ロバート秋山扮する“クリエイター”のオシャレ名言に感嘆?「ファッションはケンカ」「旬が1番」
2016.10.15 21:57
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お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が扮するトータル・ファッション・アドバイザーのYOKO FUCHIGAMIが15日、京都府で開催中の「京都国際映画祭2016」にて行われた『クリエイターズ・ファイル YOKO FUCHIGAMI』のファッショントークショー付き上映会に登壇した。
「クリエイターズ・ファイル」は、秋山が様々なクリエイターに扮してインタビューを受けるフリーペーパーの人気連載。リリースと同時に公開される個性的なキャラクターたちの動画が「実際にいそう!」「クオリティーが高すぎる」と反響を呼んでいる。
この日は、数々のキャラクターの中からトータル・ファッション・アドバイザーのYOKO FUCHIGAMIとして登場。司会はロバートの山本博が務めた。
また、パリから京都へ来たといい、「この後はすぐバリに行くの。パリ・バリ・パリ・バリ…響きだけで動いてるから。そういうところは響きも含めてオシャレ。パリ・ロンドン・パリ・ロンドンって響きが良くないじゃん」ととにかくオシャレに貪欲。その後も、「その帽子オシャレじゃん、どんぐりみたい。旬なものが1番オシャレだからね」などこだわりが詰まった言葉を残し、観客からは感嘆の声とともに、笑い声も上がった。
さらに、ピアスをしている観客には、「そのピアスには思い入れがある?」と問い、「アクセサリーはせいぜい自分の中で3つのストーリーがないとしちゃダメ。1つもないんだったら、引きちぎって川に捨てたほうがまだマシ」と厳しいコメント。「その引きちぎるポーズを写真に撮ってもらったほうがまだオシャレ」と次々に持論を展開した。
「装苑」が80周年を迎えるにあたって行ってきた企画にちなみ、児島氏が「ファッションをデザインすること」について尋ねると、ヨウコは「ちょっと時間いただいていい?」と考えた末に、「ファッションをデザインすることで1番大事なのは『ファッションをデザインしないこと』」と回答。会場から笑い声が漏れるなか、「デザインしようとしすぎるとあざといから、真逆に。ということは、遊び呆けることがファッションに繋がるから、アミューズメント施設に行きなさい」とも語り、「脳みそを遊ばせて、発散させた末に出てきたものがファッション」と力説した。
さらには、「デザインって言う響きが良くない。デザインっていう響きに酔っていて、それは縛られている大人の世界。だから、あえて『デザイン』じゃなくて『図画工作』に変えたほうが広がると思う」とも。次々に飛び出す名言に児島編集長も「初めて聞きました」と脱帽していた。
続けて「1番オシャレなのはミノムシ」とも切り出し、「色んな物があるなかで、茶色い枝を選んでいるんだよ。枝以外の物がないわけないのに、あの枝で服を作っているということは、1番のデザイナー」と展開。終いには「旬なものもオシャレだから、この時期だとサンマがオシャレだし、どんぐりもオシャレだし…」と重ね、「結局(オシャレは)地球みんなのモノ」とまとめた。
加えて、先日行われた「YOKO FUCHIGAMI」コレクションの様子も紹介。イベントの会場には、同コレクションでも披露された「バーニャカウダTシャツ」と「パンTシャツ」もお目見えした。
京都ならではの人材・技術・経験を活かし、伝統文化・芸能も伝承しつつ新たな映画文化の創造を図るべく、京都から全国に、アジア諸地域を含む全世界への発信を目指して、映画祭の輪をより一層広げていく。(modelpress編集部)
この日は、数々のキャラクターの中からトータル・ファッション・アドバイザーのYOKO FUCHIGAMIとして登場。司会はロバートの山本博が務めた。
オシャレ名言を連発
登場するやいないや歓声を浴びたヨウコは、「みんなオシャレしてる?」「絶対に妥協しちゃダメ」と早速観客にメッセージ。山本から「匂いがすごいですけど、コレはどこの香水ですか?」と聞かれると、「これはひまわりの種から抽出したやつと香水を混ぜたやつ」と世界観たっぷりの返しをみせた。また、パリから京都へ来たといい、「この後はすぐバリに行くの。パリ・バリ・パリ・バリ…響きだけで動いてるから。そういうところは響きも含めてオシャレ。パリ・ロンドン・パリ・ロンドンって響きが良くないじゃん」ととにかくオシャレに貪欲。その後も、「その帽子オシャレじゃん、どんぐりみたい。旬なものが1番オシャレだからね」などこだわりが詰まった言葉を残し、観客からは感嘆の声とともに、笑い声も上がった。
