中谷美紀×藤木直人「できしな」の余韻続く リアルに使える恋愛テクが話題、“理想の男論争”も…名場面&反響振り返り
2016.06.18 08:00
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女優の中谷美紀が主演をつとめるTBS系ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』(毎週金曜よる10時)の最終話が17日、放送された。同作は水野敬也氏による『スパルタ婚活塾』(文響社)を原案に、“恋愛弱者”というレッテルを貼られた39歳の主人公・橘みやび(中谷)が、割烹料理店で出会った超毒舌な自称“恋愛スペシャリスト”十倉誠司(藤木直人)に恋愛指南を受けながら、恋愛成就に奮闘する姿を描くスパルタラブコメディ。毎回大きな話題を呼んだ十倉が伝授するリアリティある恋愛テクニック、アラフォー独女・みやびの恋愛模様など「できしな」の名場面と反響を振り返る。
「勉強になる」「リアルに使える」“恋愛マスター”のテク&格言が話題
放送のたびに反響を呼んだのが、十倉がみやびに叩き込む究極の恋愛テクニックと格言の数々。「アラフォー女は、とにかくツッコミを入れろ!ツッコミマスターになれ!」、「まずは心に余裕を持つために、保険となる仮の彼氏=“仮氏”を作れ」、「デート中何が起きても『逆に楽しい』と思え」など、恋愛下手なアラフォー独女が男を落とすための秘策を十倉は次々と繰り出し、それを実践していくにつれ、みやびは着実に恋を発展させていく。毒舌全開でドS、性格にやや難有りな十倉だが、妙に説得力のあるノウハウには、「十倉さんすごい!なるほど!」「たしかになぁ。勉強になります!」「いや、これ本当に使えるな。確かにモテ女は実践してるわ…」「メモしておきたいテクばっかり(笑)。十倉さんに弟子入りしたい!」などみやびだけでなく女性視聴者も夢中になった。
そして“理想の相手と結婚する方法”については「逆に男を感動させろ」、「雑炊で心と胃袋をガッチリ掴め」など事細かに恋愛指南。「結婚するためのテク多い(笑)。結婚って大変だ」「いちいち勉強になる」「男の人ってこんな時に結婚したいと思うんだ」「男心がちょっとわかってきた」と話題に。
「AKKKNM(あれ?これ結果的に駆け引きになっちゃってます?)理論」、「小悪魔からリラックマ理論」「高まっちゃった婚を目指せ」といった新たなワードも続々飛び出し、「十倉さんのネーミングセンス面白すぎ」「AKKKNMってもはや略せてないw」など、視聴者を楽しませた。
“フェアリー諒太郎”or“エベレスト桜井”?女性視聴者の白熱の議論
みやびの恋模様も見どころで、年下の“フェアリー男子”橋本諒太郎(瀬戸康史)と、高校時代の同級生で本命の“エベレスト男子”桜井洋介(徳井義実)との三角関係に注目が寄せられてきた。愛嬌良く可愛気がある諒太郎は「フェアリー諒太郎」とみやびが営む美容クリニックのナースたちからも人気の存在。年下らしい“甘えん坊”な一面と、ふとした瞬間に見せる“本気モード”のギャップに「可愛いだけじゃない諒太郎くん…ハマったら抜け出せないタイプ!」「フェアリーには、放っておけない魅力があるよね。たまらん」と魅了される視聴者が続出した。
一方、みやびが高校時代に片思いをしていた相手・桜井は、仕事、年収、ルックス、性格、全てが高スペックの商社マン。シャイで堅実な性格で“エベレスト”のように難攻不落だが、みやびにとって一緒にいて安心できる存在とあり、「結婚するなら絶対桜井派!!!」「ずっと一緒にいるって考えると、胸キュンより安心感だよね」と支持を集めた。
みやびは諒太郎との恋を経て、桜井と結婚を前提とした交際へと進んでいったが、最終的にどちらと結ばれるのか、視聴者の間では最後まで「諒太郎派」対「桜井派」の白熱の議論が繰り広げられた。
みやびが選んだ選択…“本当の幸せ”が女性の心に刺さる
そして最終話では、これまでスパルタ指導を受けてきた十倉こそが、自分が最も飾らず自然でいられる相手と気づいたみやび。“師弟関係”だった2人が恋愛感情をぶつけるシーンでは「まさかの十倉エンド!」「こうきたかー」「一気に十倉さん逆転!」などの声が溢れ、視聴者にとっても予想外の展開となったようだ。これまで数々の恋愛テクを駆使してきたみやびが、結婚は努力してするものではないという結論を出したのは、「結婚はゴールじゃない。一緒になれて良かったとピークになるのがゴール」「努力するのではなく自然とそうなるのが結婚」といった周囲からの言葉が突き刺さったから。それは多くの女性たちにも共通し、「深い…。ありのままでいられる相手が最高の結婚相手だよな」「これは納得。一生幸せを感じられる人が1番」「グサグサくるわー、結婚ばっかり追い求めちゃだめだなー」など結婚観に一石を投じる形となった。
「十倉ロス」の声も ピュアな大人の恋が好感を呼ぶ
結婚への憧れを抱きながら恋に奮闘する女性の姿を、真っ直ぐに、そしてコミカルに描ききった同作は「大人の恋愛ドラマってドロドロしたのが多いけど、ピュアで笑えて切なくてずっと楽しいドラマだった」と、多くの視聴者に好感をもって受け入れられた。それぞれのキャラクターの魅力を引き立たせる俳優陣の演技も光っており、「中谷さんと藤木さんの掛け合いが面白くて最高でした」「中谷さんってコメディもハマる!」「ドSな藤木さんにもっとビシビシ言われたい!十倉ロスだわ~」と余韻が広がっている。(modelpress編集部)
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