「カルテット」“時間軸がズレてる説”が話題 視聴者の考察深まる「みぞみぞする」「鳥肌」
2017.03.01 11:45
女優の松たか子、満島ひかり、俳優の高橋一生、松田龍平が出演するTBS系ドラマ「カルテット」(毎週火曜よる10時)の第7話が28日、放送された。視聴者の間でかねてより噂になっていた「時間軸がズレている」説が有力になっている。
カルテットを組む4人が軽井沢で“共同生活”
同作は、カルテットを組んだ30代の4人が、冬の軽井沢を舞台に共同生活を送る大人のラブストーリーかつヒューマンサスペンス。巻真紀(松)、世吹すずめ(満島)、家森諭高(高橋)、別府司(松田)の4人が都内のカラオケボックスで偶然出会い、週末をメインに軽井沢の別荘で弦楽四重奏団「カルテットドーナツホール」として活動するというストーリーで、「全員片思い 全員嘘つき」というキャッチフレーズの元、少しずつ4人の思惑や素性が明らかとなっていく。「Mother」(日本テレビ系)、「最高の離婚」(フジテレビ系)、「Woman」(日本テレビ系)など、数々のヒット作を手がけた坂元裕二氏の完全オリジナル作品。松、満島、高橋、松田の共演が話題を呼び、ほか吉岡里帆、富澤たけし(サンドウィッチマン)、八木亜希子、Mummy-D、藤原季節、もたいまさこらが出演する。
時間軸が“巻き戻っている”?交錯している?
通常はエンディングに流れる主題歌『おとなの掟』がオープニングに流れるという異例の構成となった同回は、真紀が失踪していた夫・幹生(宮藤官九郎)と1年ぶりに再会し、離婚届を提出するという展開が描かれた。エンディングでは、真紀の旧姓が「早乙女」だったということが明らかとなり、4人が食卓で真紀の今後の呼び名を話し合うシーンが放送。「マキでいいです」と言う真紀に、家森が「それだと元の名字の巻さんで呼んでる感じありません?」と怪訝な顔をし、「せっかく自分の名前取り戻したのに何か“巻き戻ってる”感ありますよね?“マキ戻ってる”感ありません?」と“巻き戻ってる”を連呼した。
一見ただダジャレを家森が繰り返したように見えるこのシーンに視聴者は注目。実はこれまでの放送で、真紀の家に飾られた結婚写真が2種類あることや、スマートフォンの時間表示など数々のシーンを根拠に、時間の流れの矛盾点が指摘されてきており、時間軸の交錯、または逆再生(初回に“巻き戻っている”)説が浮上。放送回を丁寧に見直し、考察する視聴者が続出していた。
今回の家森の台詞で、「巻き戻ってる感!」「巻き戻しの連呼で、時間軸ズレてる説が有力になったんだけど…ぎゃー!」「あれはただのオヤジギャクじゃない…確信的」などのコメントがネット上に寄せられ、「時間歪んでるとか怖すぎ!鳥肌立った」「みんなの考察がすごい」「違和感が拭えなくてみぞみぞする」「このドラマどこまで深いんだ!面白すぎ」「1話から全部見返したい」「壮大な嘘を仕掛けられている気がする」など話題を集めている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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