ドラマ『嫌われる勇気』で桜田通演じる三宅隆俊の“警察手帳”写真(画像提供:フジテレビ)

桜田通、新ドラマで刑事役 香里奈・加藤シゲアキらと共演の現場「とても贅沢」<写真&コメント到着>

2016.12.14 09:24

俳優の桜田通(さくらだ・どおり/25)がフジテレビの2017年1月期ドラマ『嫌われる勇気』(1月12日スタート、木曜午後10時~ ※初回15分拡大)にレギュラー出演することが14日、発表された。

  
ドラマ『嫌われる勇気』で桜田通演じる三宅隆俊の“警察手帳”写真(画像提供:フジテレビ)
撮影に臨む桜田通(画像提供:所属事務所)
「アドラー心理学」をわかりやすく解説したシリーズ累計180万部超のベストセラーを刑事ドラマとして再構築して実写化。“世界一嫌われている女刑事”の主人公・庵堂蘭子を香里奈、蘭子とコンビを組む新人刑事・青山年雄を加藤シゲアキ(NEWS)、蘭子をよく知る帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人を椎名桔平が演じる。

無口なネットオタク刑事

桜田演じる三宅隆俊(みやけ・たかとし/28)は、蘭子や青山と同じ警視庁刑事部捜査一課8係の刑事。無口なネットオタクで、もっぱらデジタル捜査を担当。元々、原案を知っていたという桜田は「王道の刑事ドラマではなく、やはり嫌われる勇気が題材であり、アドラー心理学など、普通ではあまり馴染みのない知識が、香里奈さん演じる主人公に備わっている部分が最大の魅力だと感じました」と紹介。演じる役どころについては「少し個性的ではあるのですが、あくまでも刑事という仕事をしているので、現実的な範囲で存分に個性を作りたいなと思っています」と話す。

桜田通(画像提供:所属事務所)
桜田通(画像提供:所属事務所)
既にクランクインしている現場では「僕より、経験豊富な方ばかりなので、お芝居をしていて楽しいです。年代や経験でお芝居が人によって個性があるので、目の前で見れて、色々と学べて、とても贅沢な現場だと思いました」と充実の撮影。「役者として先輩の方々とご一緒させて頂けるので、臆せず自分の役を表現して、同時に色々なことを学べたらと思っています」と意気込んでいる。

桜田は映画『orange-オレンジ』(2015)の萩田朔役で注目を集め、今年はドラマ「グッドモーニング・コール」(Netflix)、「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(フジテレビ系)、「ラブラブエイリアン」(フジテレビ系)、映画『全員、片想い』などに出演。来年7月公開の映画『君の膵臓をたべたい』への出演も発表された。(modelpress編集部)

桜田通 コメント

― 原案は元々ご存知でしたか?読んでみた印象をお聞かせください。

知っていました。何やら過去の嫌な記憶などトラウマに対しての向き合い方も書かれていることを本屋さんで知り、2年くらい前に買ったはずです。どこの本屋で買ったかもよく覚えています(笑)。僕は読んだことによって何かが直接的に解消されたわけではなかったのですが、これから生きていく時に、あれこれ難しく考えずに、よりシンプルな選択をしていける心持ちになったことを覚えています。

― 刑事ドラマとしてアレンジされていますが、オファーを受けた時の心境と、台本を読んでみての感触をお聞かせください。

刑事ドラマではあるのですが、王道の刑事ドラマではなく、やはり嫌われる勇気が題材であり、アドラー心理学など、普通ではあまり馴染みのない知識が、香里奈さん演じる主人公に備わっている部分が最大の魅力だと感じました。台本を読むだけでは僕では想像しきれない部分もあったので、とにかく早く現場で生の人間で役者さん同士で芝居をするのがとても楽しみでした。

― 演じる役柄について教えてください。

僕が演じる三宅くんは何やらエリートのようです…少し個性的ではあるのですが、あくまでも刑事という仕事をしているので、現実的な範囲で存分に個性を作りたいなと思っています。ビジュアルでは髪型だったり、ちょっとした言動もこだわれたらと思っています。

― 共演者の方々にはどのような印象がありますか?

共演者の皆様は僕より、経験豊富な方ばかりなので、お芝居をしていて楽しいです。年代や経験でお芝居が人によって個性があるので、目の前で見れて、色々と学べて、とても贅沢な現場だと思いました。僕も最終話まで芝居を心でしっかり対応できるように、改めて頑張ろうと思いました。

役者として先輩の方々とご一緒させて頂けるので、臆せず自分の役を表現して、同時に色々なことを学べたらと思っています。


ドラマ『嫌われる勇気』あらすじ

刑事の庵堂蘭子(香里奈)が属する捜査一課に、新人刑事の青山年雄(加藤シゲアキ)が配属された。係長の半田陽介(升毅)は青山に、蘭子と組んでモデル殺害事件に加わるように命じる。青山は、刑事の三宅隆俊(桜田通)から教えられ、携帯電話を持たない主義だという蘭子を探しに行く。青山が蘭子を探し当てた時、青山の携帯が鳴り、第二の殺人が起きたと告げられる。蘭子は青山の携帯を取り上げ、情報を得ると現場へ急行する。

第二の被害者もモデルだった。鑑識課の梶準之助(正名僕蔵)と、刑事の浦部義孝(丸山智己)が遺体を調べているところに、蘭子と青山が到着。浦部はふたりに周辺の聞き込みに行くよう指示するが、蘭子は無視して遺体を調べ始める。さらに蘭子は、遺体を見た帝都大学医学部助教の相馬めい子(相楽樹)が明かした見解も、安易な妄想だと一蹴する。

別の日、モデル連続殺人事件の捜査会議が開かれ、刑事の小宮山正明(戸次重幸)が概要などを説明していた。捜査に関わる刑事が勢揃いするなか、蘭子は参加せずにパソコンに向かっていた。マイペースな蘭子に、青山はうんざり。半田に相談すると、別の任務を与えられる。青山が訪れたのは帝都大学の研究室で、そこには警視庁のコンサルタントも務める教授の大文字哲人(椎名桔平)がいた。大文字は、庵堂の下の配属だという青山に、庵堂を理解するには、「アドラー心理学」を知る必要があると話し始めた…。
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