佐野勇斗、“砂の塔のお兄ちゃん”に全身全霊の3ヶ月…共演陣&視聴者に伝えたいこと<コメント到着>
2016.12.16 12:00
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TBS系ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(金曜よる10時)が16日に最終回を迎えるにあたり、菅野美穂演じる主人公の長男・高野和樹役の佐野勇斗(さの・はやと/18)からモデルプレスにコメントが到着。“砂の塔のお兄ちゃん”として注目を浴びた今作を振り返ると共に、今後への意気込みを語った。
目次
光と影の二面性を好演
タワーマンションのきらびやかな生活の裏で次々と起こる連続幼児失踪事件を描いた本格サスペンス。5人組ボーカルダンスユニット・M!LK(ミルク)のメンバーでもある佐野は、今作で連ドラ初出演。物語前半では、妹・そら(稲垣来泉)との微笑ましいシーンで「こんなお兄ちゃんが欲しい」と話題を集めたが、後半では一変、和樹が心の奥に秘めた”闇”が明らかに。1人の少年が持つ“光と影”の二面性を見事に好演し、放送のたびにネット上の話題となった。最終話は物語の主軸である“ハーメルン事件”の真相がついに明らかに。意外な犯人の正体とは?「この3ヶ月は和樹に全身全霊を注いだ」という佐野の熱演を最後まで見届けたい。
ついに最終回。見どころは?
佐野:最終回は、第1話から話の軸となってきた、ハーメルン事件の犯人、真相がついに明らかになります。そして、9話のラストシーンで僕が何者かに襲われてしまったのですが、果たして高野家は、最初の頃の様な笑顔あふれる家族に戻れるのか。そして、和樹のお母さんである、弓子さんと亜紀さんはどの様な結末を迎えるのか。驚きあり、涙ありの衝撃の最終回となっております!!絶対お見逃しなく!!
“砂の塔のお兄ちゃん”として話題に。振り返ると…
佐野:撮影当初は不安で押しつぶされそうでした。しかし、どこの現場を探してもないくらい、素敵な共演者の皆さん、監督、スタッフの皆さんに恵まれ、支えられてなんとか和樹を演じることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。僕自身、お芝居の経験もほとんどないこともあり、それに加え、たくさんの問題を抱えている難しい役を演じさせていただくにあたり、この3ヶ月は和樹に全身全霊を注いだと胸を張って言えるのではないかなと思います。この経験を次に活かし、お世話になった皆さんに恩返しができる様、頑張っていきたいです。
作品を通じて「最も成長した」こと
佐野:役に対する姿勢です。先ほども申し上げた通り、お芝居の経験が少ないので、どういった準備をすればいいかもわからない状態でした。でも監督に「和樹ならこういう動きをするだろうな、という、一つ一つのちょっとした動きを研究してみな」と、アドバイスをいただき、動作だったり、目の動きだったりを鏡の前で練習し、自分で動画を撮るなどし、不自然な芝居にならない様に努力しました。そういった積み重ねによって、感情も本当に和樹になりきれたのではないかなと思います!今、共演者に伝えたいこと
佐野:共演者の皆さんには、本当に感謝しかないです。こんな右も左もわからない様な僕を、日本を代表する様な名俳優の皆さんが優しく、たくさんの事を教えてくださったおかげで、なんとか、最後まで乗り切る事ができました。特に高野家の皆さんとは、3ヶ月間ほとんど毎日一緒にいさせてもらった事もあり、すごく仲良くさせてもらいました。最後のシーンでは、本当の家族の様な気持ちになって、お別れするのがすごくさみしかったです。こんな素敵な皆さんの中に混ざって1つの作品を作り上げ、お芝居をさせていただけた事は、一生の財産です。皆さん約3ヶ月、本当にお世話になりました!!
視聴者にメッセージ
佐野:改めまして、高野和樹役の佐野勇斗です!ドラマを見てくださった皆さん、本当にありがとうございます!すごく複雑な役柄で、自分自身とても悩んだのですが、皆さんに少しでも毎週金曜日が楽しみだな、『砂の塔』あるからがんばろ!と思ってもらえていたらとても嬉しいです。『砂の塔』は最終回を迎えてしまいましたが、今後も、いろいろな作品に出演させてもらえる様に頑張るので、佐野勇斗の応援をどうぞよろしくお願いします!!
(modelpress編集部)
佐野勇斗(さの・はやと)プロフィール
生年月日:1998年3月23日出身地:愛知県
趣味:漫画収集
特技:サッカー、空手(1級)、書道(6段)
第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身。5人組ボーカルダンスユニット・M!LK(ミルク)のメンバー。2015年に映画『くちびるに歌を』で俳優デビュー。2016年は舞台『ポセイドンの牙』、ドラマ『ドクターカー』(日本テレビ系)、『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)に出演。M!LKとしては2017年1月11日に5thシングル「疾走ペンデュラム」をリリース、3月から5大都市春ツアーの開催を控えている。
ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』最終話あらすじ
亜紀(菅野美穂)に「ハーメルン事件の犯人を見たかもしれない」と電話をしてきた和樹(佐野勇斗)だったが、電話中に誰かに殴られ、姿を消してしまった…。和樹との電話が切れてしまったことに不安を覚え、心配する亜紀と健一(田中直樹)は、和樹を取り戻せなかった弓子(松嶋菜々子)の仕業かと思いあたり、弓子の部屋を訪ねる。だが、部屋は空っぽで破壊されていた…!そんな中、亜紀たちが住むスカイグランドタワーにも、ついに黄色いカーネーションが…。亜紀たちは和樹が事件に巻き込まれたと確信し、警察へ駆け込むが、そこに刑事の荒又(光石研)は出張中でおらず、寛子から俊介がいなくなった経緯を聞いていた別の刑事にそっけなく扱われてしまうのだった。
そのころ、刑事の荒又と津久井(上杉柊平)は、ハーメルン事件の手がかりを追って、人里離れた廃村を訪れていた…。ついに衝撃の最終回、ハーメルン事件の真相が明かされる。意外な犯人の正体とは!?亜紀は家族を守れるのか…。
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