「逃げ恥」好調の秘密は“Wヒロイン”説 彼女いない歴35年、プロの独身・星野源に萌えが止まらない
2016.10.26 13:55
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女優の新垣結衣が主演をつとめるTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜よる10時)が、同局の火曜10時枠歴代最高視聴率を2週連続で更新するなど、好調だ。視聴者からは新垣への反響とともに、相手役を演じる歌手で俳優の星野源にも注目が集まっている。
新垣結衣が星野源と“契約結婚”
原作は、月刊「Kiss」(講談社)で連載中の海野つなみ氏の同名漫画。同作は、彼氏なし・院卒なのに内定ゼロ、さらには派遣切りにあい誰からも必要とされない辛さ、居場所の無さを強く感じている25歳の主人公・森山みくり(新垣)が、あることがきっかけで恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡(星野)と「仕事としての結婚」をすることになる、“夫=雇用主、妻=従業員”という契約結婚を描いた社会派ラブコメディ。恋愛感情を持たないはずの2人が、同じ屋根の下で暮らすうち、徐々にお互いを意識し出す、妄想女子とウブ男の契約結婚の行方を描き、新垣の可愛さや、お仕事要素と恋愛要素が合わさった斬新な設定などで人気を集めている。
“プロの独身”津崎平匡に「萌える」視聴者続出
星野演じる津崎は、IT会社に勤める優秀なプログラマーでありながら、35年間彼女がいたことがない高齢童貞で、“プロの独身”を自負。性欲を一切感じさせない佇まいの「ザ・草食男子」でみくりから信頼を得るが、自分が恋愛をできるわけないと決めつけているため、みくりを女性として意識しだすようになると、心を閉ざしてしまうという役どころ。女性のツボを絶妙に抑え、原作ファンからも人気が高いキャラクターだ。25日放送の第3話では、みくりとの距離をとろうと必死になり、2LDKの部屋に引っ越そうと提案したり、「雇用契約書」に、新たに<恋人または好きな人が出来た場合>の項目を作成したりと態度を急変。会社の後輩でスーパーハイスペックイケメンの風見涼太(大谷亮平)に嫉妬と劣等感を覚えるが、みくりから「私は平匡さんが一番好きですけど」と何気なく告げられ、感激のあまり「(言葉の)浸透力、半端なーい!」と叫ぶなど、とことんウブな一面が描かれた。
黒縁メガネのビジュアルにポーカフェイスの抑えた演技で、津崎を忠実に再現している星野。初回から「ガッキー可愛いけど星野源も可愛い」「津崎さんに萌えすぎて辛い」などの声が殺到しており、25日もTwitterのトレンドワードに「津崎さん」「ひらまささん」などが並んだ。
ヒロインポジションは星野源?
そして、特筆すべきは「平匡さんのヒロイン性がすごい」「星野源がヒロインだったのか」「Wヒロインってのが素晴らしい」という意見。恋愛という側面では、大学院で学んだ心理学の知識を駆使し津崎の心を開いていくみくりに対し、契約結婚を通して恋愛を知っていく津崎がヒロイン的な立ち位置ともいえ、星野も公式インタビューで「津崎ってヒロインポジションですよね (笑)。だから僕もヒロインになれるように頑張りたいと思います (笑)!」とコメント。原作者の海野氏も25日の実況ツイートで「逃げ恥のヒロインは津崎さんや~」と発言している。
高視聴率をキープ
初回の第1話は、同枠で過去最高の初回視聴率となる10.2%を獲得。先週の第2話は、12.1%と同枠の歴代最高記録に。そして、昨日放送の第3話視聴率は、12.5%を獲得と、初回から右肩上がりに高視聴率をキープ。第3話は、契約結婚に勘付いた風見からみくりの“シェア”を提案されるという三角関係もうかがわせる衝撃的なシーンで終わり、今後ますます目が離せない展開となりそうだ。(modelpress編集部)
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