土屋太鳳「取り残されそうになる瞬間もありました」 出演相次ぐ裏で抱えた葛藤

土屋太鳳「得たものは凄く大きいはずなのに」

ヒロインを務めたNHK朝の連続テレビ小説「まれ」（2015）以降、ドラマ・映画と出演作が途切れず、様々な役柄を演じてきた土屋。

「21歳の私は、とてもありがたいことにたくさんの役に出会うことが出来ました。夢中でその時間を生きたのですが、でも、役を生きる時間の中で取り残されそうになる瞬間もありました」と胸の内を吐露した。

成長を遂げていく役柄を演じ終えた後、自分自身の経験や成長が見合っていないように感じることが続いたようで、「『まれ』という大切な作品に出会って 得たものは凄く大きいはずなのに私が成長していないから生かせていない気持ちがしたし、自分の実体験を演じる役が追い越していってそれを演じてる自分が小学生からあまり変わってないっていいんだろうかとも思ったし…」と葛藤していたことを告白。

心境に変化も「少しずつ気持ちを整理」

ブログ読者からの「迷わなければ、迷路から出ることは出来ない」という言葉を頼りにもがき続け、「21歳の途中から少しずつ気持ちを整理出来る機会に出会えるようになりました」と時の流れとともに心境にも変化が。

「プライベートと仕事の境がほとんどない毎日だったからこそ プライベートでのパワーが仕事を、仕事でのパワーがプライベートを支えてくれてた気がします」といい、スタッフやファン、周囲の支えに感謝をつづった。（modelpress編集部）

情報：土屋太鳳／所属事務所