TAKAHIRO、ファンに直接レクチャー 会場は熱気で充満!
2016.06.09 23:40
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欅坂46の振付を担当したことでも有名な世界的プロダンサーTAKAHIRO(上野隆博)が8日、八重洲ブックセンター本店にて、自身が考案した「Let's アニソン・エクササイズ~朝昼夜のダンスサプリ~」DVD発売記念イベントに登壇。エクササイズのレクチャーや、アニメ「タッチ」(フジテレビ系/1985年放送)の主人公・上杉達也の声優を担当した声優・三ツ矢雄二氏をゲストに招き、スペシャルトークショーを行った。TAKAHIROは、一瞬息をのむような凄味のあるパフォーマンスで登場し、会場を沸かせた。
誰にでも親しみがある「アニメソング」でエクササイズ
今回「タッチ」の主題歌「タッチ」、ドラゴンボールZの主題歌「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」、新世紀エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な天使のテーゼ」の3曲を収録。アニメソングは誰にでも親しみがあり、中でもカラオケランキングで上位で、誰もが聞いたことのある、知っている曲を選曲。同DVDに収録されているエクササイズは朝昼夜のコンセプトに分かれており、朝は体を目覚めさせるストレッチとウエストをひねったり、二の腕を動かしたりと気になる部位を引き締める動きを取り入れた「タッチ」。昼はとにかく動いて汗をかいて燃焼する少しアップテンポな動きを取り入れた「CHA-LA-HEAD-CHA-LA」。夜は寝ている間に筋肉が修復され形成されていくということで、筋トレを取り入れた「残酷な天使のテーゼ」と朝昼夜のイメージに合った曲で構成。また、順天堂大学の客員准教授・柳谷准氏も今回の内容は科学的に効果が見込めると検証済みである。
アニメに出てくる名シーンをモチーフにした動きを披露
会場では朝に行うエクササイズとして考案した「タッチ」のエクササイズの中で、女性が気になるウエストのくびれを意識してひねる運動や、心拍数を上げる野球部の走り込みなどの動きを直接レクチャー。会場にいるファンと音に合わせてエクササイズをし、最後はヒロイン・南ちゃんポーズで“バーン”と決めた。エクササイズを受けていたファンは10分程度のレクチャーで、じんわりと良い汗をかきまた、楽しい動きに充実した様子。会場は熱気があふれていた。アニメ「タッチ」の上杉達也の声優・三ツ矢雄二に「感無量です」
今回ゲストとして「タッチタッチ、どこにタッチ?」と言いながら登場した三ツ矢。声優の方が好きでアニメを観ることもあるTAKAHIROにとって、声優界の大御所・三ツ矢に会えたことに対し「感無量です」と胸の内を明かした。三ツ矢とTAKAHIROのトークショーでTAKAHIROは、声優で表現することで一番難しいことは?と三ツ矢に問いかけ。三ツ矢は「『笑い』の様々な表現」と答え、TAKAHIROも「ダンスも同じくクールに踊ることはわりと簡単に出来ても、『笑う』表現はとても難しい」と同感していた。
また、運動音痴でダンスは「ピルエット」「シェネ」しか出来ないという三ツ矢が、今回の為に「Let's アニソン・エクササイズ」のDVDを前日に一回だけ試し、「『ボールを取って』とか『滑り込んで』など実際に知っている動きを言葉にして動きの説明があるので、運動が苦手な僕でもとてもわかりやすく、曲も知っている曲なので、とてもやりやすかった」などと感想を述べ、「今回エクササイズをやってみて、体を動かすことの大切さを感じた。次の日の爽快感がよい」と今後、自身が主宰を務める「ミツヤプロジェクト」の生徒にも行いたいと語った。
TAKAHIROこれからの活動について明かす
「何故アニソンで作ろうと思ったのか、そのきっかけは?」と記者から質問されるとTAKAHIROは「アニメソングは日本だけでなく世界でもよく知られている。(TAKAHIROが)海外で活動していた時もみなさんアニソンがすごく好きで、世界にも通じる曲がアニソンだと思ってアニソンでエクササイズを作った」と世界でも通用するエクササイズを狙っていると明かした。TAKAHIROのこれからの活動として「欅坂46以外のアーティスト、例えば芸人の方や、男性アイドルの方の振付なども精力的に行っていきたい」と意気込んだ。(modelpress編集部)
TAKAHIRO(タカヒロ)プロフィール
本名:上野隆博/生年月日:1981年9月4日/出身地:東京都/身長:170cmプロダンサー。2006年、アメリカ・ニューヨークのヒップホップの聖地とも呼ばれる劇場、アポロ・シアター全米放送のTVコンテスト「Show Time at the APOLLO」に出場、番組史上最高記録となる9大会連続優勝を果たし、米国プロデビュー。2009年には歌手マドンナのワールドツアーダンサーを務め、アルバム『Celebration』の日本でのプロモーション総合演出も手がける。『News week Japan』誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選出され、NY Times紙では、“驚愕の表現者”と評されるなど、世界で活躍するパフォーマーとして大きな注目を浴びる。最近ではTV、CM、PV振付・出演の他、様々なダンスコンテストの審査員や司会、映画出演、エクササイズの考案など、ダンサーの枠にとどまらず活動の幅を広げている。また、トップフィールドダンスセンター主宰、大阪芸術大学客員准教授、滋慶学園COMグループの名誉教育顧問を務めるなど、教育にも力を入れている。
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