<乃木坂46齋藤飛鳥、初めての一人囲み取材を余すところなくお届け!写真集「潮騒」イベント>初水着のこと、一人旅のこと、バカみたいに笑ったこと…
2017.01.25 18:39
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乃木坂46の齋藤飛鳥(さいとうあすか・18)が25日、都内で初のソロ写真集『潮騒』(幻冬舎)の発売記念お渡し会を開催。イベント前に報道陣の取材に応じた。以下、一問一答。
齋藤はこの日、ソロで初めての囲み取材。報道陣の前に姿を現すと、予想以上の人数とカメラのフラッシュだったのか、照れ笑いしながら写真集で顔を隠した。“毒舌なのに打たれ弱い”ところも“あしゅ”(※愛称)の魅力。囲み取材でも「メンバーには恥ずかしくて私からは見せていない。秋元真夏に『見せて!』って言われたけど『嫌だ!買ってください』って言いました」「ファンの方から写真集のタイトル『潮騒』を『読めない。なんて読むの?』って握手会で聞かれて、なんか日本が心配になりました(笑)」、さらに記者から「写真集の点数は?」と聞かれると、「点数?低くいったらいろんなところに波が立つからな~。嫌な質問ですね(笑)」と答えるなど、笑いを誘っていた。
この日(25日)発売された写真集は、関係者によると初版が7万部で、発売日前に1万部重版。さらにイベント当日に1万部の重版が決まり、現在9万部だという。
一問一答
― 写真集はどんな内容ですか?齋藤:北海道と石垣島に行って私の素の感じがめっちゃ出ています。
― なぜ北海道と石垣島?
齋藤:なんでかは分からないですが、北海道はいろんなところに行きました。いわゆる観光地もそうじゃないところも。若干寒かったのでちょっと冬の装いをしました。逆に石垣島では海に行ったりとか、薄着で、どっちの顔も見られると思います。
― 撮影で楽しかったことは?
齋藤:沖縄はすごく暖かかったんですけど、夜がすごく寒くて。星空をバックに写真を撮りたかったんですけど、めっちゃ寒いし、風がすごくてダメで。なので、とんでもなく大きいアルミホイルに包まって頑張って撮りました。寒い時って変なテンションになるじゃないですか? それが楽しかったです。
― シチュエーションは自分で考えた?
齋藤:写真集を出すのが初めてなので、自分でこうしたい、ああしたい、って言うよりは スタッフの皆さんに考えていただいて、必死についていきました。
― どのくらいの素が出せましたか?割合でいうと。
齋藤:4分の3は素です、1は作っています(笑)。
― どういう想いで作りましたか?
齋藤:男性が見るだけというより、女性も見やすい方が良いのかなって。可愛らしい衣装を着て、メリーゴーランドに乗った写真とかあったり、それとかはちょっとファッション誌も意識しています。
― 一人で写真集を出すって聞いてどう思いましたか?
齋藤:もとがネガティブなので、初めて聞いた時はネガティブな発想しか出てこなくて。なんでなんだろう、なんで私が出すんだろうって、問いつめて、でも結局、撮影は楽しかったし、素敵な一冊ができたなって思います。
― メンバーにはソロ写真集の先輩もいますがアドバイスはもらいましたか?
齋藤:みんなどういう気持になるんだろうって。自分の顔だけじゃないですか、一冊分。どういう気持になるんだろうなって思って、それとなく出した子みんなに聞きはしました。でもたぶん私がさり気なく聞きすぎて、明確な答えはなかったです。
― 実際に仕上がった写真集を見てどうですか?
齋藤:これを見る人がいるんだっていうのが不思議です、嬉しいんですけど。
― どなたかに見せましたか?
齋藤:母に。恥ずかしくて、寝る直前に渡して寝室に逃げたので、感想は聞いていないです(笑)。メンバーには恥ずかしくて私からは見せていない。秋元真夏に「見せて!」って言われたけど「嫌だ!買ってください」って言いました。なのでまだ感想は届いていないです。
― 水着の撮影もありましたね。
齋藤:乃木坂46は普段グラビアで水着を着ない。しかも私も生まれて初めてビキニというものを着させていただきました。
― 着心地はいかがでしたか?
齋藤:着心地(笑)。本当に昔から思っていたんですけど、なんでビキニがあるんだろうって、さっき調べたんです。そしたら結構な歴史があるみたい。撮影当時は知らなかったので、どういう気持ちで作ったんだろうな、って思いながら撮影していました。
― また着たいですか?
齋藤:いや…不思議な気持ちになりました。
― タイトルの「潮騒」の意味は?
齋藤:タイトルを付けた理由はわからない。全然関係ないと思うんですけど、三島由紀夫さんの「潮騒」という同じタイトルの本が好きです。ファンの方からは「読めない。なんて読むの?」って握手会で聞かれて、なんか日本が心配になりました(笑)。
― 第2弾も期待していい?
齋藤:そんな何冊も出して見る人がいなくても悲しいので時期が来たらですね。
― 写真集以外で、一人でチャレンジしたいことは?
齋藤:一人で遠くに行くのが好きで、一人旅をしたことがあるんですけど、すごく楽しかったので、お仕事でもプライベートでも何でもいいので、将来的に一人で海外に行ってみたいです。
― 一人旅はどこに行ったんですか?
齋藤:一人で金沢に一泊。兼六園です。
― 自分でスケジュールを作りましたか?
