吉高由里子、主演作続々解禁 2017年“本格復帰”に反響「待ちきれない」
2016.12.01 13:09
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女優の吉高由里子が、映画『ユリゴコロ』(2017年9月公開予定)で5年ぶりに映画主演することが1日発表された。吉高といえば9月に、2017年1月スタートの日本テレビ系水曜ドラマ『東京タラレバ娘』でNHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年上半期放送)以来2年ぶりにドラマ主演することが発表されたばかり。昨年10月には、約10ヵ月休業を経て自身初となる舞台『大逆走』で久々に公の場に登場し、2016年7月には翻訳劇『レディエント・バーミン』に出演するなどしてきたが、ドラマ、映画と映像作品への出演が立て続けに発表されたことで、ファンから歓喜の声が上がっている。
1988年組の黄金世代のひとり
吉高が女優として注目を浴びたのは2008年映画『蛇にピアス』。故・蜷川幸雄さんが監督をつとめたR-15指定作。第32回日本アカデミー賞新人俳優賞、ブルーリボン賞新人賞などを受賞し、演技力の高さを評価され、一躍名を広めた。公開当時20歳。吉高は、新垣結衣、堀北真希、戸田恵梨香、黒木メイサら“黄金世代”と呼ばれる1988年組で、ブレイク自体は後発となったものの、人気女優の仲間入りを果たした。
2009年フジテレビ系月9ドラマ『東京DOGS』ヒロイン、2010年日本テレビ系『美丘 -君がいた日々-』で地上波連続ドラマ初主演とキャリアを積み、同世代から絶大な支持を集める女優へ。そして、2014年NHK連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインをつとめ、同年12月31日放送の第65回NHK紅白歌合戦で紅組司会に抜てき。国民的女優となった。
休業期間を経て…新たなチャレンジ
しかし、そこから約10ヵ月公の場に姿を現すことはなく、露出は雑誌やCMなど。休業中には海外旅行をするなど、プライベートな時間を充実させ、その後は、文学誌「文學界」(文藝春秋刊)にエッセイ「映画と“あの人”に恋して」を寄稿し文筆デビュー、舞台『大逆走』で舞台初挑戦、翻訳劇『レディエント・バーミン』で翻訳劇初挑戦と、新たな道を開拓し続けた。活動を再開させていくと、ファンの期待は映像作品へ。そんな中、ドラマ『東京タラレバ娘』の主演、映画『ユリゴコロ』の主演が立て続けに解禁となった。
2017年吉高由里子が挑む“2つの作品”
ドラマ『東京タラレバ娘』は、東村アキコ原作の人気同名マンガが原作。女性たちの心にグサグサ突き刺さるストーリーで、一巻発売直後から「わかる…!」という共感と、「痛い、痛い!!」という悲鳴を呼び、累計発行部数180万部を突破した同作。吉高演じる主人公・鎌田倫子(かまたりんこ)は、30歳、独身、売れない脚本家。オトナになりきれないまま30代に突入したヒロインが、幸せを求めて、恋に仕事に悪戦苦闘、右往左往する姿を描く、痛快ストーリーとなっている。
一方、映画『ユリゴコロ』は、2011年に単行本刊行、販売部数累計25万部を超える「ユリゴコロ」(双葉文庫)が原作のミステリー作品。
吉高が演じるのは、人間誰もが持っている“心の拠り所”、それが生まれながらに“人間の死”であった女、美紗子。殺人という行為から逃れる術を持たずにこの世に生まれ、それゆえ強いられる悲しみの連鎖の中で、愛という感情を知り、自らに抗い、苦悩するという難役。殺人者を演じるのは、これが初となる。
ファンから反響続々
まったくテイストの異なる2つの作品に挑む吉高。映像作品への復帰を待ち望んでいたファンからは、「映像で由里子ちゃんを観れる日を待ってたよ!!どっちも観るからね!」「さすが、振り幅広い。『ユリゴコロ』の役すごそうだな…」「吉高ちゃんを毎週観れるの嬉しい!映画も楽しみ~早く来年になってほしいよ~」「本格復帰!2017年が待ちきれない!」と反響が続々と寄せられている。2017年、チャレンジを続ける彼女のさらなる活躍に期待したい。(modelpress編集部)
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