「カイアベ」山田涼介＆桐谷健太の立場が逆転？変わっていく姿に「優くん怖い」の声

今作のタイトルは、旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟の名前から。旧約聖書の「カインとアベル」は、兄のカインが、神・ヤハウェ（＝すべての父）から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬し、“愛への渇望”“父に認められたい”と願う普遍的なテーマに迫った話。

優は高田総合地所株式会社の社員で、社長である父・貴行（高嶋政伸）は幼い頃から成績優秀な兄・隆一（桐谷健太）に目をかけ寵愛。今作では“運命的な兄弟”の姿が描かれる。

優が“取締役”に！兄・隆一との関係が悪化

優が初めて貴行からリーダーとして任命された、リゾートホテルの開発プロジェクトの最終プレゼンが行われた第7話。慣れない英語と交渉に躓きミスをおかすも、矢作梓（倉科カナ）のフォローもあり、どうにか事なきを得る。そして訪れたホテル建設の候補地には、優が手配したベッドやソファなどが置かれ、景色や風をダイレクトに感じさせることでドレイモンドのCEOであるスティーブン・ホール（Richard W）の固い表情も解けていった。

順調に進めば交渉は成立したが、優は貴行に厳命されていたドレイモンドへの報酬の妥協点である20％を断り、15％を頑なに提示。それは「あのホテルとチームにはそれほどの価値がある。5％の差が高田の未来をつくっていく」という理由によるもので、その後、スティーブンが高田に来訪し「あの男はビジネスはわかってないが、人がホテルに何を求めてるかを知ってる。彼が作るホテルが見たくなった」と15％の報酬で承諾する展開を迎えた。

一方で、隆一は恋人である梓に「今回のことはただの契約じゃない。絶対に開かない扉をアイツは開けた」「アイツは会社の英雄になった。梓、俺との結婚も考え直してくれていいんだぞ」と情けない表情を見せ、嫉妬心をむき出しに。優に惹かれつつあった梓だが、それでも「私は隆一さんと結婚するって決めたの。隆一さんについていく」と答えた。

その後、優の実績が認められ、貴行は「私の期待に応えてくれた。役員の1人として私の右腕になって欲しい」と優を「取締役」に任命。「僕には無理です」という優だったが、株主総会で無事に決議され、優は高田の取締役員に。副社長である隆一の立場に近づいてきた優は、隆一に「おはよう」と挨拶をするも無視されてしまい、笑顔から表情をガラリと変えるシーンで第7話は幕を閉じた。

優はどうなる…？視聴者から反響続々

毎週、オンエア中には「カインとアベル」「カイアベ」がTwitterのトレンド入りを果たすほど盛り上がりを見せている今作。最後に優の笑顔が消え、次回予告では部下に怒鳴るシーンや、「自分や大切な人が不幸になるのは絶対に嫌です。もしそれを妨害するものがあれば、排除しなければいけない」「兄の結婚式はキャンセルします」と告げるシーンなども描かれ、優がますます変貌していく姿が明らかに。

視聴者からは「怖い…優くん怖いよ…」「優くん違う人が憑依してるみたい」「優くんはきっとお兄さんに褒められたかっただけなんだよね」「このまま地位も梓さんも奪うのかな！？」「優くんもお兄さんみたいにおかしくなってしまったら嫌だ」など多くの反響が寄せられていた。（modelpress編集部）