解散の℃-uteにつんく♂が贈った“14年越し”の粋なメッセージ
2016.12.16 13:06
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2005年から活動し、来年6月で解散を発表しているハロプロの5人組アイドルグループ「℃-ute(キュート)」。プロデューサーを務めてきたつんく♂が、“14年越し”にメンバーに贈ったメッセージが話題となっている。
解散の℃-uteにつんくがメッセージ
℃-uteは14日、フジテレビ系の音楽特番「2016 FNS歌謡祭」にグループとして最後の出演をした。歌唱前にはこれまでの活動を振り返り、メンバーの矢島舞美が「2013年に初めて武道館に立つことができて、その時の感動は忘れられない」「あと半年しか活動期間がないので最後まで突っ走りたい!」と笑顔で語ると、MCから「実はこの方からメッセージが届いています」と告げられた。
スクリーンには、オーディションから14年間℃-uteを支えたプロデューサー・つんく♂が登場。驚いた表情の℃-uteへ、声帯を失ったつんくはパソコンを使ってメッセージを投影し「℃-uteのみんなへ。振り返れば小学生の頃から℃-uteとしてよくがんばってきたなって思います。あなたたちは本当に立派なプロのエンタテイナーだと思います。(結成から約)10年かけて自分達で作り上げた日本の最高峰。今日が最後のFNSの出演ということで悔いのないよう、思いっきりプロの技を見せつけてください!」と打ち込むと、パフォーマンス前だが耐えきれず一部のメンバーが涙を流した。
つんくの粋な計らいにメンバー大号泣
℃-uteのメンバーは、2002年に実施された「ハロー!プロジェクトキッズオーディション」で選ばれたメンバーで構成されている。そのオーディションの様子は、「ハロー!モーニング。」(テレビ東京系・2000~2007年放送)で放送。当時6歳だったメンバーの萩原舞(20)は、オーディションの感想について「つんく♂とか来て楽しかった!」と、小さな萩原が素直にコメントした映像が当時ファンの間で話題を呼んだ。
FNSでは、℃-uteのパフォーマンスの終盤、背景につんく♂の映像が再び流された。
つんく♂は「℃-uteとか居て楽しかった」と綴ったボードを持ち、14年前の幼い萩原のコメントを、現在立派に活躍しているグループに対してアンサーする形のサプライズを行った。
歌唱を終えたメンバーが後ろを振り返りメッセージを確認すると、全員涙が止まらくなっていた。
メンバーはつんくのメッセージに感謝
メンバーは番組終了後、続々とBlogを更新。中島早貴は「リハーサルでは武道館の映像を流すと言われていた」とサプライズだったことを明かし、鈴木愛理は「リハーサルのときは、歌う前の映像部分と、ラスト後ろ振り返ったら何が起きるのかは秘密になっていて。どんな映像なのかなと思っていたらまさかのつんく♂さんからのメッセージ。終わってからも大号泣でした」と振り返った。また、萩原も“14年越し”に以下のように綴った。
「『つんく♂とか来て楽しかった』。こんなわたしの失礼な発言を、つんく♂さんが素敵な言葉に変えてくださりほんとにありがとうございます。『つんく♂とか居て楽しかったです』」。(modelpress編集部)
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