渡辺美優紀「私のことは忘れてください」最後に語った“ホントの夢”<みるきー オトナ行き 最終回>
2016.08.09 17:00
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NMB48渡辺美優紀の連載「みるきー オトナ行き 最終回」…―2015年7月14日のスタートから約1年が経ち、NMB48卒業と同時に、みるきーは本連載からも卒業!みるきーはこの1年で、どんな“オトナ”になった?「みるきー オトナ行き」から伝える、最後のメッセージ!
約1年間、ありがとうございました
― 約1年間に渡り、連載ありがとうございました!読者の方から「卒業しても続けて欲しい」「知らない素顔が知れた」「写真が可愛い」などのコメントもたくさん頂きました。みるきー:わあ~!嬉しいです!
― 今回、本当に卒業されるんですよね?
みるきー:はい、そうです。
― これで連載も終わりってこと?
みるきー:はい!
みるきー、1年間を振り返る
― 改めて、この1年間を振り返ってみてどうでしたか?みるきー:こんなに長く連載をしていただけるとは想像もつかなかったですし、モデルプレスさんでこんな長く連載している方を見たことがなかったので、1年も続いたと聞いて嬉しいです。
― こちらこそ、本当にありがとうございます!
みるきー:周りの同年代の子もモデルプレスのTwitterをフォローしていて、私も元々モデルプレスはフォローしていたので、そんな場所でこんなに長く連載していただいて、すごく楽しかったです。
― いろいろな場所にも行きましたね。
みるきー:ゲイバーとか?懐かしい。あ!焼肉!焼肉だ!めっちゃおいしかった~。あそこはプライベートでもまた絶対に行きたいです!
― その前には「VOGUE FASHION'S NIGHT OUT 2015」などもね。
みるきー:行きましたね。あとは恵比寿の夜景が綺麗なレストラン、イルミネーション!振り返ってみると色々な私を見ていただきました。
「オトナ」になったこと
― 連載タイトルが「オトナ行き」でしたが、この1年間で“オトナ”になった部分ってありますか?みるきー:変わってるのかなー?でも1年前は、自分が卒業するなんて思ってなかったです。その時はまだ何も考えてなかったので…。1年でこんなに大きく変わるもんなんだなって。この1年の間に大きな心境の変化があったようですね(笑)。
― 確かにそうですね(笑)。ではみるきーさんの考える“オトナのイイ女”ってどんなヒト?
みるきー:自分の理想ですが、“オトナ”はカッコ良く働く自立した女性で、“イイ女”は一途に尽くせる人かな。
― カッコ良い面と、一途でかわいらしいピュアな面もある。
みるきー:そう!そのどっちも兼ね備えてる女性って最強だと思います。
みるきー「みんなが笑って許せるラインを生きたい」
― 改めてですが、卒業してからどんなことに挑戦していきたいですか?みるきー:世界平和。
― 世界平和に挑戦?
みるきー:日本人は仕事も休まず、すごく真面目だって聞いたことがあります。でも他の国では休みもめっちゃあると聞いたので、そういう国になりたいと思いました。
― 「日本が」ってことですか?
みるきー:ちがう、私が(笑)。私がそういう人になりたいと思って。だからやっぱり私には義務って向いてないんだと思っています。これからも自由に大胆に生きていきたい。もちろんちゃんと自分を持って、人として間違わないようには生きていくけど、その中で面白みがあったり、ギリギリの範囲で、みんなが笑って許せるラインを生きていきたいですね。
― すごいですね、そういう女性ってモテそう!
みるきー:お!そうですか?実は大胆みたいな。
― 「え?こんなに大胆なの?」って(笑)。
みるきー 夢を叶える秘訣
― では、新たな一歩を踏み出すみるきーさんにとって、いま思う“夢を叶える秘訣”は何ですか?みるきー:今を一生懸命頑張ること!結局、過去の自分も今の自分に繋がってるし、いま頑張ることがどう未来に繋がるかわからないけど、やらなかったらそういう結果になってるし。だからあれこれ考えるよりも、限られた時間で行動して、とにかく自分の力で充実させる。1日、1時間、1分、1秒を大切にすること。
― これまでも多くの夢を叶えてきましたもんね。
みるきー:でも、私は別にアイドルになることが夢じゃなかったので、夢は叶えてないです。じゃあ「夢は何だったか」と聞かれても困るし、別にこの道も間違っていたとは思わない。だから夢は“死ぬ時”にあると思っています。人生最後の時に「楽しかった」って思えることが夢なんです。だから何かを叶えたいとか、そういうプレッシャーは嫌で、日々楽しいことをして過ごしたいから、自分の楽しいと思えることで誰かを助けたり支えたりして、それが自然と仕事にも繋がれば、最高の人生だって思えるはずです。
― その夢、初めて聞きました。最後にすごく良いコメント!
