「砂の塔」弓子(松嶋菜々子)の過去が発覚「和樹のためなら、地獄にだって落ちる覚悟はある!」怒涛の展開に反響
2016.11.26 11:30
女優の菅野美穂が主演をつとめるTBS系ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(毎週金曜よる10時)の第7話が25日、放送。主人公・高野亜紀(菅野)を脅かす美しく不気味な隣人・弓子(松嶋菜々子)と高野健一(田中直樹)の過去の関係が明らかになった。
菅野美穂主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」
同作は、タワーマンションを舞台にした本格サスペンス。平凡だが幸せな主婦・亜紀(菅野)が家族で憧れのタワーマンションに引っ越した矢先に出会った不気味で恐ろしい隣人・弓子(松嶋)に、思いもよらない方法で追い詰められていくというストーリー。このほか、子どもたちが通う体操教室のコーチで、亜紀の幼なじみ・生方航平役をEXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典、亜紀の娘・高野そらを稲垣来泉、同じく息子・高野和樹を佐野勇斗が演じる。
第7話※ネタバレあり
亜紀の夫である健一と、過去に関係があったことを匂わせていた弓子。実は弓子はかつて健一と夫婦関係にあり、和樹(佐野)の実の母であることが発覚する。健一に「前の妻は亡くなっている」と嘘をつかれていたため真実を知らなかった亜紀は、航平(岩田)が弓子から渡されたという2人の結婚式の写真を見て衝撃を受ける。
弓子が和樹を取り戻すために自分の家族に近づいていると考えた亜紀は、「あの子の母親は私です。私だけです」と宣戦布告。弓子も「あなた、今の和樹を知ってる?本当の和樹をどれだけ知ろうとしてるの?あなたは和樹のことが何も見えてない」と応戦する。
和樹(佐野勇斗)を守るために「一緒に地獄に落ちましょう」
弓子が知る“本当の和樹”とは―。それは和樹が中学生の頃からずっといじめられているということだった。亜紀に気づかれないように、いじめグループとの関係を断とうとする和樹だが、簡単にはいかない。命令されていた額のお金を用意できず、いじめグループから殴る蹴るのひどい暴行を受けている和樹のもとに現れたのは、弓子だった。
いじめの現場を撮影した動画をつきつけ、「言っとくけど、仕返しに彼を傷つけようなんて考えないほうがいいわよ。もしこれから先、彼に指一本でも触れたら私があなた達を殺す」と淡々とした口調で追いつめていく。
たじろぐいじめグループに対し、弓子の言葉はさらに続き、「こう見えて私、もうひとり殺してるのよ。何人か増えたってなんてことないわ。もし、今殺し損ねて捕まったとしても、刑務所を出たらまたあなた達を殺しに行く。そこで殺し損ねてもまた行くわ。息の根を止めるまで、何度でも。一緒に地獄に落ちましょう」と微笑みかけるのだった。
怪我を負い、救急車で運ばれていく和樹を見て呆然とする亜紀に、弓子は「これでわかったでしょう。積み重ねてきた年月なんて何の役にも立たないの」と言い放つ。「命がけで子どもを守る覚悟もないくせに、そんな女が母親って言える?私はあなたとは違う。和樹のためなら、地獄にだって落ちる覚悟はある!」と睨みつけ、「付き添いのお母さんは?」の問いかけに「私です」と即座に答え、救急車に乗り込んでいった。
弓子の真の目的は?怒涛の展開に動揺の声
弓子と健一、そして和樹との関係が明らかになり、開き直った弓子の恐ろしさは回を追うごとにパワーアップ。ネット上では「やっぱり夫婦だったのか」「薄々思ってたけどお兄ちゃんは本当の子じゃなかった」「弓子さんの“地獄に落ちましょう”が怖すぎて鳥肌」などと多くの反響を呼んでいる。しかし、その一方で弓子が殺したのは誰なのか?度々回想で描かれる血だらけの部屋で何があったのか?など明かされていないこともまだまだ多く、「なんで弓子さんは和樹を置いて家を出たんだろう?」「弓子さんがこんなことしてるのはなんか絶対理由があるはず」「パパと弓子さんはまだ隠してることあるよね?」といった声も飛び交っている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】