アクセサリーは“3つのストーリー”があってから
ヨウコは、過去の取材で「覚悟を持ってオシャレしろ」との言葉を残しており、「オシャレしてるのは構いません。でも覚悟を持ってオシャレしている人が少なすぎる」と社会全体に警鐘。「よくあるのが、ちょっとのシミが付くのも恐れている人が多い。そんなシミは生活でついた“模様”だから、何もかも取り込まないとダメ」とアドバイスも送った。さらに、ピアスをしている観客には、「そのピアスには思い入れがある?」と問い、「アクセサリーはせいぜい自分の中で3つのストーリーがないとしちゃダメ。1つもないんだったら、引きちぎって川に捨てたほうがまだマシ」と厳しいコメント。「その引きちぎるポーズを写真に撮ってもらったほうがまだオシャレ」と次々に持論を展開した。
「装苑」編集長も脱帽
トークショーにはスペシャルゲストとして、ファッション誌「装苑」編集長の児島幹規氏が登場。児島氏が、先日ポール・スミス氏と対談したことを聞いたヨウコは、「ポールの後なんだ。まあポールの方が焦っているでしょうね」と余裕の表情でニヤリ。「装苑」が80周年を迎えるにあたって行ってきた企画にちなみ、児島氏が「ファッションをデザインすること」について尋ねると、ヨウコは「ちょっと時間いただいていい?」と考えた末に、「ファッションをデザインすることで1番大事なのは『ファッションをデザインしないこと』」と回答。会場から笑い声が漏れるなか、「デザインしようとしすぎるとあざといから、真逆に。ということは、遊び呆けることがファッションに繋がるから、アミューズメント施設に行きなさい」とも語り、「脳みそを遊ばせて、発散させた末に出てきたものがファッション」と力説した。
さらには、「デザインって言う響きが良くない。デザインっていう響きに酔っていて、それは縛られている大人の世界。だから、あえて『デザイン』じゃなくて『図画工作』に変えたほうが広がると思う」とも。次々に飛び出す名言に児島編集長も「初めて聞きました」と脱帽していた。
YOKO FUCHIGAMIにとって「ファッションとは?」
そして、ヨウコには「もともとはオシャレに生まれてきている。お母さんのお腹の中はブティックだから、1番オシャレな“裸”で生まれてくるんですよ。なのに、生地を重ねてあざとくなっている」との考えがあることから、「ファッションとは?」と聞かれると、「ファッションは“ケンカ”なのかもしれない」と真剣な眼差し。「1番オシャレな裸で生まれてきているのに、布を重ねているから、お母さんにケンカ売っているのかもしれない」と説いた。続けて「1番オシャレなのはミノムシ」とも切り出し、「色んな物があるなかで、茶色い枝を選んでいるんだよ。枝以外の物がないわけないのに、あの枝で服を作っているということは、1番のデザイナー」と展開。終いには「旬なものもオシャレだから、この時期だとサンマがオシャレだし、どんぐりもオシャレだし…」と重ね、「結局(オシャレは)地球みんなのモノ」とまとめた。
新ブランドの作品も発表
ヨウコは「YOKO FUCHIGAMI」を筆頭に、18のブランドを展開。この日は、前日に設立したという「KYOTO FUCHIGAMI」の作品として、八ツ橋をポケットとして縫い付けたTシャツなどをお披露目した。加えて、先日行われた「YOKO FUCHIGAMI」コレクションの様子も紹介。イベントの会場には、同コレクションでも披露された「バーニャカウダTシャツ」と「パンTシャツ」もお目見えした。
京都国際映画祭2016
同映画祭は、「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎながら、新たな映画文化の創造をはかるべく2014年より開催。3回目となる今回のキャッチコピーは『京都上ル上ル(あがるあがる)』で、10月13日~16日まで京都市内を中心に実施。京都ならではの人材・技術・経験を活かし、伝統文化・芸能も伝承しつつ新たな映画文化の創造を図るべく、京都から全国に、アジア諸地域を含む全世界への発信を目指して、映画祭の輪をより一層広げていく。(modelpress編集部)
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