者からの反響が殺到。「嘘の戦争、最後の最後まで展開があって、最高のラストだった…余韻がすごい」「パスポートの新たな名前は、本名の『千葉陽一』かな?本当の自分に戻れたのかな」「浩一の新しい名前は次の偽名かも!続編希望!」「キャスト1人1人にドラマがあって、1人1人がきちんと生きていた…もう1回最初から全話見返したい」と多くの感想が寄せられ、「嘘の戦争」関連ツイートは7万件を超えた。また、浩一(陽一)の誕生日が3月15日であることも劇中で明らかとなっていたが、その日は最終回の翌日となるきょう。「一ノ瀬浩一は死んだ。そして生まれ変わった?」「浩一の復讐が終わって、最終回の次の日が誕生日…すごい…ここまで作りこまれているなんて」「浩一の誕生日に意味があったことに気づいて、震えてる」と制作側の粋な計らいを知り、さらに余韻がやまぬ反響ぶりを見せている。(modelpress編集部)
情報:関西テレビ放送
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