Hey! Say! JUMP山田涼介、“兄”桐谷健太に殴られる 男同士のドロドロ展開に視聴者絶叫

今作のタイトルは、旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟の名前から。旧約聖書の「カインとアベル」は、兄のカインが、神・ヤハウェ（＝すべての父）から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬し、“愛への渇望”“父に認められたい”と願う普遍的なテーマに迫った話。

優は高田総合地所株式会社の社員で、社長である父・貴行（高嶋政伸）は幼い頃から成績優秀な兄・隆一に目をかけ寵愛し、彼には無関心。今作では“運命的な兄弟”の姿が描かれる。

「兄貴のことを助けたい」「本当にそれで幸せになれますか？」

隆一が出社していないことをプロジェクトルームで団衛（木下ほうか）から知らされた優は、葉山にある高田家の別荘にいるのではないかと矢作梓（倉科カナ）に伝える。恋人の隆一を心配し、一緒に連れて行ってほしいという梓を連れ別荘へ向かうと、予想通り、隆一の荷物が。しかし誰にも頼らず仕事をこなしている隆一を「傷つけたくない」といい、会わずに帰る梓。

自分の仕事は順調ながらも、隆一がバンコクの事業で資金繰りに挫折したことを知った優。100億という大金に「いくら兄貴でもどうにかできる金額じゃない」と貴行に話そうとするも、梓は「もう1日だけ待ってほしい」「姿を消したのは仕事が上手くいかなかったからじゃなくて、お父様に失敗したことが知られたくなかったから」と制止。「私間違ってるかな？」と梓が問うと、優は「いや…うらやましいなぁと思って。兄貴が」と切なげな表情を浮かべる。

そんな中、貴行の姉・桃子（南果歩）が投資家のフィアンセ・黒沢幸助（竹中直人）を紹介。見るからに怪しい黒沢に疑いの目をかける貴行だったが、優は「100億円用立ててくれませんか」と突然の要求。桃子との結婚を破談させないためには、投資ししてくれるのではないかと考えたからだった。黒沢は優を気に入り、「俺は、高田に投資するのではない。君に100億円投資する」と承諾した。

想像もつかない行動を起こす優を感心する梓。優は過去に家出をして隆一が探し回ってくれたことを振り返り、「だから今度は、俺が兄貴のことを助けたいんですよね」と話した。

別荘に黒沢が訪れ、100億円の資金を調達した隆一は、1人ですべて解決した気で会社に戻る。そして梓に結婚指輪を渡し、「俺は持ってる。俺は選ばれた人間だ」「俺は誰かに助けてもらう人間なんじゃなくて、誰かを助ける人間なんだよ」。梓の脳裏には、優の「誰にも頼らない生き方なんておかしい」「梓さんは本当にそれで幸せになれますか？」という言葉がフラッシュバックし、「隆一さんは何もわかってない。誰かが助けてくれたからに決まってるでしょ」「黒沢さんに出資を決断させた人がいるのよ」と真実を告げるのだった。

自分の力ではなく、優のおかげであったことを知った隆一は一心不乱で帰宅し、優を呼びつけると、突然殴りかかった。階段から転げ落ちる優に、隆一は「助けたつもりか」「陰で俺を助けていい気分ってわけか」と憎悪の表情で胸ぐらを掴む泥沼な展開を迎えた。

新展開に視聴者絶叫 「優くんのおかげ」トレンド入りの反響

オンエア中、Twitterでは「カインとアベル」「カイアベ」がトレンド上位に昇る中、「優くんのおかげ」が君臨するほどの反響ぶり。「お兄ちゃん優くんのこと殴らないでー！！」「優くんのおかげなのにやめてー！」「山田くんの大事な顔が…」と絶叫の声が相次ぎ、「男同士のドロドロやばい」「おもしろくなってきた！」など多くの反響が寄せられていた。（modelpress編集部）