長澤まさみ、エロス解放“最初で最後”の挑戦「何でもやります」
2016.08.03 12:58
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女優の長澤まさみが、松尾スズキが演出を手掛けるミュージカル「キャバレー」(2017年1月2日より上演)で主演を務めることがわかった。“人生最初で最後のミュージカル”となる長澤は、クラブの歌姫サリー・ボウルズとして、主題歌「キャバレー」などを歌い、エロティックなダンスをのびやかな肢体で披露する。
長澤まさみ「女優として新たな一歩」
「また1つ女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました」とミュージカルに初めて挑戦するに至った心境を明かした長澤。予てより松尾が演出する舞台に出演することが夢だったようで、「松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです」と期待に胸を膨らませた。対して松尾は、「長澤まさみさんは、この度のキャバレーに向けて『何でもやります!』と、言い切りました」と回顧。「その心意気に、とことん乗っかり、『なんでも』の向こう側が、ミュージカルというエンタメの世界で、お互いにのぞけたら、それを幸せと感じたく思います」とコメントした。
石丸幹二・小池徹平らが出演
同作は、クリストファー・シャーウッドの小説「ベルリン物語」とジョン・ヴァン・ドゥルーンの戯曲「私はカメラ」を原作に世界中で繰り返し上演されている傑作中の傑作ミュージカル。ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー「キット・カット・クラブ」のデカダンなショーと、歌姫サリー(長澤)をはじめとする人々の恋物語を描く。松尾による「キャバレー」は、松雪泰子、阿部サダヲ、森山未來、星野源らが出演した2007年以来、約10年ぶり。今回は、サリー役の長澤ほか、キャバレー「キット・カット・クラブ」のMCに石丸幹二、サリーの恋のお相手・クリフに小池徹平を起用して、新演出でおくる。
長澤まさみに「ぴったりなキャラクター」
田中希世子プロデューサーは、「2011年にパルコ劇場の本谷有希子作・演出『クレイジーハニー』で初舞台を踏んだ長澤さんは、このとき既に強烈な輝きを放っていましたが、2014年の三谷幸喜作・演出『紫式部ダイアリー』で、さらに大きな花を咲かせました。そんなまさみさんに、ぴったりなキャラクターそして、歌という才能を発揮できる役がこの『キャバレー』の歌姫サリーです」と紹介。「松尾スズキという稀代の演出家のもと、長澤まさみという繊細かつスケールの大きいヒロインを得、そして石丸幹二、小池徹平ら素晴らしい競演者とともに、10年ぶりにリニューアル上演できる!成功の予感しかありません」と自信をあらわにした。(modelpress編集部)
ミュージカル「キャバレー」概要
【日程】東京公演:2017年1月 EX THEATER六本木
横浜公演:2017年1月 KAAT神奈川芸術劇場ホール
大阪・仙台・愛知・福岡公演:2017年2月 場所は追って発表
【キャスト】
長澤まさみ:サリー・ボウルズ(キット・カット・クラブの歌姫)
石丸幹二:MC(キット・カット・クラブの司会者)
小池徹平:クリフ(駆け出しの作家、アメリカ人)
小松和重:シュルツ(ユダヤ人果実商)
村杉蝉之介:エルンスト(ナチスの政党員)
平岩紙:コスト(シュナイダーの下宿に住む若い娘)
秋山菜津子:シュナイダー(クリフ達が住む下宿屋の女主人)
片岡正二郎/花井貴佑介/羽田謙治 他
長澤まさみコメント
ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、また1つ女優として新たな一本を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんに舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです。
松尾スズキコメント
長澤まさみさんは、この度のキャバレーに向けてなんでもやります! と、言い切りました。その心意気に、とことん乗っかり、「なんでも」の向こう側が、ミュージカルというエンタメの世界で、お互いにのぞけたら、それを幸せと感じたく思います。
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