「カルテット」すずめ（満島ひかり）の涙に反響 “全員片思い”矢印に新たな説「もしかして…」

カルテットを組む4人が軽井沢で“共同生活”

同作は、カルテットを組んだ30代の4人が、冬の軽井沢を舞台に共同生活を送る大人のラブストーリーかつヒューマンサスペンス。巻真紀（松）、世吹すずめ（満島）、家森諭高（高橋）、別府司（松田）の4人が都内のカラオケボックスで偶然出会い、週末をメインに軽井沢の別荘で弦楽四重奏団「カルテットドーナツホール」として活動するというストーリーで、「全員片思い 全員嘘つき」というキャッチフレーズの元、少しずつ4人の思惑や素性が明らかとなっていく。

「Mother」（日本テレビ系）、「最高の離婚」（フジテレビ系）、「Woman」（日本テレビ系）など、数々のヒット作を手がけた坂元裕二氏の完全オリジナル作品。松、満島、高橋、松田の共演が話題を呼び、ほか吉岡里帆、富澤たけし（サンドウィッチマン）、八木亜希子、Mummy-D、藤原季節、もたいまさこらが出演する。

第7話あらすじ

当初、真紀の義母・巻鏡子（もたいまさこ）に頼まれ真紀を監視するためにカルテットに加わったすずめは、時間を過ごしていく内に真紀に信頼を寄せるように。幼い頃の辛い経験によって実の父親とも縁を切ったすずめを優しく真紀は受け入れ、2人の絆は深まっていた。

前回は、真紀のバイオリンを盗もうと別荘に潜入したライブレストラン「ノクターン」の店員・来杉有朱（吉岡里帆）を、1年間の失踪から戻ってきた真紀の夫・幹生（宮藤官九郎）がベランダから投げ落としてしまうという衝撃的なラストで幕を閉じたが、第7話では、有朱が死んでいなかったことが発覚し、有朱との一見は解決。しかし、真紀はそのまま再会した夫と東京へ戻ることを決意する。

真紀を追ったすずめは「カルテットどうするの？」「夫婦が何なの？こっちだって同じシャンプー使ってるし、頭から同じ匂いしてるけど？」「行かないで」と初めてタメ口で真紀にすがるが、真紀は「彼のことが好きなんだよ」と訴え、気持ちは幹生に一直線。すずめを抱き寄せると耳元で「抱かれたいの」と囁き、何も言えなくなってしまったすずめの前を立ち去った。

四角関係の矢印に視聴者困惑

その夜、真紀の言葉を思い出し、チェロを弾きながら一筋の涙を頬に流したすずめ。全身全霊で気持ちをぶつけながらも真紀に見捨てられたすずめの切ない気持ちに視聴者は感情移入し、「すずめちゃんの気持ちを思うと悲しすぎる」「抱かれたい、に返す言葉はないよね」「健気さに胸がギューとなった」「狂おしいほど愛おしい」などの感想が殺到。

さらに、「家族も失ったすずめちゃんの唯一の拠り所がカルテットなんだとしたらすずめちゃんの涙も頷ける」「真紀さんへの愛情は名前が付けられないものなのかな」などすずめが抱く真紀への感情には様々な予想が。「すずめちゃんが好きなのはやっぱり別府さんじゃなくてマキさん？」「真紀さんとすずめちゃんにくっついてほしい」「どうしようこれはもしかして百合的な意味なのかな」「真紀さんへの永遠の片思いはしんどすぎる」など、これまで別府に向いていたように見えていたすずめの矢印は、実は真紀に向いているのでは？という説も有力になっている。

最終的に、第7話では、真紀が幹生と離婚し、カルテットへ戻るまでが描かれた。そして、次回予告では真紀へ思いを寄せている別府と2人が上手くいくように、すずめが家森へ協力を依頼。「良いんです、私には片思いでちょうど」とすずめが呟く台詞も。「最後の嘘つきは、誰だ」というテロップも気になるところで、四角関係の行方に注目が集まっている。（modelpress編集部）



情報：TBS