みるきー:やっぱり1日でも無駄にしたくないから。お仕事だって、本当に楽しめることをやっていきたいです。
― 最近は一層“自分の時間の大切さ”を口にされてますよね。
みるきー:NMB48に入った3年間ぐらいは、周りの方から「いっぱいテレビに出てるね」って言っていただいていました。恵まれた環境は本当にありがたかったんですけど、実はあまり記憶がなくて…めまぐるしすぎたから。それで、もっと一つひとつのことに意味を持って、こだわりたいと思うようになったんです。それを意識して過ごすことで、一年が短く感じなくなりました。しっかり地に足がついてるというか…。本当に自分の意識次第で充実感だったり、納得感も変わってくるんですよね。それからは自分の時間を大切にしようと思いました。
― 1日に意味を持たせようとしているんですね。
みるきー:そう。なにもない、なにも感じない日々は嫌だと思って。例えば何も予定がなかったら、何もしないで終わるのではなく、名作の映画を観て何かを感じてみるとか。1日が終わるときには、ちゃんと意味をもって「今日もいい1日やったな」って思いたいです。
― ちなみに影響を受けた名作映画は?
みるきー:『ライフ・イズ・ビューティフル』とか。昔ではないけど『トワイライト~初恋~』『プラダを着た悪魔』。名作ってやっぱいいですね。『ショーシャンクの空に』もすごく感動しました。いろいろな気持ちになれます。
最後のメッセージ「私のことは忘れて下さい」
― では最後に、1年間連載を楽しみにしてくれたファンや読者の方にメッセージをお願いします!みるきー:モデルプレスをご覧の皆さん、こんにちは。渡辺美優紀です。1年間モデルプレスさんで連載をさせていただきました。1年と聞くと長いようで、でも自分にとってはすごくあっという間の1年間で、すごく楽しい日々でした。本当にいろんな経験をさせていただいて、皆さんにもいろんな姿を見ていただけてすごいよかったなと思います。これからも皆さん頑張ってください!応援しています!ばいば~い。
― もう帰ってこないですか?
みるきー:はい。さようなら!
― 寂しくなりますね。
みるきー:私のことは忘れてください(笑)。明日から私はいなかったということで…!じゃ、帰りましょー。
おしまい
アイドルとしてステージに立つ“みるきー”ではなく、大人の階段を登りつつある、ありのままの“渡辺美優紀”に迫る連載「みるきー オトナ行き」。少女からオトナへと変わる瞬間の、いろいろな素顔をお届けしてきた連載もこれでおしまい!連載の第一回目でみるきーは、「この連載で、アイドル以外の私の素顔を知ってもらえたら」と語っていたけど、あなたにとって“どんな素顔”を見られましたか?
いつだって“楽しむ心”を忘れない、どんな撮影の時だって、みるきーはそれを大切にしていました。これからは、何かに縛られず、風の吹くまま、やりたいことをもっともっと楽しみ抜く!「みるきー オトナ行き」の終着駅は、もうちょっと先になりそうです!(modelpress編集部)
衣装協力:CANNABIS LUMINE SHINJUKU
渡辺美優紀(わたなべ・みゆき)プロフィール
愛称:みるきー生年月日:1993年9月19日
血液型:B型
出身地:奈良県
身長:155 cm
趣味:映画鑑賞
特技:書道
2011年1月、AKB48の姉妹グループNMB48の1期生として劇場公演デビュー。NMB48の中心的メンバーとして活躍し、2013年「AKB48選抜総選挙」で15位に輝き、初の選抜入り。2014年「AKB48選抜総選挙」で18位となり選抜落ちをするも、同年の「AKB48じゃんけん大会」で見事優勝しソロデビュー。2015年「AKB48選抜総選挙」12位で選抜復帰。ほかファッション誌「LARME」などでモデルとしても活躍中。キュートなルックスと小悪魔な振る舞いから人気を博し、一部ではグループ随一のアイドル性を持つとも言われている。
2016年4月13日に行われた劇場公演にて卒業発表。神戸ワールド記念ホールにて7月3日(日)、4日(月)の2日間にわたり「NMB48渡辺美優紀卒業コンサート」を開催し、8月3日リリースのシングル「僕はいない」で単独ラストセンターを務める。8月9日の卒業公演をもって卒業。
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