「カルテット」初回放送で「最高の離婚」トレンド入り　長台詞の会話劇に反響殺到

同作は、カルテットを組んだ30代の4人が、冬の軽井沢を舞台に共同生活を送る大人のラブストーリーかつヒューマンサスペンス。「Mother」（日本テレビ系）、「最高の離婚」（フジテレビ系）、「Woman」（日本テレビ系）など、数々のヒット作を手がけた坂元裕二氏の完全オリジナル作品。

“全員嘘つき”カルテットの4人が共同生活

第1話では、巻真紀（松）、世吹すずめ（満島）、家森諭高（高橋）、別府司（松田）の4人が都内のカラオケボックスで偶然出会い、週末をメインに軽井沢の別荘で弦楽四重奏団として活動する様が描かれた。4人はそれぞれまったく違った性格で、からあげにレモンを搾るかどうか、壁に画鋲を刺すか刺せないかといった問題にも真剣に意見を交わす。その何気ない日常のやり取りも、4人にかかれば時にはコメディに、時には寸劇と化す。

しかし、すずめは巻鏡子（もたいまさこ）に依頼され、真紀（松たか子）を監視するためにカルテットに加わったことが判明。そして真紀の夫は1年前に失踪したことも明らかに。「全員片思い 全員嘘つき」というキャッチフレーズのもと、夢が叶わなかった4人の秘密や嘘が入り乱れるストーリーが幕を開けた。

「最高の離婚」を彷彿とさせる台詞まわし＆エンディングが話題に

そんな4人の台詞まわしに対し、「最高の離婚を思い出す！」「この台詞の掛け合い、すごく最高の離婚っぽいなぁと思ったら脚本家さんが同じ方だった」「カルテット見てたら最高の離婚の瑛太、尾野真千子、綾野剛、真木よう子がよぎったｗ」などの声が殺到。実際にありそう、というより、実際に起こり得る日常の背景を切り取ったシーン展開に魅了される視聴者が続出していた。

また、主題歌は4人による限定ユニット「Doughnuts Hole」の「おとなの掟」。アーティストの椎名林檎が書き下ろした同楽曲がエンディングで流れると、「林檎さんの曲やばい！」「エンディングまですべて最高」と絶賛の声が寄せられる中、やはり「4人がセクシーに歌う感じがとても最高の離婚を彷彿とさせる」「最高の離婚のエンディング大好きだったんだけど、やっぱりカルテットのエンディングも好みすぎた」との声が寄せられた。

次週 第2話あらすじ（1月24日放送予定）

真紀（松たか子）を監視するために、カルテットに加わったことが判明したすずめ（満島ひかり）。 依頼主である鏡子（もたいまさこ）に経過を報告に行くと、そもそもカラオケボックスほか二人がいたことにも、何か理由があったのではないかと疑問を持ちはじめる。

いつものように同僚の結衣（菊池亜希子）とカラオケに行った司（松田龍平）。 そこで結衣から、「私、多分結婚する」と聞かされる。突然の結婚報告に、戸惑いを感じる司。さらに結衣は、結婚式の際には司らカルテットに演奏をしてほしいと依頼する。

煮え切らないまま家に帰った司は、3人に結衣から依頼された話をする。仕事の依頼でもあるのに、後ろむきな態度をとる司に疑問を持った諭高（高橋一生）は、「これは行間案件だ」と言って司を追及し始める。（modelpress編集部）