「砂の塔」お兄ちゃん(佐野勇斗)の心の傷が明らかに「あいつらと縁切るから」母との約束…迫真の演技に「涙が止まらない」「見てられなかった」と反響
2016.11.26 00:50
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女優の菅野美穂が主演をつとめるTBS系ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(毎週金曜よる10時)の第7話が25日、放送。主人公・高野亜紀(菅野)の息子・和樹(佐野勇斗)が抱えていた心の傷が明らかになった。
菅野美穂主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」
同作は、タワーマンションを舞台にした本格サスペンス。平凡だが幸せな主婦・亜紀(菅野)が家族で憧れのタワーマンションに引っ越した矢先に出会った不気味で恐ろしい隣人・弓子(松嶋)に、思いもよらない方法で追い詰められていくというストーリー。このほか、子どもたちが通う体操教室のコーチで、亜紀の幼なじみ・生方航平役をEXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典、亜紀の夫・高野健一を田中直樹、亜紀の娘・高野そらを稲垣来泉が演じる。
第7話※ネタバレあり
穏やかで妹の面倒をよく見る優しい“お兄ちゃん”だったはずの和樹。実は、中学生の頃からひどいいじめにあっており、タワーマンションへ引っ越し転校した後もいじめが続いていた。母を気遣い、ずっと真実を言えなかったのだ。和樹の秘密に気づかない亜紀は、親子の間にできてしまった溝を埋めようと反抗的な態度を取り続ける和樹に辛抱強く語りかける。「何があってもお母さんは和樹のお母さんだから。和樹のこと世界で一番、大事に思ってるからね」―。
亜紀の言葉でこのままではいけないと決心した和樹は、いじめられていることは言えないものの、不良グループの命令で貯金を崩してお金を渡していたことを打ち明け「あいつらと縁切ることにしたから。本当。本当だよ、母さん」と亜紀に約束する。
お兄ちゃん(佐野勇斗)、亜紀(菅野美穂)との約束を守るために
和樹の撮った写真が区のコンクールに入選し、亜紀がプレゼントしたスーツを着て表彰式に向かう和樹。久しぶりに妹のそらと亜紀に笑顔を見せていたが、この日は例の不良グループにお金を渡す約束をしていた日だった。和樹は亜紀に「携帯を忘れた」と嘘をつき、目に涙を浮かべながら家に引き返し、家中をあさって必死にお金をかき集める。
結局、命令されていた10万円は用意できず、“極刑”と称してひどい暴力を振るわれる。亜紀に買ってもらったスーツを奪われ、ムキになったことでより一層ひどい暴力を振るわれ、気を失いそうになっている和樹を救ったのは、亜紀ではなく弓子だった。
お兄ちゃん(佐野勇斗)の優しさに「涙が止まらない」
母を思いいじめの事実を隠し続けていた和樹の優しさと、そのせいでさらに大きくなってしまった心の傷が明らかになり、ネット上では「家族が大事だから言えなかったんだよね。お兄ちゃんが殴られてるのは見てられなかった…」「お兄ちゃんの健気さに涙が止まらない」「せっかく少し笑顔が戻ってきたと思ったのに」などの声が続出。また、今回、弓子が健一の元妻で、和樹の実の母であることも発覚。次回予告では、弓子が真実を知らない和樹に「本当のお母さんのこと知りたくない?」と語りかける場面が登場し、「知りたくない知りたくない!いや知りたい!」「どうしたらみんな幸せになれるの?」「でもやっぱりお兄ちゃんにとってのお母さんは亜紀さんだけだよ」など、戸惑いの声も上がっている。(modelpress編集部)
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