(左から)高橋一生、山村隆太、坂口健太郎、三浦翔平(C)モデルプレス

嫌婚男子ナナリュー・毒舌KEY…今期ドラマは“ちょっと面倒くさい”イケメンの魅力にハマって抜けられない!

2017.02.26 15:45

2017年1月クールのドラマも後半戦に突入。今期も沢山の男性キャラクターが視聴者を胸キュンさせているが、特に“一筋縄ではいかない”“ちょっと面倒くさい”イケメンが人気を集めている。

  

月9、“絶対に結婚したくない”ナナリューが、ズルいけどキュンキュン

まず、胸キュンドラマを語るのに外せないのは王道の月9。フジテレビ系『突然ですが、明日(あした)結婚します』(毎週月曜よる9時)は、「専業主婦になりたい女」高梨あすか(西内まりや)と「絶対に結婚したくない男」名波竜(ななみ・りゅう/山村隆太)のラブストーリー。

山村隆太 (C)モデルプレス
山村隆太 (C)モデルプレス
同作で俳優デビューを果たした人気ロックバンドflumpoolのボーカル・山村が演じている“ナナリュー”(名波)は、人気絶頂のイケメンアナウンサー。独特な色気とイケメンボイスが魅力だが、結婚観の違いで主人公を苦しめることに。初回から「結婚はできないけど好き」という悩ましいアプローチで「ずるいけどカッコイイ」「ツンデレかよ」「ナナリューと結婚したいのに」と、主人公とともに視聴者の気持ちを存分にやきもきさせている。

山村隆太、西内まりや/『突然ですが、明日(あした)結婚します』第4話より(C)フジテレビ
また、“嫌婚派”になった家庭事情や過去の切ない恋愛事情なども回を追うごとに明らかになっており、今後の展開から目が離せない。

『タラレバ』“毒舌”KEYの切ない過去が気になる

日本テレビ系ドラマ『東京タラレバ娘』(毎週水曜よる10時)のKEYもまた、“結婚”への夢を語る主人公に、“現実”を突きつけるというポジション。

坂口健太郎 (C)モデルプレス
吉高由里子演じる独身で売れない脚本家として働く30歳の主人公・鎌田倫子が、幸せを求めて、恋に仕事に悪戦苦闘、右往左往するストーリーの同作。俳優で雑誌「MEN’S NON-NO」専属モデルの坂口健太郎が演じる新進気鋭の金髪イケメンモデル・KEYは、“女子会”と集まっては好き勝手言い合いながら「タラレバ話」ばかりしている倫子たちを皮肉るという役どころで、初回からそのグサグサ刺さる毒舌っぷりが話題に。

坂口健太郎、吉高由里子『東京タラレバ娘』第6話より(C)日本テレビ
その一方で、あるときは倫子と一夜をともにするなど、本心が見えないKEYの行動に倫子は振り回されっぱなし。さらに、若くして結婚し、相手が亡くなったという過去などが1話ずつ徐々に明らかとなってきており、普段の毒舌とはギャップのある切ない表情に、毎回視聴者は心を鷲掴みにされている。

『カルテット』“チャラくて理屈っぽい”家森諭高が可愛すぎる

そして、“面倒くさい”といえば、TBS系『カルテット』(毎週火曜よる10時)で俳優の高橋一生が演じている家森諭高(いえもり・ゆたか)。

松田龍平、松たか子、満島ひかり、高橋一生『カルテット』第5話より(C)TBS
同作は、カルテットを組んだ30代の4人が冬の軽井沢を舞台に共同生活を送る大人のラブストーリーかつヒューマンサスペンス。

ヴィオラ奏者の家森は、初回の登場シーンでいきなり道で偶然出会った女子大生とキスをするなど、チャラさ全開の反面、共同生活では唐揚げに“レモンをかけるかかけないか”問題で揉めるなど、個性派揃いのカルテットでも、一際理屈っぽくて器が小さい、こだわり満載のキャラクター。第4話では、その大人になれない性格ゆえに、バツイチになった過去も描かれた。

高橋一生『カルテット』第5話より(C)TBS
それに加え、演奏シーンでは、毎度シャツのボタンを開け、鎖骨をあらわにするなど、お色気カット(?)も満載。狙っていない“可愛らしさ”が支持され、現在人気急上昇中の高橋の魅力を最大限に発揮したハマり役となっている。

『奪い愛、冬』“ヤンデレ”康太に「推せる」「大好物」の声も

最後に、“面倒くさい”どころの話ではないかもしれないが、とびきりエキセントリックな“ドロドロしているけどキュンとする=ドロキュン”ラブストーリーで話題沸騰中のテレビ朝日系「奪い愛、冬」(毎週金曜よる11時15分※一部地域を除く)より、俳優の三浦翔平が新境地を開拓しているキャラクター・奥川康太を紹介。

三浦翔平 (C)モデルプレス
主人公・池内光(倉科カナ)の婚約者で、仕事では光のアシスタントを務めるなど頼りない部分も多いが、光を優しく穏やかに大きな愛で包み込む姿は、まさに“理想の恋人”。しかし、光が元彼・森山信(大谷亮平)との禁断の愛に走り出したことで、嫉妬に狂い、豹変。光の気持ちを取り戻そうと自分を見失い壊れていき、回を増すごとにその行動はエスカレートし、光に手錠をかけたり、怒鳴りながら婚姻届を書かせたりと“ヤンデレ”ぶりを発揮している。

倉科カナ、三浦翔平『奪い愛、冬』第5話より(C)テレビ朝日
視聴者からは「ホラー」「最高に狂ってる」と、戦々恐々とした声が上がっているが、「悪くないなって思っちゃう」「たまらない」「美形ヤンデレなら大好物」「引くどころか俄然推せる」「あんな風に愛されたら本望」「私もあの狂った瞳に見つめられたい」とハマってしまう女子も続出中だ。

『左江内氏』『クズの本懐』も…

このほか、日本テレビ系『スーパーサラリーマン左江内氏』(毎週土曜よる9時)で主人公・左江内(堤真一)を飛び越えて出世を狙っている部下・池杉(賀来賢人)や、フジテレビ系『クズの本懐(ほんかい)』(毎週深夜1時55分)で、安楽岡花火(吉本実憂)と同じ境遇を慰め合うために“付き合っているふり”をする粟屋麦(桜田通)など、一癖あるイケメンが各ドラマを席巻中。

一度ハマったら抜けられないその奥深い魅力を、最後まで堪能しよう。(modelpress編集部)



情報:フジテレビ、日本テレビ、TBS、テレビ朝日
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