齋藤:そうです。でも初めての一人旅だったのでいろいろ不手際がありまして。美術館に一番行きたかったんですけど、お休みで目の前まで行って帰りました。
― あまり計画とかは立てないタイプ?
齋藤:普段そういうのやるタイプじゃないのに頑張っちゃって…
― 海外はどこを希望?
齋藤:ずっと行きたいのはロシア。寒いところが好きなので。あとはロシア人の女性の顔立ちが好きで行きたいんですけど、ちょっとまだ無理です。大人になってしっかりしてから。
― ロシア語は話せる?
齋藤:全くです(笑)。
― お気に入りの写真が“クマ”ということですが、なぜですか?
齋藤:写真集自体が珍しく私の笑顔がすごくたくさん入っていて、でも普段雑誌のグラビアとかだと結構すんとした表情の方が多くて、ファンの方的にもキャラクターがそっちだと思っている方が多くいらっしゃっるんです。なので珍しいんですけど、この写真が特にバカみたいに笑っているので。
― なんでこんなに笑っているの?
齋藤:これはクマの顎が一本の指でガッタガタに動くんです(笑)。(※身振り手振り)こんなでっかいクマの顎がこんな簡単に指一本で動かせるんだって思ったら楽しくなっちゃって。
― 写真集は何点?
齋藤:点数?低くいったらいろんなところに波が立つからな~。嫌な質問ですね(笑)。この一冊を作るまでに、たくさんの方にたくさん動いていただいたので、それが形になったっていう点ではすごくありがたいですしOKなんですけど、私、人類の顔に対して、あまり可愛いとか思うことがなくて、だから自分の顔が並んでいても自分的にはちょっと「あーっ」て気持ちになる。そういう点ではダメです。まだ自分に自信が持てていないなって。
― 一人で囲み取材に応じるのも初ですね。
齋藤:ありがたいです。こんなたくさんの方に来ていただいて。
― ソロでもっとやりたいですか?
齋藤:いや…需要があればやりたいです。
― 写真集では、どういうところにステージとの違いが出ていますか?
齋藤:さっきのすごく笑っている写真とか、私あまり弾けた笑顔とかを人前で見せることがないのでまず珍しい。私ステージにいる時は結構、格好つけたがりなので、あまり気を抜いた顔とかはできるだけ見せないようにしていて。逆にこの撮影の時はスタッフさんもすごく普段からご一緒させていただいている方たちだったので、自然と素の自分が出せたっていうのもあるし、ちょっと意識もしました。
― 写真集のテーマは?
齋藤:テーマ?何だろう。テーマ…
― 何も聞かされずに撮った?
齋藤:そうですね。「こういう写真集を作りたい」って、私があらかじめ聞いちゃうと、それにたぶん寄せちゃうので、気を使って言わないでくださったんだと思います。
― 水着は恥ずかしかった?
齋藤:照れくさかった…普段見せない部分を見せるので照れくさかったです。でも『あすかが恥ずかしがるだろうから』って言って、スタッフさんも水着になってくれたので、全然大丈夫でした。海がすごく綺麗で、みんなで楽しんでいるうちに、バッと撮っていただいて、すぐに終わりました。
― 抵抗はなかったですか?
齋藤:ないって言ったら嘘になりますけど、そうそう着ることもないので。しばらくは大丈夫です(笑)。
― 撮影に向けて食事制限などはしましたか?
齋藤:一応、撮影日の何日か前は気をつけたんですけど、北海道に行ってから石垣島で、石垣島の最終日に水着だったんです。だからそこまでは頑張って制限した方がいいんだろうなって頭ではわかっていたんですけど、いざ北海道でカニを目の前にして、人間欲求はなかなか止められないじゃないですか?だから抑えきれず…(笑)。
― 2冊目の写真集、ミャンマーはいかがですか?
齋藤:ミャンマーは一回ロケで行かせていただいた時にすごく楽しかったですし、人も優しかったので、たぶんロケしやすい。でも私がそもそも温かい国が似合わないと思っていて、なのでちょっと要相談です。
初の水着姿も披露
昨年夏発売の15thシングル『裸足でSummer』でセンターポジションを務めるなど、次世代エースとしての呼び声も高い彼女。北海道と沖縄(石垣島)で撮影した同作は、気球に乗ったり、木の船に乗ったり、セグウェイに乗ったり…さらに水着姿も初披露し、今まで見たことのない“あしゅ”の素顔が楽しめる一冊となっている。乃木坂46では白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、生田絵梨花、生駒里奈、深川麻衣、高山一実に続く8人目のソロ写真集。女性ファッション誌『sweet』のレギュラーモデルとしても活躍中、アイドルファンの間では驚異的な小顔で知られ、クールとキュートさがあいまったルックスは、男性ファンだけでなく女性ファンからも強い支持を得ている。初のファースト写真集は発売前から重版になるなど、大きな話題を集めていた。(modelpress編集部)
齋藤飛鳥(さいとう・あすか)プロフィール
1998年8月10日生まれ。東京都出身。2011年8月、乃木坂46の1期生・最年少メンバーとしてグループに加入した。愛称は“あしゅ”。女性ファッション誌『sweet』のレギュラーモデルとしても活躍している。2016年4月からはFMラジオ局 J-WAVE 81.3FMのワイド番組『POP OF THE WORLD』にて、メインナビゲーターのハリー杉山と共にナビゲーターを担当中。J-WAVEのナビゲーターは、女性アイドルグループのメンバーとして初の快挙だった。15thシングル『裸足でSummer』(16年7月27日発売)で初のセンターも経験。
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