北川景子、白衣姿を初披露「私にとってすごく新しい挑戦」
2016.07.29 08:05
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女優の北川景子が、WOWOWの新日曜オリジナルドラマ「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」(10月2日よる10時スタート)で主演を務めることが分かった。医療機関を舞台にした作品に初挑戦、かつ白衣姿を初披露した北川は「私自身にとって、すごく新しい挑戦になりました。研修医が医者として、人として成長していく様を丁寧に描こうと思いました」と意気込んで撮影に臨んだことを明かした。
北川景子「幅広い方々に共感していただけるのでは」
同作は、人気推理小説家・中山七里氏原作の法医学ミステリー。北川が演じる主人公の女性研修医・栂野真琴(つがのまこと)が、内科医から法医学教室に足を踏み入れたことによって、人間の生死に関わる人々の葛藤や苦悩を目の当たりにし、医師として成長していく姿を描く。出演が決まった時のことを、「この作品は医療に関する作品でありながら、1人ひとりのキャラクターが人の生死と向き合い、成長していく人間ドラマでもありますので、幅広い方々に共感していただけるのではと思いました」と振り返った北川。
さらに、脚本を読み、自身が演じる真琴を「内科医の誇りと、仕事に対する意欲を持つフレッシュで真っ直ぐなキャラクター」と認識したようで、「内科医として働いている時のいきいきとした様子と法医学教室へ移ってからの葛藤のコントラストをつけられるよう演じました」と撮影中に心がけていたことを明かした。
柴田恭兵・尾上松也らが出演
また、北川のほか、犯罪捜査や法の適用過程で必要な医学的研究と、その応用を指す“法医学”に重点を置いた本作を彩る豪華出演者も発表。偏屈だが解剖の腕は超一流という法医学教授・光崎藤次郎役は柴田恭兵、光崎の腕を信頼する刑事・古手川和也役は尾上松也、真琴が尊敬する内科教授・津久場公人役は古谷一行、光崎の助手で法医学教室准教授・樫山輝役は濱田マリ、真琴の親友で闘病中の柏木裕子役は佐藤めぐみ、真琴と同じ職場で働く内科医・梶原英雄役は相島一之、同じく医学部長・坂元義彦役は金田明夫が演じる。難解な用語や手術シーンに苦戦したという柴田は、「監督からは『極力悪い奴をやってくれ』というので、それなりに…」と意気込みを告白。一方尾上は、「重厚なストーリー、そしてリアルな人間関係、更に登場人物のキャラクターなど、魅力的な要素ばかりでした。この作品に参加出来る幸せをかみしめながら、演じさせていただきます」とコメントした。(modelpress編集部)
北川景子コメント
Q:WOWOW連続ドラマ初主演となりますが、「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」のご出演が決まり、脚本を読んだ時の印象、または感想をお願いします。北川景子:WOWOWのドラマに以前から出演させていただきたいと思っていたので、出演が決まった時はとても嬉しかったです。この作品は医療に関する作品でありながら、一人一人のキャラクターが人の生死と向き合い、成長していく人間ドラマでもありますので、幅広い方々に共感していただけるのではと思いました。また医療や病院が舞台の作品は初めてだったので私自身にとって、すごく新しい挑戦になりました。研究医の真琴が医者として人として成長していく様を丁寧に描こうと思いました。
Q:今回演じられる“栂野真琴”について演じる前と後の印象をお聞かせください。
北川景子:内科医の誇りと、仕事に対する意欲を持つフレッシュで真っ直ぐなキャラクターだと台本を読んだ時に感じました。撮影では内科医として働いている時のいきいきとした様子と法医学教室へ移ってからの葛藤のコントラストをつけられるよう演じました。
Q:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
北川景子:生きている患者さんを救うために医者になった真琴が、法医学教室に移ることとなり、亡くなった患者さんと向き合うことになるところからお話しが始まります。内科医の真琴がどのように法医学者と向き合っていくのか、また光崎教授との関係はどのように変化していくのか、楽しみにご覧いただけたらと思います。よろしくお願いします。
柴田恭兵コメント
Q:今回、「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」へのご出演が決まり、脚本を読んだ時の感想と演じられる“光崎藤次郎”の印象をお聞かせください。柴田恭兵:第一話のセリフ『法医学者が死因を究明するのは警察のためでも、場合によっては遺族のためでもない…』は、光崎のクセ者感がオモシロイと思いました。光崎は、冷静沈着。あまり人のことを信じておらず、他人に対して不器用で、なおかつ真面目な人です。監督からは「極力悪い奴をやってくれ」というので、それなりに…。
Q:天才的な解剖の腕をもつ法医学教授という役どこを演じて苦労したシーンや印象に残っている撮影はありましたか。
柴田恭兵:解剖のシーンは大変でした。専門用語がたくさんあって、セリフを覚えるにひと月かかりました。また遺体と対話している不思議な感覚もありました。映像はリアルでちょっとショッキングかも…。変死体を解剖する場合、北欧諸国はほぼ全例できますが、日本は11%しか解剖できないと聞いて、日本も法医学に対してもっと取り組んでもいいのではないかと思いました。
Q:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
柴田恭兵:ニヒルでヘンクツでとっつきにくい光崎ですが、真琴(北川さん)、津久場(古谷さん)とのスリリングな展開をぜひお楽しみ下さい。
尾上松也コメント
Q:WOWOW連続ドラマ初出演となりますが、「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」へのご出演が決まり、脚本を読んだ時の印象、または感想をお願いします。尾上松也:僕自身も連続ドラマWの視聴者の1人でもあり、今回の出演は大変嬉しいです。「ヒポクラテスの誓い」の脚本を読ませていただいた時は、自分が出演する台本と言う事も忘れてあっという間に読み終えてしまいました。重厚なストーリー、そしてリアルな人間関係、更に登場人物のキャラクターなど、魅力的な要素ばかりでした。この作品に参加出来る幸せをかみしめながら、演じさせていただきます。
Q:今回演じられる“古手川和也”の印象、演じるにあたっての意気込みをお聞かせください。
尾上松也:古手川は、とにかく正義感が強い真っすぐな男です。自分が納得出来ないことはとことん追求して、ルールなんか無視する強い信念と度胸があります。自分も古手川ほどではありませんが、周囲になんと言われようと、思われようと、自分を信じてこれまでやってきた部分が多少はあると思います。そんな思いを役の中で上手く生かして、地に足のついた役作りが出来たらと思います。
Q:視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
尾上松也:僕自身も初めて脚本を読んだ時には、すぐに引き込まれてしまいました。全5話の中には、毎回謎と解決が入り混じり、見ていても常に頭の中で考えさせられる作品です。そして、その素晴らしい脚本をより面白く深くしてくれる最高のキャスト・スタッフの方々が揃いました。僕も必死についていきますので、視聴者の皆様には、1話もお見逃しなき様、宜しくお願い申し上げます。
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