「逃げ恥」結末に視聴者の反応は?みくりの呪縛を解いた平匡さんの言葉 “ロス”&続編期待の声も
2016.12.21 00:32
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女優の新垣結衣が主演をつとめるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜よる10時)の最終話が20日、15分拡大で放送された。同作は、彼氏なし、院卒なのに内定ゼロ、さらには派遣切りにあい誰からも必要とされない辛さ、居場所の無さを強く感じている25歳の主人公・森山みくり(新垣)が、あることがきっかけで恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡(星野源)と「仕事としての結婚」をすることになる、“夫=雇用主、妻=従業員”という契約結婚を描いた社会派ラブコメディ。結末に視聴者からは大きな反響が寄せられている。
新垣結衣&星野源が“契約夫婦”に
同作は、月刊「Kiss」(講談社)で連載中の海野つなみ氏の同名漫画が原作。恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、徐々にお互いを意識し出す妄想女子とウブ男の契約結婚の行方を描いていく。
最終話(第11話)あらすじ <※ネタバレあり>
前回、津崎のプロポーズを拒否してしまったみくり。津崎の提案で、2人は「共同経営責任者」として家事を分担する生活を開始する。青空市の手伝いに加え、ライターの仕事も始めたみくりは多忙になり担当する家事もこれまでほど丁寧にはできなくなるように。一方、津崎も慣れない家事に戸惑いミスを連発する。余裕がなくなり津崎に冷たい態度をとってしまうようになったみくりは自己嫌悪に。「自尊感情が低いのは私の方だ」と自分を責め、ついに「小賢しいこと言わないで平匡さんのプロポーズを素直に喜んでくれる女性はたくさんいます」「面倒を背負う必要はありません」と別れを切り出す。心のシャッターを閉ざしたみくりに、「世間の常識からすれば僕たちは最初から普通じゃなかった」「今更ですよ」と優しい言葉をかける津崎。これまでみくりが何度も正面から津崎にぶつかって心を開いてきた恩返しをする。
そして、青空市当日。なんとか成功に導いたみくりが「小賢しいから出来る仕事もあるのかも」と発見を口にすると、津崎は「“小賢しい”って相手を下に見て言う言葉でしょ?」と改めて“小賢しい”とみくりが元彼から昔言われて以降自虐して使っていた表現に疑問。「みくりさんを“小賢しい”なんて思ったこと一度もありません」と素直に口にし、みくりの長年の“呪縛”をあっさりと解く。感動したみくりは、周りの目も気にせず津崎に思わずハグ。「ありがとう、大好き」と感謝した。
2人は帰宅し、ソファに座り恋人繋ぎをしながら今後のことについて話し合い。最後は同局系バラエティ番組「関口宏の東京フレンドパーク」(2011年まで放送)のダーツチャレンジに2人が挑戦するパロディで「子沢山」「専業主夫」など様々な将来を妄想で再現。火曜日の「ハグの日」を復活させ、「いつだってまた火曜日から始めよう」と2人の生活はリスタートをきった。
“逃げ恥ロス”続々
このほか、恋の行方に注目が集まっていたみくりの伯母・百合(石田ゆり子)と津崎の会社の後輩・風見(大谷亮介)も結ばれ、最後は登場人物が一同笑顔になる大団円。この結末に視聴者からは「ハッピーエンド最高!」「いい最終回だった」「お腹いっぱいです」「夫婦について改めて考えさせられた」など感動の声が殺到中で、「逃げ恥ロスすぎてやばい」「来週から何を楽しみに生きれば…」と悲しみにくれる人も多いが、続編も期待させるような終わり方に「続編やって!」「スペシャルあるかな?」という意見も多数上がっている。(modelpress編集部)
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